オバマ氏就任式 カウントダウン開始

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さて、オバマ氏の大統領就任まであと一週間ですね。この一週間は私にとってかなり緊張した一週間になりそうです。

就任後どうなるか私が考えていることをまとめてみます。優先順位は私が考える起こるであろう順番。

1 爆弾宣言もなく、今までオバマ氏が述べてきたことを繰り返すだけで、何も起こらず。マーケットはオバマ氏期待で直前まで上がる方向かもしれないものの、就任後材料出尽くしとなって反落。

2 今までに想像もしていなかった政策が就任後発表され、マーケットが混乱する。

3 中東戦争勃発。ドルは上がり、金、石油も上がる。

4 ノースアメリカンユニオン構想の発表。欧州共同体の北米版。カナダ、米国、メキシコが統合し、新通貨アメーロの発行。ドルは暴落。金は上昇。日本マーケットは暴落。

5 デフォルト宣言。ドルは暴落。金は上昇。世界は大混乱し、日本のマーケットは未曾有の大暴落。

6 日本も含んだ世界が喜ぶ政策を発表。マーケットはそれを好感して上昇。ドルも上昇。

私が可能性があると思っているのは3番まで。気になるのは4番5番でこれが起きるとかなりうまくない。で、4番5番にどう対処するのかというのがこの一週間の仕事。

起きる可能性が少ないことに大きなコストを掛けるのはバカらしいので、起きた場合の費用対効果が高い方法をとる。それは前にも書いたようにプットオプションの買い。何も起こらない場合マーケットは逆に動く可能性もあるので、50%ぐらいの損失は覚悟する必要があるけれど、もしまさかの4番5番が起きた場合プットオプションは何十倍に暴騰する。この安心料は決して高くないと思う。

ドルが暴落する可能性を考えると通貨オプションも良いかもしれないけれど、私は通貨オプションの売買が出来る状態ではないので、やるとなれば円の先物オプションのコール買い。しかし、3番の中東戦争が始まればドルは上がると読めるわけで、その場合、オプションの値下がりは大きくコストも大きくなってしまう。従って今回は通貨はいじらない方針。

911の同時多発テロの時にも、事前にマーケットに不審な動きがあったのは言われていて、飛行機会社の株式の空売り残、プットオプションの出来高が異常に増えたと言われている。つまり、何かが起きることを知っている人達はその情報を利用して一攫千金を狙える誘惑に勝てず、マーケットに手を出すのだろう。今回のオバマ関係ではテロ以上に回りには事情がわかる人間は多いはずで、爆弾宣言があるとすれば必ずそれは事前にマーケットに動きとして出てくるだろうと私は考えています。戦争勃発も同じかも知れない。

どのオプションを買うかと言うことでは、私は日経225のプットオプションが第一。なぜかというと、爆弾宣言を行った場合、それが米国に取っていい話なら米国市場はそれを好感するだろけど、世界市場は暴落するはずで、米国内より海外への影響という視点で考えた方が動きはわかりやすいから。

私の場合は米ドル資産があるので米ドルの急落は真っ青なわけだけれど、ではそれをヘッジするために米ドルをいじるということはしません。もし事が起きて米ドルの急落があったとしたら、その分を他のわかりやすい、効率の良い方で利を出して、損を埋めるという考え方。

就任式までウォッチングする対象としては、

● 米国国債と米ドルの動き

先物が大きく売られたりプットオプションの買い残が増えたらかなりヤバイ。これは日本沈没の前兆ととらえるべきだと思う。

さて、日経225のプットオプションを買うにしてもそれはいつ、どのくらい、そして就任式後いつ撤退するか。

私は来週の月曜日。就任式前日の19日を予定。きっとオバマ期待でマーケットは上がる方向だろうと思うし、つまりプットオプションは安くなる。どの程度の規模かはどの程度ヘッジしたいのか、あるいはこれをチャンスにギャンブルして儲けたいのかによるわけだけれど、私としてはヘッジ対象の50分の1の金額を目安にしている。撤退時期は、事が起きればマーケットを見ながらになるが、何も起こらない場合、1週間をめどとして、つまり翌週の米国のマーケットが開いた時点で平穏なのを確認後撤退。日本時間で言うと27日。長期で持つとオプションはどんどん値下がりするので何も起こらなかったと判断できれば即時撤退。ただし、ことが起きた場合の値動きは2月限のオプションが最大になるのだけれど、2月限ほどではないものの、その分長く持てる3月限を2,3週間ホールドするのも作戦の内には入れたい。6:4ぐらいで2月限、3月限とするのもいいかもしれない。

一番困るのが急激な動きは起きず、ダラダラと米ドル安、そしてマーケットが下がること。これに対処するには先物しか無く、コストが10倍以上掛かるし、精神的にそれを維持するのが難しい。また、オプション買いのように思惑がはずれても少額の損。思惑通りの場合何十倍に化けるということがないのでヘッジとしてはかなり不利。

私としてはまず95%の確率でたいしたことは起きないと思うのだけれど、逆を言えば5%の確率で大損するというのは大きすぎる確率なので、どうにかしたい。

ちまたでは何かが起きるはずだと言われているけれど、どうなるんでしょうかねぇ。何も起こらないといいなぁ。

就任直後に何も起きないにしても、今後のことを中期的に考えると、前に書いたようなこういう時期なのに金が安く放置されているチャンスを逃すべきではないと思う。ただ金投資で困るのは金投資をしても保持しているだけではなんら利益を生まないということ。遊び金をつっこむのを投資とは呼ばないわけで、中途半端にやるならやらない方が良いと思う。

金投資と言っても当然現物を持つわけではないので、金の現物は貸し出しするような形になって金利に相当するものが着く商品もあると聞くけれど、私はそれを知らない。5%でも着くのなら本気に考えても良いと思うんだけど・・

しかしいつも思うことは、毎日コツコツと溜め込むのは出来ても、大きなうねりが来ると何も出来ない無念さ。川の流れに身を任す落ち葉の歳になっては来たけれど、このまま終わりたくないなぁ。

ということで、いざ戦闘開始!!

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