アクセスログって何ですか?どこまでわかるのですか?という質問を頂きました。
こういったブログやホームページをやっている人はたいていアクセスログをチェックしております。
アクセスログってなに?ってことになりますが、これは検索でもして正確な知識を身につけていただきたいと思いますが、簡単に説明しますとこういうことです。
自分のPCでどこかのブログにアクセスしたとします。するとアクセスされた側のホストでは、どの時間に、どこから、誰が、どのルートで、どのページにアクセスしたのかという足跡が残るんです。これは私がやっているということではなくて、このブログがあるホスト。つまりDTIBLOGのホストコンピュータにそういう機能がついているわけです。
これの用途はいろいろ考えられますよね。例えばハッカーがアクセスして悪さをしようとすれば、その足跡も残るわけですし、どのページのアクセスが多いか知ることが出来れば、見に来る方々の趣向やニーズもわかる。地域がわかればその地域に特化した新たなコンテンツを考えることもできる。またどこのリンクから飛んできたのかわかれば、そのリンク元を見ることによって、同じようなところにリンクを張ってもらうようにすれば、宣伝効果も上がり、アクセスが増える。
まぁ、お遊びのブログは別にして、仕事でブログやホームページを持っている人や企業、団体は多いわけで、自分のページにどういうアクセスがあったのか知ることができれば、それを今後の改良や、販売戦略の元にできるわけです。これは非常に大切な情報となります。
そのようなアクセスログというのは、外からアクセス出来るようになっているホストコンピューターには着いているのが普通で、それをこのようなブログでもそのオーナーが利用できるようなサービスを提供しているのも普通です。
ただどこまでの内容をブログオーナーに提供するかというのはそのサービスプロバイダが決めることで、我々にはどうしようもありません。ホームページにカウンターが着いていることが多いですよね。今まで累積何人が訪れた。本日は何人だとかわかるようになっている。あれもそのようなアクセスログからデータを取り出して表示させているわけです。
ただ、これはあくまで足跡であって、アクセスしている人がどこのどういう人かと言うことまでは当然わかりません。
また、このブログでも細かいことがわかるわけではなくて、誰がどのくらいの頻度で見に来ているかという事もわかりません。ただ、毎日の人数とか、お気に入りから来たのか、あるいはどこかのリンクを伝って来たのか、あるいは検索で来たのかということが、時間別、日にち別にわかるようになっている程度です。
細かいことはわからないにしても、おおざっぱな読者の方々の傾向を知ることが出来ると言うことです。
ただ、このアクセスログのRAWデータ。生データとでも言えばいいのでしょうか。いわゆるホストコンピュータにどんどん溜まっていくアクセスログデータですが、かなり細かいデータが入っているのが普通で、アクセスした人の名前こそわかりませんが、その人のIPアドレスもわかるようになっています。これはインターネットに接続されている全てのホストにそういう機能がついていると言っていいと思います。貴方が何時何分にどこのページを見て、その後どこへ移動して、そこで何をしたかというのは、それぞれのホストコンピュータに全て記録されていると言うことです。
ただし、このようなブログではその生データにアクセスすることは許されておらず、このブログサービスをしている会社が、この程度のデータを出せばいいだろうという決めに従って出しているものを我々が利用するという範囲に留まっています。
ですので、個人データの流出??なんて大げさに考える必要はありません。
こんな程度の説明でいいかな・・・・