AIによって働く人間が極端に減る時代は必ず来る?

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【進化】は必ず来る — AIとロボットが変える未来

AIがこれからも賢くなり、そして広く普及する未来に何が起きるのか。

それを考えるのってSFの世界に踏み入れるのと同じで「馬鹿らしい」感じはあるのだけれど、今のPCにしてもスマホ、あるいはスマートウォッチにしても、私みたいなジジーに言わせればもうすでにSFの世界。(笑)

私よりもっと年上の人達、今、生きていれば100歳以上、150歳みたいな人からすれば、ロケットやジェット機、新幹線も「信じられない」はず。

【進化】とはそういうもので、視野を広げて世の中を俯瞰して見ると、やっぱり【信じられないような未来は必ず来る】と思うんですよ。

その中心はやっぱり【AI】であり、【ロボトロニクス】だと思うのだけれど、優秀なAIを搭載した人間と同じ様に動くヒューマノイド型のロボットの出現はまだ先の話にしても、「AIの普及」によってすでに起きていることから「近未来を想像」するのは難しくないと思う。

仕事がなくなる時代と、ベーシックインカムの幻想

【働く人がいなくなる】

これが起きると思っています。「いなくなる」というより【必要でなくなる】という方が良くて、そりゃ「一切、いらない」なんてことはないにしろ、「単純なデスクワーク、高度でも決まったデスクワーク」をしている職業の場合、「AIがその場所を取る」のは間違いがないと思うんですよ。

またAIを搭載したヒューマノイド型のロボットは先にしても、「今までよりは高度だけれど、単純である作業をするロボット」の普及はかなり速いスピードで進むはずだし、ドイツのBMWは導入を始めているし、アマゾンのロペスも60万台のロボットを導入すると言っている。

また私の次男坊は公認会計士で監査法人で働いていますが、「この業界はAIとの相性が良すぎて、かなりヤバい」といつも言っています。

他の業種でも「若者の採用が減っている」ところはすでに多くなっているようで、「新人に頼むよりAIに任せたほうが早いし正確」、そして「何度でもやり直しが出来る」「24時間、365日使える」「一切文句を言わない」、そして【安い】という非常に大きな利点がある。

人間が要らなくなることはなくて、「新人を育てる必要がある」のは間違いがないにしても、それを【自社】で【お金をかけて】【大人数】使うことはありえないのが【すでに起き始めている】ことのはず。

これは40代50代の中間管理職も同じで、「AIに任せたほうが確実」なケースは増えるはず。ここも重要で、「若者は要らない」時代になったにしても、【AIを使いこなせる若者】は話が別で、そういう若者に「AIを使えない年寄りは追い出される」ということも起きるはず。

そんな「仕事がない時代」が来たらどうなるんですかね。

それは「良いことだ」という論者もいて、「その頃にはベーシックインカムの時代」になって働かなくても良い時代が来るだろうというけれど、一体誰がその「費用」を出すのか。私にしてみるとベーシックインカムって「失業手当」「生活保護」と同じ範疇だと思っていて、何百万人、何千万人に「十分な所得を保証することは不可能」にしか思えない。

「税収でまかなう」にしても、税金が高ければ「少人数で稼げる企業は税金の安い海外に出ていく」んじゃないですかね。

また「働かずとも最低限の暮らしはできる」ことで人は幸せを感じるのかどうか。

また人の持つ「承認欲求は非常に強い」から、もし裕福だとしてもそれが満たされないと人は「攻撃的」になったり、そういう人達を含めた「満足できない人達」は必ず【デモや暴動】を起こしたり、【反政府活動が活発】になったり、世の中を混乱させる要因になるのは間違いないと思う。

AIによる【変化】がサンフランシスコでは顕著に現れているようで、サンフランシスコを拠点として事業を進める×btraxCEO Brandon K. Hill氏と幻冬舎 箕輪厚介氏の対談が面白い。

今は「価格格差」が問題だけれど、「承認格差」が表面化して問題になる時が来るという考え方は面白いと思った。「自分に存在価値があるのか」に疑問を持つようになると幸せとは思えないケースは間違いなくあるし。

「働かないで裕福になる」という私のお馬鹿な理想

「働かないで良い時代が来る」なんて、幼い頃からの「それが夢だった超怠け者の私」としてはワクワクするなんてもんじゃないし、そんなことを口に出したこともないのですが、【その時こそ、本当に自分がやりたいことが出来る】し、素晴らしいと思う。

でも「最低限の生活しか出来なくてもよいのか」となると、そんなのは絶対に嫌なわけで、それじゃやりたこともできない。だから「働かなくても裕福で、自分がやりたいことだけをやる」のが私の理想でした。本当にその本音を私は口に出したことは今までに一度もないのだけれど、幼い頃から真剣に考えていたのは「そういう将来」でした。バカだよね~。

それには「不労所得を得る」しかないわけで、若い頃は「元金を作る」ことだけを考えていたし、ある頃からは「それの運用」を重視したし、この20年は「稼ぐ+運用する」の二刀流の攻め方を考えるようになって今に至る。

それが成功したかと言うとやっぱり成功にはほど遠くて、でも「秀でた能力があるわけでもない」「怠け者丸出し」「小心者」「優柔不断」な私がどうにか生きてこれたのは「運が良すぎた」とは思っています。

つまりこの程度なら誰でも出来るはずだと思うから、そのノウハウを子どもたちには絶対に伝えたいし、ブログにも書いているわけです。

でもそれさえも出来ない人達が多いのはなぜなのか。

その理由は簡単で「自分には出来ない」と信じ込んでいるからだと思う。また「やろう」と決心しても簡単に考えていたらうまくいくものも駄目になるのは当たり前。

「稼いだら何をしたいか」が大事なところで、「その止めることが出来ない強烈な思い」があるから一歩踏み出せるし、諦めずに進めるのだろうと思う。

危機を乗り越えるための発想の転換

「何をするか」はそれこそ人それぞれで、趣味の世界を突き詰めるのも良し、ボランティアに没頭するのも良し、社会貢献を目的とするのも良くて、それを「他人がどう評価するかは関係ない」と思う。「自由であること」が重要だと思う。

でも裕福になると「目立つことをしたい」「地位や名声が欲しい」と考える人も多くて、でもそれはそれで一向に構わないと思う。好きにすれば良い。

とにかく「やりたいことが出来る状態を作る」のが重要で、【AIによって職を奪われる】という危機が来るにしても【それを逆手に取る発想】がこれからは重要になると思うし、「AIが作る未来、その状態に反発」しても意味がないと思う。また「ブルーカラー、職人の世界」はAIやロボットによる代替が難しい世界でもあって、【手に高度な職をつける】のも重要になるんじゃないですかね。でもそういう世界にもいつかロボットは入ってくる。

どちらしても対応策を考え、準備していなければ生き残れないんじゃないですかね。

また私達は「生き残れればそれで良い」わけじゃないし。

面白い世界になりそう。

でもそれはきっと「一面」だけで、奥深い問題が次から次へと出てくるのだろうと思う。

私はそんな時代に流行るのは「超田舎に住んで自給自足で生活する」「そういうコミュニティーが多く立ち上がる」と思っていて、そしてそれがまた「そこでの生活体験が観光の目玉となる」時代も来ると思っていて、【投資で食う+田舎生活】が大流行する時代も来ると思う。

「AIの使い手」になる必要性

ただ私が思うに、どんな生活、仕事を選ぼうと「AIから離れて生きることは出来ない」と思っていて、というか「離れるべきではない」と思っていて、【AIの使い手になる必要がある】と思っています。

それは歳をとっても同じで、いや、年寄りだからこそ「AIの助けを得る」事が重要だと考えています。

今現在の私はやっと検索にAIを使うところから、「アイデアのやり取り、壁打ち」をするようになったものの、【AIが私のことを理解していない状態】であるのが問題で、【私にあった考え方】をAIがするのは難しい状態。

でも最初に「前提」を読み込ませて、それに沿ってAIが答えを出すようにしていますし、そのやり取りは全て記憶させているので、「ただ単にチャットで話をするよりかは良い」にしても、まだまだこれからです。

「使えるAI」を育てるということ

先程ユーチューブのAI関連の動画を見て驚いたのですが、彼は「日頃の会話」までも録音してAIに読み込ませているのね。

前にも書きましたが、ホリエモンは「ホリエモンAI」を持っていて、メールの返答や書き物もやらせているという。当然、AIはホリエモンの書籍や講演、対談、あるいは雑談までもデータとして読み込んでいて、ホリエモンの思考方法とか、彼が何を大事にしているか、何を排除しているかもわかっているはず。だからAIに文章を作らせると「ホリエモンが書いた文章」に非常に近くなるということなんでしょう。

それも繰り返して変更するところは変更を積み重ねるうちに「AIはもっと深く理解する」ようになるわけで、それで初めて【使えるAIになる】のだろうと思っています。

私も早くそこまでAIを使えるようになりたいです。

こんな「AIを使いこなしているであろう人」の動画を見るのも勉強になると思うし、是非、私もこんなレベルに到達したいと思っています。

でもそれで「お金儲けをしようとか、仕事をする」という意味ではなくて、「この程度の使いこなし」は【誰でもが出来て当たり前の時代に必ずなる】と思うから。今の子供達が育つ頃には「皆がAIネイティブになっている」と考えて間違いがないと思うし、【PCもスマホも使えない、持ってもいない人】と【それらを使いこなす人】との間には大きな違いがあるような時代になるはずで、そんな中で「取り残された感」を持ちながら生きたいとは思わないから。

私は「年寄りだからこそ面白いAIを作れる」と思っていて、何十年も生きてきた中での経験やノウハウを理解しているAIは、若者が作るAIとは「厚みが違う」はずで、当然それは現代の主流の理論や考え方にプラスされるわけだから、良いんじゃないですかね~。

結局「AIはまだまだ使えない」と感じるのは、【AIを育てずに使うからそう感じるだけ】だと思う。

それは仕事や企業がAIを導入するのも同じで、「Chat GPTにアクセスできるようにした」だけで何が変わるわけでもないんでしょう。

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