MM2Hボランティア

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マレーシアに渡ってくる、あるいは渡ってこようと計画しているロングステイ目的の方々の為にどうにかお手伝いを出来ないかと頑張っている人たちがいますね。私はそれは素晴らしい事だし、これからもどんどん続けていくべきだと思います。

面白いのは、その方々の好意をよく思っていない方々も少なからずいるということ。

私のほとんどの情報はインターネットの中で集めたもの、あるいはこのようなブログを通して知り合った方々からのメールによる情報でしかなく、マレーシアで実際にどういうふうになっているのかはわかりません。

でも、大体検討はつきます。オーストラリアでも同じですから。

★ 困っている人たちを助けるのは当たり前

★ 自己責任を理解しない人が増えるばかりだ

この二つが対立している構図ですね。私としては双方とも理解できるのですが、双方とも行きすぎの面を感じる事があります。

困っている人を助けるのは良い事ですが、その究極の目的はその困っている人たちがいつか自分の足で歩いていけるようにすること、そして全ては自己責任だと理解してもらう事だと私は考えています。しかし、そのことがおざなりになっているように少なからず見えて来ます。助ける事がその困っている人達のためではなくて、自分の生き甲斐になっている、自分の自己満足になっている様子が見えてくるのです。これは非常にうまくないと思います。

誰のためのボタンティアなのか。ここがポイントだと思いました。

またこの良いことばかりいうボランティアに危惧を抱く人たち。私の基本的なスタンスはこちらに近いのですが、私自身はボランティアを否定することはないし、本当に困っている人たちが自分で歩いていけるためにボランティアの方々は頑張っているのであれば全く問題がないと思います。また、良い話を並べるのも、背中をもう一つ押してくれれば決心が付くんだという方々が現実的には多い中で、そういう人たちがマレーシアへ渡ってくるきっかけを作るのも良いことだと思っています。ですから、双方とも責め合う必要は全くないと思うのですが、どうなんでしょうか。

ここで、一番困る人とは誰かというと、実際に何も考えずに来てしまう人。あの人達がいれば大丈夫だと簡単に信じてしまう人。誰かがどうにかしてくれると疑っていない人。

こういう子供みたいな人がいるから善意も逆効果になることがあるんでしょうが、こういう人たちには何を言っても無駄だと私は考えているんですよ。可哀想ですが、自分で感じで、経験して、理解して、生きていくしか無いと思います。

かつての豊田商事、近年のライブドアの株とか、いろいろありますが、まともな人はそれらに危険を感じていたはずですし、私は善意の第三者だ、騙されたと騒ぐ人に同情する気は全くありません。歳を取っていても、今まで組織に守られ、あるいは地域や国に守られ、自分で何かを決めて行動し、その責任を自分で取るということを知らない人がいるのは事実だと思います。歳だけ取った子供達。その人達は海外に出て初めて現実を見ることになるのかもしれませんが、それはそれでいいことじゃないでしょうか。それもまた勉強。

財産を失うこともそりゃあると思いますよ。でも自分がそれを知らずにノホホンと生きてきたことの代償はそれだけ大きいということをまた知るべきだと思うんです。

誰がなんと言おうと、誰が助けようと、助けまいと、最後は自己責任。これしかないと思います。

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