明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。

今年は激動の年になりそうですが、どうか大きな波乱もなく、皆様も元気で幸多き年になることを願っています。

去年の暮れに去年の総括をしませんでしたが、2008年は私にとっては大きな転機が訪れました。家庭内でいろいろ頭の痛い問題が起こり、それでドタバタしている間にマレーシアに行こうかなんて話も出てきて、そうこうしている内にこの経済危機。一度にこれだけ重大な事が起きた年は今までに無かったかも知れません。今の時点ではどれ一つ解決出来ていません。

さて、今年はどんな年になるんでしょうか。

私は長期予想というのが全くできませんし、また、長期予想というのものをそもそも信用もあてにもしていません。こればかりはどんなに勉強しても私には無理だという結論が私の中で出ています。

世の中の長期予想ができないにしても、自分の生き方の長期予想、あるいは長期の計画は立てられるわけですが、これとて自分だけでどうなることでもなく、常に世の中の経済動向に自分も左右されてしまうという浮き草的な生き方は今後も変わらないと思います。

そういう影響を受けないですむ生き方をするという生き方そのものを変える未来計画が立てられれば良いのですが、それはまだまだ無理そうです。

マレーシアを今後生活の拠点にしようと考えているわけですが、物価の安さ、そしてMM2Hに取っては無税という大きな特典がありますので、マレーシアの生活に心身共に慣れることさえできれば、マレーシア行きのメリットがあると思います。ただ、なぜマレーシアを選んだかというのは、消去法で選んだだけのことで、マレーシアが好きで好きでしょうがなくて移ろうというわけではありません。ここが私の中でちょっと引っかかる部分でもあります。

好きであること。これって感情なわけですが、やっぱりこれは非常に大事だと思うんです。いくら理屈で良いと思っても感情がどう動くかは別問題。逆に感情としてマレーシアじゃなければ駄目なんだと思えたとしたら、様々な問題が出てきても乗り越えられると思うわけです。

結婚と同じだろうと思っています。

そういう意味では、マレーシアを選んだのはお見合い結婚みたいなもんでしょうか。愛情はあとから着いてくるのか、それとも我慢するようになるのか、それとも別離を選ばなくてはならないときが来るのか。

でもま、難しく考えないことにしています。マレーシアに移住するわけでもなく、帰りたくなれば帰れる状態で行くわけですし、いわゆる長期滞在でしかありませんから。

ところが、まさにこういう中途半端な気持ちっていうのが一番駄目であるとも考えています。駄目なら別れちゃえば良いと思ってする結婚が長続きするわけもないですから。

やっぱりいつか壁にぶち当たるときが来ると思っています。それが経済的理由か、マレーシアという環境なのか、それとも人間関係なのかわかりませんが、何があってもその壁を乗り越えてやろうという気構えが無ければ乗り越えられる壁も乗り越えられないのが人生だと思います。

そこで大事なのは人間関係かな、という気がします。ただ私は性格的に長いものに巻かれろ的な生き方、日本的な常識を押しつけられるのも嫌だし、そして何よりも嫌いなのがいわゆる日本人的村社会ですから、なかなか難しい物があると思います。日本人社会にはどっぷり浸かることはやめようというのが私と女房も同じなのですが、そうは言いながらも、やっぱり外人は外人で、心のヒダヒダをわかり合うのは難しいとも思うのです。

日本人とはうまく付き合えない、外人とは物足りなさを感じる、なんか変な人間になってしまったような気がしないでもありません。でも今までの経験ですと、外人との付き合いは楽ですし、楽しい思い出しかありません。心のヒダヒダに関しては、韓国人、インド人、東欧(ポーランドなど)とは結構合うのがわかっています。そういう意味で楽しみなのはマレーシア人。合いそうな気がしています。中国人に関しては台湾人はOKですが、大陸からの人とは難しい感じがします。ゴールドコーストにはマレーシア系、シンガポール系、インドネシア系、香港系と様々な中国人がいますが、まぁ、何と言いますか、私にはちょっと難しいです。苦手かな。皆さんパワーは凄いんですが、反面その一方的な自己主張に私は負けてしまうって感じでしょうか。個人をそういう大きな括りで囲って判断するのは良いことではないのがわかりますが、やっぱり日本人には日本人独特の傾向があるのと同じように、他国の人にもある種の傾向あるのは間違いがないと思います。

でもやっぱり日本人村社会の中にはどっぷり浸かろうとは思いません。まだマレーシアへ行ってもいないのに、もう今の時点でマレーシアにはしっかり日本の村社会が存在しているのがはっきりわかりましたし、陰湿さがそこにあるのももうすでに気がつき、そして体験しました。それを考えただけでも気が重いです。ゴールドコーストでは私自身はそういう渦に巻き込まれたことは一度もなく、嫌な思いもしたこともないのが面白いと思います。

女房がそういう人間関係には弱いタイプですので、日本的村社会とは適度な距離を置いてお付き合いするのが良いだろうし、女房を守ってやろうとも思っています。また自分達が巻き込まれたくもないですが、回りにそういう事が起きてる話ももううんざりで、聞きたくもありません。

やっぱり何と言っても基本は家族ですが、今まで子供のことばかり考えて生きてきた私がこれから女房と二人だけでどう生きていったら良いのかも実はわからないのです。マレーシア行きの不安は、マレーシアに対する不安と言うより、女房と二人だけの生活、そしてまだ大学生の二人の子供をオーストラリアに置いて行ってしまう事の不安の方が大きいです。

そういう意味での、新たな人生のスタート。それが今年の最大の出来事ということになるのでしょう。

気持ちとしてどこに住みたいかというのはこのブログにも何度も書いていますが、それは日本です。月日が経てば経つほど日本に住みたいという気持ちが強くなります。東京生まれの東京育ちで故郷と呼べる場所はないのですが、やっぱり日本が一番好きです。その次がゴールドコースト。その次がグアム。

マレーシア?それはこれからの話で、今は好きでも嫌いでもありません。さて、どうなりますか。

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