カイワレ大根栽培にまた熱中している私ですが、日本から「信用ある種子類」をいろいろ買ったんですよ。
で、それをマレーシアに転送するのに「転送屋」を使うわけですが、種子類は全部「輸出できない」と言われ「保留」になってしまった。どうするかですが、「返品」「国内に転送」しかなくて、それが出来ない場合は「破棄」となる。(┰_┰)
いつからこんな風になったんですかね。
かつては「海外転送」に問題はなかったのに。
ただどの国でも「種子類」の検査は厳しくて、海外に送る場合は「原産地証明」とかあるいは「検疫関係」のなにかの書類が必要なのが普通。
でも個人が趣味で使うような「小袋に入ったような種子」は大丈夫かもしれないとたかを括っていました。かつて何度も日本から送ったことがあったし。
またマレーシアでも「税関で止められた」ことがあって、出頭したら「検疫所」にも行かされて結局は「廃棄」したことがあります。
だから今回は「ダメ元」で送ろうとしたのだけれど、まさかの「日本サイド」で止められてしまった。
マレーシア国内では日本産の種子もその他の国々のもいろいろ売っていますが、それらは「正規のルート」から「正規の手続きを経て輸入されたもの」なんでしょう。
私が欲しかった種子もマレーシアで売っていないわけじゃないんですが、そもそも「有名な種苗店」のものではないし、マレーシアでどんな保存されていたのかもわからないし、「有効期限」の記載も無いようなものばかりで、当然、「発芽率の保証」なんてのもなくて、「ちゃんと育てばラッキー」みたいな感じなのね。だから日本からちゃんとした種子を得ようと思ったのですが、それは不可能。
ま、しょうがないですね。
マレーシアはマレーシア流でやるしかない。
今回、廃棄することになった種子は「カイワレ大根（ルビー種）」「大葉」「三つ葉（白茎）」「ブロッコリー」ですが、「三つ葉（白茎）」だけはマレーシアで売っていないのでがっかり。また「三つ葉（白茎）」はかつて日本からの種で何度かトライしましたが、なぜか「途中まで育ってそこで止まる」のね。これが残念で「リベンジ」しようと思ったのですが、それは叶わなかった。
ここまで育ってそこで止まる不思議な「三つ葉（白茎）」。私は三つ葉が大好きで、常時欲しいとは思いませんが、ここぞという時はやっぱり欲しいのね。だから時々「日本からの空輸便」を買いますが、ゴールドコースト時代は「大量に周年栽培出来ていた」のに本当に残念です。
今、現在、マレーシアのShopeeで入手した「カイワレ大根（ルビー種）」と「豆苗」を育てています。カイワレ大根も前よりかは良い感じ。
やっぱりマレーシアでは「水がすぐに悪くなる」のは間違いがなくて、そこで今回トライしたのは「多くの水を使い、頻繁に交換する」のではなくて【水分保持力があり、通気性も良いバーミキュライト（主に土質改良用として使われる）】という石を高熱で焼いて作られる「培地」がたまたま我が家に残っていたのでそれを使ってみました。水ですが「培地が湿っているのを維持する」程度で、「水が貯まるようにはしていない」方法です。これのほうが今までのやり方より良さそう。
「カイワレ大根（ルビー種）」はいわゆる白いカイワレ大根じゃなくて、茎がピンク色のカイワレね。これは今やっと収穫にまでなったけれど、前のカイワレ大根とは種が違うのか、今回のやり方が良いのか、今までとは違って良さそうに見えます。
これで良しとしますかね。
そして「豆苗」ですが、マレーシアでは「豆苗」としての種子は売っていなくて、そもそも豆苗とは「えんどう豆の若菜」ですが、何種類もあって何がなんだかわからないものの「Canadian Speckled Pea」と呼ばれるものをShopeeで買って栽培しています。
これも「育ちが遅い」感じはあるものの順調に育っています。収穫までにあと1週間か10日ぐらいですかね。
ところが調べてみると「冷涼な気候を好む」らしく、栽培最適温度は「カイワレ大根よりも低い」のね。「育ちが遅く感じる」のはそのせいかもしれない。それは上に書いた「三つ葉」も「涼しい気候を好む」のは同じで、マレーシアで栽培して「途中で止まった」のは気候のせいかもしれず、この豆苗もしっかり育つかどうかはわからない。
我が家はみんな豆苗好きですが、豆苗の炒め物ってレストランで食べても結構高いし、スーパーで売っている豆苗も良い値段するのね。だからそこそこ大量に買うにはケチな私は躊躇してしまうわけです。（笑）
でも種から育てると「激安」なんてもんじゃないし、豆苗が面白いのは「収穫後にまた芽が出てくる」のが普通で、３～４回は収穫できるのね。育てるのも簡単だし、今のところはマレーシアの気温でもどうにかなりそうで楽しみです。
やっぱりカイワレにしても豆苗にしても、「毎日変化がある」わけで、見ているだけでも可愛いと思うし、面白い。
