マイレージオタクのタイムシェア利用法

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飛行機会社のマイレージプログラムに興味の無い人は読まないでください。頭が痛くなるだけです。ただこの利用法を紹介した日本人は私が初めてかもです。裏技です。

私のようなマイルオタクはいかにマイルを貯めるか、あるいは安く買う方法がないのかどうか、いつもそんなことを考えています。当然海外にもそういうオタクはたくさんいて、年間5万マイルあればいいやという人から、いや50万マイルは欲しいという空を飛んでばっかりの人もいる。

で、私としてはマレーシアに渡っても、日本やオーストラリアとの行き来があるし、あちこち行きたいという願望が強いわけですから、JALのマイルにしても年間20万マイルから30万マイルぐらい、手に入るものなら是非とも欲しいわけです。

マイルを稼ぐには、自分でお金を出して飛ぶ事。そして皆さんがやられている方法ですが、クレジットカードを使って貯める。そして、これはほとんどの方が知らない事ですが、ポイントを買う方法がある。で、今日はその買う方法の話です。

覚えている方なんかいらっしゃらないと思いますが、前に、マイルを大量に買う秘密の方法があると書いた事があります。その時はお茶を濁してはっきりか書きませんでしたし、今ではその道も閉ざされました。要は、マイルは直接買えないけれど、お金を出せば買えるどこかのポイントを買って、それをマイルに交換するという方法があるわけですね。

で、その一つの方法として、ホテルグループの一つであるスターウッド(SPG)のスターポイントを買うという手があります。今は一人一年間に20000ポイントだけ買う事ができます。1ポイント3.5セントですから700ドル。この20000ポイントは一度にマイルに交換すると5000ポイントのボーナスがつきます。つまり、25000マイルが手に入る。単価はいくらになりますか?25000マイルが700ドルですから。1マイル2.8セントです。1ドル100円としても2円80銭。

もしこれを高いと思う人がいらっしゃったら、その方もここまででこれ以上読む必要がありません。

私にしてみますと、この値段って驚異的に安いんです。私としては1マイル3円というのが一つの基準なのですが、もし3円で買えるなら、25000マイルどころか、10万マイルでも欲しいです。10万マイルって30万です。高い?

これって怖ろしく安いんですよ。

私がついこの前、日本、香港に行ってきた話をこのブログに書きましたが(これがその日記)、その時の航空券はもちろんJALの特典航空券です。マイルで手に入れた物。

ブリスベン - 成田 - 香港 - 関空 - 成田 - ブリスベン

ビジネスクラスです。成田から香港までは運良くファーストクラスにインボラアップグレードしてもらいましたが、これをお金で出して買うといくらぐらいだと思います。今、ちょっとJALで調べてみましょう。

と思ってJALで調べましたがオンラインでは香港行きの切符が買えません。では、他の所。

カヤック  ←クリック

ここで調べましたら、なんと9857ドルもします。ざっと考えて95万円ぐらい。こんな料金を実際に払っていたらすぐに破産します。ではこの切符をマイル交換だとどのくらいで手に入れられるのか。

私が使ったのは7万マイルです。そう。たったの7万マイル。

上でスターウッドからスターポイントを買ってJALのマイルに変換すると1マイルあたりいくらの計算になると書きましたっけ?1マイル2.8セントです。ではここで簡単なかけ算。

70000 X 2.8 = 1960ドル 大体19万円弱ですか。

腰が抜けるほどびっくりしません?しない?しない人はやっぱりここから先は読まないでください。意味がありませんから。

つまり、お金を出して買うと95万円する航空券ですが、マイルで交換すると19万円のコストでしかないってことなんですね。

19万円でも高いと思う人もいるでしょうが、オーストラリアー日本、日本ー香港この二つの区間のビジネスクラスの値段ですからね。おとなり韓国往復のビジネスとわけが違いますよ。

これだからマイルを貯めるのをやめられないわけです。買うとしても3円以内なら充分安いと言う意味もわかりますよね。

ところがーーーーーーーーー

クレジットカードをいくら頑張って使おうが、毎年何十万マイルなんて絶対に溜まらないわけです。だから買えるなら買っちゃおうということになるわけですが、そんなまとめて買う方法はいまのところ私にはわからない(去年の10月まではあったのですが)。で、しょうがないからスターウッドのポイントを買ってそれをJALマイルに変換したりするわけです。ただし、これも上限があって、一人年間2万ポイントまで。うちは4人家族ですからみんなの名前を使って合計8万マイル/年。

これじゃまったく足りないわけです。で、何か方法がないかと考えていたわけですが、一つの方法を見付けました。

スターウッドの同系でタイムシェアもやってるんですね。世界中にウェスティンやシェラトンの名前がついたタイムシェアのリゾートがあります。これは前にも書きました。

で、どのホテルチェーンでも飛行機会社のマイレージプログラムみたいなものがある(FSPと言います)のも書きました。そして、タイムシェアでもそういうプログラムがあるんです。

スターウッドのタイムシェアですが、彼らはポイント制を取っていて、それで内部交換をしています。このポイントはRCIポイントもヒルトンも同じですが、リゾートの場所、部屋の大きさ、眺望、時期によって違うというのも前に書きました。で、スターウッド内部ではスターオプションという名のポイントが流通しています。そしてそのスターオプションをスターウッドのホテルの方のスターポイントに交換ができるんです。

もう頭がウニになったでしょ?そうだろうと思います。スターオプションとスターポイント。ややこしいですね。タイムシェア内ではスターオプション。ホテルグループ内ではスターポイント。似ているようですが、全く違うシステムですから互換性はないのですが、タイムシェアのオーナーにはこれをホテルのスターポイントに交換できる特典があるのです。

持っているタイムシェアによってまるでスターオプションのポイント数が違うのですが、自分のタイムシェアの宿泊権利を行使せず、また他のタイムシェアの交換にも出さずに、ホテルのスターポイントに交換してホテルグループ内でそれを使えるようにしてあるシステムです。これいいですよね。タイムシェアに飽きたら、ポイントをホテルのポイントに交換して、世界中のスターウッドのホテルにそのポイントを利用して泊まれるんですから。例えば2部屋持っていれば、毎年代わる代わる使って、使わない方はポイント交換に出してしまえば、ホテルにも泊まれる。非常に便利なシステムだと思います。ヒルトンもこの手のシステムがありますが、交換率が悪くて私は使える物とは思っていません。でもスターウッドの方はかなり使い道がある。

で、このホテルのスターポイントはJALマイルに交換できると書きましたね。これを利用するわけです。

タイムシェア - スターオプション - スターポイント - JALマイル

こういうことです。

つまり、スターウッドのタイムシェアを買って、それを使わずにホテルのスターポイントに交換して、なおかつそれをJALマイルに交換する事によって、タイムシェアは買ったけれど、それを一切使わずに飛行機代として使えるという事。いいでしょーーーーー?

ではこれのコスト計算ですが、大ざっぱに言うと、8万スターポイント(10万JALマイル)を手に入れるには、大体500万円ぐらいのタイムシェアを買って、毎年13,4万のメインテナンスフィーを払わなければなりません。

はい、ここでかなりの方が脱落しますよね。500万で8万ポイント手に入れてどうすんだ?という話になる。でもま、ちょっと500万は横においといて、毎年のメインテナンスフィーに対する単価を考えてみましょう。8万スターポイントをJALマイルに交換すると10万マイルになります。ですから、これでメインテナンスフィーを割ると1.3円という数字になります。先ほど、私は1マイルあたり3円なら安いと書きましたよね。ですから1.3円はひっくり返るぐらい安い。

はい、次に一つ思い出してくださいな。中古市場のスターウッドの価格がどうなっているか。eBayで、過去にいくらだったか見る方法も書きましたよね。これです。

eBayにおけるスターウッドの過去価格がわかります。 ←クリック

何百万円で売り出されたタイムシェアが今中古市場でいくらで取引されているのかこれでわかります。ちょっと値段を見てくださいな。何十ドルとか1ドルなんてのもありますよね。高くても5千ドルくらい。ま、売り出し時は何百万でも中古市場ではそんなもんだってことなんですよ。

つまりーーーー

中古のこういう値段で買えば、この値段は無視できるほど小さいですから、これを買ってJALマイルをゲットすれば1マイルあたり1.3円という驚異的なコストになるわけです。

最高でしょ?これをやらなかったらバカだと言いたい。もしこの値段でJALマイルが手にはいるなら、さっき上に書いたオーストラリアから日本、香港へ行った往復ビジネス切符はたったの91000円という計算になります。

話がうますぎるでしょ?いくらなんでもできすぎでしょ?そう、その通り、実はそうは問屋が卸さないんですね。

つまり、スターウッドはこのポイント交換の権利をデベロッパーから買った客にしか与えていないんですわ。中古市場で安く買ったら駄目。残念でした~~~。何百万払った人にしかJALマイルに交換はできないということ。

で、ここで普通は諦めますよね。これならしつこい私も諦めたと思います?残念でした~~~。

裏技があるんです。

今まで話してきたのを読んだ人はわかると思いますが、今タイムシェアの業界は酷い事になってるわけです。中古物件はガタガタ。新規の物も売れない。そして客も利口になっていますから、何百万もするものをデベロッパーから買わずにその何分の1、何十分の1で中古市場から買う人も多く、同じタイムシェアなら中古がお得という認識が広がってる。でもこれじゃデベロッパーは困るわけで、中古を買った人には特典を与えないということをやるわけです。でも、スターウッドの場合、ちょっと違う。

中古を買う客を見放す事はしなかったんです。というか、中古を買う客もスターウッドを使う客には間違いが無いわけですし、その客に新規の高いタイムシェアを売る方法を考えたわけ。

つまり、スターウッドから直接、新たに一カ所買ってくれれば、今持っている中古物件でもデベロッパーから買ったのと同じ特典をつけましょうということ。このシステムを作っただけで、中古物件を買った客が、特典欲しさに新たにスターウッドから買うようになったわけです。この権利をくれるのは一件の中古物件に対して一件の新規物件という制約があります。過去に2つ3つ持っているのを一件新規を買ったから全部に同じ権利を着けてくれと言うのは駄目。

この条件には、同じような物件でなければならないという規定がありません。ここがこのシステムの利用価値がある重要な点です。これのおかげで裏技が成立します。

まず、ただみたいに安くなっている物件、しかしポイントがたくさんもらえる物件をまず購入するわけです。たとえば上に書いたような8万スターポイントが手に入るような物件です。これをまず買って、その後に、一番安い新規の物件を買う。そうすると、両方ともポイントの交換が出来るようにしてもらえる。とは簡単に言っても、中古市場でたとえ1000ドルで買えたとしても、新規物件は安物と言っても2万ドルはするわけですから、決して安くはない。

細かく言うと、中古物件は発売時には500-1000万ぐらいした2ベッドルームのピークシーズン(プラチナ)物を狙う。しかしハワイなどの高い地域の物件は絶対に駄目。もらえるポイントが同じなのに、値段も高いし、メインテナンスフィーも倍近い。いかに安いメインテナンスイーに押さえるかというのが最大のポイント。

そして新規に買う物件は、人気のない場所の人気のないタイムシェアでOK。しかも1BRの安い物をあえて探します。この時もメインテナンスフィーが安いというのが条件。そうでなければこの作戦のコストが上がるばかりなわけです。私はハワイが好きなの~~~~~~~なんて言う人にこの作戦は無理。とにかく安い物件を探して、デベロッパーから直接買う事によって、前に買った中古の安い物件も新規物件と同じ特典が着くわけです(これは自動付加ではなく、この作戦を実行する前にはそれなりにセールスと打ち合わせをして、新規物件を買ったときに、すでに持っている中古物件にも新規と同等の特典を付けるという約束を取り、必ずそれを新規物件の売買契約書に附記してもらう必要があります)。

またこのようにしてタイムシェアを複数持ち、ポイントが増えるとエリートプログラムに参加できるようになる。その特典はいろいろあるんですが、我々にとって大事なのは、まずこのポイント交換。普通は、交換は毎年出来ない規定になっています。2年に一度だけね。ところがエリートプログラムに参加できるようになると、毎年交換してもOKになります。そして、多くのポイントを持っている人はその程度によって、レベル3、レベル4、レベル5と上がって、レベル5になるとスターウッドホテルグループの最上ステータスであるプラチナってのをもらえます。これは私が持っているインターコンチネンタルのロイヤルアンバサダーほどじゃないですが、一応、ホテルに泊まった場合、無料アップグレードがあったり、様々な特典があり、各社のこの手の制度の中では一応スターウッドのプラチナは使い道があるとされています。それプラス、ポイント交換した場合には10%のボーナスが着く。

スターウッドのタイムシェアを大量に買い込んでいる人がいるのを発見して、どうしてそんなに買うのかと思っていろいろ調べたら、要はこういう事をしていたんですよ。ただみたいに安い、しかしかなりポイントの高いタイムシェアを複数買って、その後同数の新規の安い物件を買う。すると全ての物件が新規と同じ扱いになって、ポイントがごっそり手に入るってことですね。

そしてそれらの買ったタイムシェアは使わずに、大量のポイントを手に入れて、それで世界中のスターウッド系ホテルでそのポイントで無料宿泊。なおかつ飛行機はマイルを使って特典航空券を手に入れるということをしている人達がいる。。

いるんですねぇ、こういう人がやっぱり。

これならちょっとやってみたいと思いません?思わない?うーーむ、私は是非やってみたいと思うんですけどねぇ。

で、試算しました。レベル5になってポイントをごっそり持って、好きなところに無料航空券で飛んで、ホテルにただで泊まってという遊び方をするのにいくら必要か?

なんと、初期費用に1千万。そして毎年のメインテナンス費が約50万円です。

が~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん、でしょ?

ところがですね。これによって手に入れられるマイルはだいたい40万マイルです。40万マイルって使い道ありますよーー。だから全部マイルにしないでホテルにも泊まるってことをやるんですね。初期費用1000万、毎月50万。いかがでしょうか?

このレベル5のステータスを取った人で、自分は700万ぐらいの費用だったという人もいれば、1000万使ったけれど今だったら500万で出来るかもね、という人もいる。まぁ、500万で出来たとしても毎年の50万円って凄いですよね。

でもね、考えてみてください。スターウッドのタイムシェアで検索するだけで、普通のオーナーはどんな程度なのかわかります。。たとえばハワイのマウイ島に700万円出して買って、毎年18万円ぐらい支払っているわけです。でもその人がハワイに行くときには飛行機代も自分で払って、たった一週間泊まるだけなんですよ。もしそういう人達がこういう手が使えるのを知ったら、びっくりすると思います。多くの人達はデベロッパーから直接タイムシェアを買わなければ駄目なんだと信じ込んでますから。また何百万も出していますから、もう二つ三つ買おうかという発想も出てこない。

今から計画的にこれをやる人達は、ポイントが高いところだけを狙ってただ同然で中古市場で手に入れて、その他に200万程度の物をデベロッパーから直接買えば、ハワイに7百万出した人以上のポイントが手には入ってしまうわけです。だから例えば2件中古で買って、二件デベロッパーから買うという方法で合計4件、金額500万以内。ポイントは700万出してハワイを買った人の3,4倍手に入ってしまうということが起きる。

でも、私としてはこれだけの特典があるのなら500万は出せたとしても、毎年の50万は絶対に出したくない。じゃ、レベル5というの考えなければ良いわけです。その半分でもOK。というか、やっぱりそこからみんなやり出して、こりゃいいやということで平気で50万円を出すようになるんだと思います。

考えてもみてください。家族でハワイに行くのに飛行機代だけでいくらかかります?そして私でさえ、たったの8万ポイントを手に入れるためにスターウッドには毎年約28万円払ってるですから。初期費用500万円、毎年50万円で40万ポイントも手に入ると考えたら決して高くないはず。

ということで、お金持ちの方は是非やってみてください。

私としてはレベル5のステータスは必要ありませんから、規模が小さくてもかまわない。500万・50万ていう方法の半分ならいいかもしれない。そもそも毎年28万円払って8万ポイントを買ってるわけですから、250万円の初期投資、毎年25万円で20万ポイントが手にはいるならやっぱり指をくわえてみているのは悔しい。

ま、どちらにしてもこの金額というのは気軽に出せる額じゃないと言えばその通りなのですが、実際に何百万も出してハワイにたった一週間の泊まる権利を買う人が、例えばヒルトンですが、2万人の日本人のお客さんがいるそうですよ。2万人も。あのエクシブだって、この前、例を出しましたが、今建設中の物件に3800万も出す人がいるんですねぇ。しかも完売!まぁあれは異常だとしてもエクシブに500万ー1000万使った人は数え切れないくらいいるわけです。

それと今日の話と比べてみてくださいな。たいしたことないと思いません?自分に出せるお金かどうかというのはちょっと横に置いて考えないとだめですよ。そういう余計な事を頭に置いたままこういう話を聞くと、ああ、私には関係ないなと思ってしまって、何も頭に入らないし、思考は止まります。あくまで一般論として、自分のお財布は考えないでまずこういう可能性があることを知ってください。それが最初。そして、自分に出来るかどうかは一番最後に考える事です。そんなお金を出したくないなら、規模を小さくして出来ないのかとか、これを応用してもっとうまくやる手は無いのかとかそういうふうに発展させるわけで、高い金額が出てきてそれにびっくりして過剰反応してしまって思考が停止しないようにしてくださいね。そうじゃないと面白いネタを見付けられません。

多分、多くの方々は良し、やってみようというより、やっぱり駄目だなぁ、と思ってるんでしょうね。じゃ、駄目ついでにもう一発がっかりすることを書きましょう。

今までの計算には入れて無かったものがあります。それは初期投資の金額をもし資産運用したらいくらの収入があるのかということ。大きなお金をタイムシェアに入れてしまうことで、本来運用していれば入るはずのお金が入らなくなるわけですから、上の例で言えば、毎年の50万円にそれをプラスしなくてはならないはず。

皆さんの計算では毎年何パーセントの運用が可能でしょうか?

私は私なりでこれを計算したんですが、そうするとやっぱりかなりの額になっちゃうわけです。50万円毎年これに払うのも大きいと思いますが、それ以上のお金が収入から消えちゃうってことなんですね。それを考えると、私も手が出ないというのが本音です。

でもまたぶり返しますが、そもそもタイムシェアってなんなんだ?ってことです。ハワイにたった1週間行くだけで、しかも現金で飛行機代まで払って行く日本人が何万人もいるんですよ。何百万ものお金を出してタイムシェアを買って、家族でハワイに行くのにどれだけの飛行機代その他が掛かるか考えてみてください。そういうことをして楽しんでいる人達がたくさんいる。

人生にいろいろ楽しみや趣味がありますが、私は実はカーキチなんですよ。今まで高価な車も乗ってきましたが、それを買うときに私は決してコスト計算はしなかった。今住んでいるこの家を買うときもそうでした。女性で言えば、指輪を買ったりハンドバッグを買うときにコストパフォーマンスなんて考えるでしょうか。家族が喜ぶ顔をみたいが為にお金を使って、その時にその喜びと支払ったお金の費用対効果を考えるでしょうか。

コスト計算は絶対に必要だし、安く買えるなら安く買う方が良いに決まってる。でも最後にそれを買うのか買わないか決めるのは決してそのコストパフォーマンスが決め手じゃないってことなんですよね。

なーーんて、自分に言い聞かせてこういう話に乗っちゃう人がいるんですよね。(爆)

でも、正直やってみたい・・・・・

ところで、上にレベル5の事を書きましたが、上に書いたのはちょっと古い情報で、今ではレベル5を手に入れるにはまず500万じゃ絶対に無理。ま、どちらにしましてもレベル5を考える必要はないと思ってます。

今、自分で書いたのを読み返してみましたが、なんだかわかりずらいですねぇ。自分のアホさにがっかりしますが、まぁ、とにかく中型のベンツでも買うつもりでスターウッドのタイムシェアを買って、毎年50万円ぐらい支払うだけで、年に2,3回の海外旅行二人分のビジネスの飛行機代、なおかつ宿泊代も何十日分無料になるって話です。私はケチですから初期投資分の金利を計算に入れたくなるけれど、もしそれを考えないですめば、これは最高の方法だと思います。

とりあえず、ちょっとでも興味が出てきた人がいたら、是非スターウッドバケーションオーナーシップ(SVO)のタイムシェアを調べてみてください。何百万もするハワイのタイムシェアを買うと手に入るポイントがいかに得か説明していますから。実際にスターポイントの使い道って凄い物があります。でも、我々はそんな何百万も出してたった一つのタイムシェアを買うと言う話をしてるんじゃなくて、同じような投下資本で、でも4件ないし6件購入しますからメインテナンスフィーは相応の額になるものの、普通にハワイを買った人達の何倍のもパフォーマンスが出せる方法があるというのが今日の話です。今まではそれだけのポイントを得るには数千万円の資本投下が必要だったわけです。

前にも書きましたが、今エクシブを買う方向でいろいろ考えています。買おうかと考えているのはスイートクラスね。発売時は1000万前後だったのが5分の1ぐらいで今買えちゃいます。毎年の諸経費は10万ちょっとって感じかな。それを買うのと、もう少しお金を出して、このスターウッドの裏技をやってポイントとJALマイルをごっそり手に入れるのとどっちが良いか考えてます。しかしやっぱり毎年50万円ってのはなんだかなぁ。でもそれで私と女房とで1年に使うであろう飛行機代はゼロになるし、ホテルもマレーシアみたいに安いところだと3,4ヶ月泊まれる計算になる(これはマジな話で、東京大阪だと1ヶ月。パリ、ローマなら2ヶ月。変なホテルじゃなくて、ウェスティン、シェラトンですからね)。だから安いと言えばかなり安いんだけれど・・・・・。

全部JALマイルに替えると、今計算したら年間384000マイルですわ。これってこの前のオーストラリア-日本-香港-日本-オーストラリアのビジネス(7万マイル)でも5回以上いける計算。つまりキャッシュで買えば500万円以上の価値。実際にキャッシュは出さないけれど、航空券と交換すべきマイルがなければそういう金額を支払うしかないってことなんですね。だからマイルを安く手に入れなくてはならない・・・と話は一番最初に戻る。

ああ、そういえば、こんな説明をしていた人がいましたわ。ポイントをポイントと思ってはいけないんだそうです。お金だと思えと。海外旅行するのに外貨が必要でしょ?このポイントもそれと同じだと言うんですわ。非常に強い通貨があって、それを使うと何でも安く買える。で、外貨を得るためには普通は交換だけれど、この通貨は投資をすることによってのみ得られる通貨。なるほどなぁ、と思いましたわ。

とは言うものの、なんで私が二の足を踏むかという大きな理由を一つ書いておきます。上の方に書いたように、とりあえず今の時点では年間8万ポイントまでなら買えるわけですね。本来は一人暦年2万ポイントまで。我が家は家族4人で8万ポイント買っているわけです。これってJALマイルに交換するとちょうど10万マイルなんですが、これに支払っているお金は28万。私としてはこの単価ならもっと欲しいのだけれどそれは無理。だから今回のようなバカなタイムシェアの話がでてくるわけですが、もし8万ポイントじゃなくて16万ポイント。つまりJALでいうと20万マイル。これならそれなりに使いではありますね。価格にすると56万になってしまいますが、私としてはタイムシェアに50万払うのは厳しいけれど、こちらの56万の方が払いやすい。買いたくないときには買わなければいいし、初期費用の何百万もないし、気楽なもんです。で、本来は一人暦年に2万ポイントがリミットと書きましたし、私は家族の名前を使って4人分で8万だと書きました。ここに大きなヒントがあります。じゃ、倍欲しいのなら8人分買えば良いということになる。ではどうやって8人分買うのか?それってやろうと思えばできるんですよね。ってこれ以上詳しくは書けません。ちょっと考えるといろいろな手が浮かぶでしょ?

それが可能なら、あえて今日の話のようなややこしいことに大金をつぎ込む必要もない。1マイル3円以下でそれなりのマイル数を買えるのならそれが一番安心、そして安全。

しかしまぁ、読んでる皆さんの頭もウニになったでしょうが、私の頭もウニ状態ですわ。でも今日の話はかなり大きな可能性を秘めている面白い話だと思っています。

お疲れ様でした~~~~。

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