AI搭載ロボットの「進化スピード」がエグい

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AI搭載ロボットが「ちゃんと使える状態で世に出てる」のを楽しみに待っている私ですが、生きているうちにそこそこのロボットと出会い、手に入れられるような気がしてきました。

それだけ「進化スピード」が早い。

今注目されているロボット製造会社の中に「Figure社」がある。すでに上場して6兆円の規模になった会社で、この会社って出来て3年目でそこそこのロボットを作り上げた。トップは30代の青年で、すでに過去に2社を起業して、これまた凄いスピードで大きくしたという実績の持ち主。

つい最近、この会社のロボットが「人間が走るスピードより速く走る」ことが出来るようになったようで、それの映像が漏れ伝えられている。なぜ「スピード」が重要なのかは「他社のロボット」を見るとすぐに分かることだけれど【動作が遅い】のね。歩くスピードも遅いのが普通で日本で開発されているロボットも同じ。もちろん手の動きを含めた動作が遅い。

でもま、「早くない」理由もあると思っていて、「早く動くと危険である」のは間違いがないし、微妙な動きをさせるのに重要なのは「正確さ」であってスピードではないというのが【現状】なんでしょう。でも実際に使う場合は「スピードは無視できない」のはわかりきったこと。

Figure社は今の時点でこういう動きができるロボットを開発している。ここでのポイントは「どう動くべきか自分で考えるロボット」だということ。

これはすでに大量出荷できるとのこと。1台、1200万円ぐらいらしい。大量生産されればもっと安くなるであろうことは「自動車」と同じ。

この動画を2.5倍速で見ると「ちょうどよいスピード」の様に思えるし、最終的にそのスピードがでないと「使えない」感じがする。

ロボット開発というと、かつては「一つ一つの行動を覚えさせた」わけで、ロボットが自分で状況を把握して「どうやってやるべき手順を考える」タイプではなかった。これは「単純作業」だからそれでもよかったわけで、でも今では「自分で思考できなければ汎用な仕事はできない」とされていて、そちらの方向で開発が進み、Figure社のロボットのそのタイプ。

これはAIの発展も同じで、今では人間より強い「将棋AI」だけれど、かつては「こういう場合はこうする」という膨大なデータを覚えさせていたけれど、「それでは将来はない」と考えた人たちは「ルールを教えるだけで、どういう時にどうするかは自分で考えるAIに変えた」とのこと。そして今の「人間より強いAIが出来た」わけで、人間には想像もできない「手」を打つと言われている。

汎用型のロボットは「健康に良い果物を持ってきて」という指示を受けたら、「果物はどこにあるのか」「健康に良い果物とは?」「その果物があるのか」「それをどう掴み、どう運ぶのか」を自分で考えるわけで、当然、家やキッチンの構造、そこにある障害物なども全てスキャンして調べて自分で動くロボットじゃないと使えない。

そういうロボットを開発することが重要だと若きFigureの創業者は言うし、そういうロボットが「民生用」として世に出てくるのに「長い時間は掛からない」かもしれない。また「未知の場所に行ってタスクをこなす」、つまり「宇宙探査」にも変えるようなロボットは2026年中には出来るだろうと豪語している。

人間より「汎用人型ロボットが多い」時代は5~7年で来るだろうと。そしていつの日かFigure社はアップルの200倍の規模になると。

どうなるかは誰にもわからないことだけれど、そういう「未来」を見つめてまっしぐらに進む「スピード」が凄い。少なくともAI搭載汎用ロボットの市場は「自動車産業」より大きくなるのは間違いないと思う。

ロボットは他の惑星に行き、その資源を使い「同じロボットを製造し増殖させ、銀河に広がるだろう」とまでいう。嘘みたいな話だけれど、今までのAI、ロボティクスの進化自体「嘘みたいな話」で、そんな未来も来るかもしれない。

Figure社のサイトはこれ。

FigureAI

Figure is the first-of-its-kind AI robotics company bringing…

ナスダックに上場したのは2025年9月で、こんな値動き(2025年12月7日現在)。この株価を見る限り「皆が期待するスーパープレイヤー」の感じはない。

でもXXXX株ぐらい買っておいて、「忘れる」なんてのも良いかもしれない。

 
 
 

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