カメラを買うの買ったのDP2だと騒いでいますが、じゃ、そのDP2ってどれほどの写真が撮れるのかってのをちょっと紹介させてください。
写真の話をしてもシグマというメーカーさえ知らない人も多い。多少知っててレンズメーカーでしょ?程度。ところがこのメーカーがとんでもないカメラを出してるんですよ。写真好きなら誰でもが知っているカメラですが一般的ではない。台数もきっとソニーやキャノンに比べたら多分100分の1ぐらいの出荷台数でしょ。実際にこれを持っている人を見かけるのはほとんどないはず。
で、それがそれほどギャーギャー言うことかよと思われるでしょうが、ギャーギャー言いたくなっちゃうんですよ。お恥ずかしい話、私が一眼レフカメラを手にしたのは中学生の時でそれから何年?カメラは好きは好きだったものの趣味とまでは格上げされず、そのままなんと40年以上の月日が経ってしまった。
このなーんも考えずにのんべんだらりん生きるってことがいかにどうしようもないかってのは趣味の世界でも言えるわけで、ましてや趣味といえるほどでもなかったカメラ、写真は酷いもんです。私の場合、ただ写していただけ。
それが今になって目が覚めたって事。
例えばこの一枚。残念ながら他人様の写真だからここへ出しちゃうわけにはいきませんが、これを見てください。
紫陽花の写真 ←クリック
ブラウザで表示されて、なおかつ写真をクリックすると大きく表示されます。
この色。そしてこの花びらの葉脈っていうんですか?スジが細かいところまで綺麗に出ていて花びらの質感と相まって、まさに目の前に本物があるように見えませんか?そして多くの蕾の繊細さが見て取れる。色の微妙な違い。大げさでないほど良いボケ具合。本当に綺麗で見入っちゃいませんか?
私は花のマクロが好きですが、正直なところこれほど感動する写真は撮ったことがありません。
みなさんはいかがですか?この程度ならいつも撮ってるよという人もいるでしょう。でもこの写真、一眼レフじゃないんですよ。コンパクトデジカメ。信じられます?
大きくて重いカメラ。そして同じく大きくて重いレンズ。なおかつ高価であるそれらをもってしてもなかなかこういう写真は撮れないと私は思うんですよ。少なくとも私が持っているペンタックスistDS、パナソニックのGH1でも無理。その他諸々のコンパクトデジカメじゃお話しにならない。私だってそれなりのレンズは持っているんですよ。でもDP2というシグマのコンパクトデジカメで撮ったこの映像にはかなわない(というのはちと大げさか www)。
正直いやになっちゃいますよ。馬鹿みたいで。今まで何をしてのかって思いますから。
手のひらに簡単に乗るようなたった260グラムのカメラ。標準的一眼レフ(レンズ含む)の4分の1以下しかないカメラでこれが撮れちゃう。
こんな写真はどうです?
公園の水飲み場 ←クリック
単なる公園の水飲み場の写真ですが、この質感。怖ろしいぐらいだと思いません?忘れないでください。このカメラはコンパクトデジカメですからね。一眼レフじゃない。それなのにこのボケ具合も凄い。
これは? ←クリック
被写体、シャッターチャンスが最高!!
まぁ、半分冗談ですが、このようにリアルな写真がコンパクトデジカメで撮れちゃうってのは私にとっては衝撃です。って本当はコンパクトデジカメの世界を私は知らなかったと言った方がいいかな。実は、ネオ一眼と呼ばれるジャンルのカメラの事も知らないのだ。
じゃ、一眼の世界は?はい、持ってるメーカー、機種のことなら多少は・・・・
えへへ、本当は写真のこともカメラのことも何も知らないのと同じレベル。
怒らないでくださいな。私の写真は趣味とも言えない程度だって最初に書いたでしょ~。はい、そんなもんです。
でもま、そんなオヤジが今になって良い写真を撮りたいと思うようになったという、ただただいつもの長いだけのお話しです。
毎度お付き合い有り難うございます。
え?私の写真?これだけ大げさにこのカメラを持ち上げて宣伝しちゃいましたから、下手な写真は出せないじゃないですか。まぁ、その内、まぁまぁのが撮れたら出します。
友達うちでは、私がこのカメラをすぐに手放すかどうか賭けをしようなんていうのも出てきていますが、そんなことは断じてありません。絶対ない!
神に誓って、無い!
地に這いつくばってもどうにかします。
多分・・・・きっと。
お願いですから意地悪は言わず応援してください。
ちょっとでもこのカメラが面白いと思った方は、是非DP2とかフォビオンという語句で検索してみてください。これらをご存じなかった人には目から鱗が落ちる面白い世界があると思います。