クルーズ体験

そういえば6,7年前にクルーズ体験をしたのを思い出しました。って、クルーズというのは大げさでボートを借りて1週間、ゴールドコーストの内海をプラプラしました。

我々が借りたボートはハウスボートと呼ばれる船で、大きさは結構大きく、中にはベッドルームが二つ。キッチンやバス(バスタブは無し)、リビングルームもあるという船。ただし、スピードは出ませんし、内海専用で外海に出るのは禁止。

こんな船です。

おっと間違えました。この船はある日、近くに停めてあったクルーザーでした。夜も当然船の中で寝泊まりするわけですが、風の当たらない、そして流れの弱い島の影に船が集まって来て夜を明かします。

我々の船ですが、内部はこんな感じで、普通の家みたいでしょ?なんでも一通り揃っています。

冷蔵庫があるのが不思議に思いませんか?この船には発電機は積んでいません。ではどうやって冷蔵庫を動かすのか。これガスで動くんです。不思議でしょ?冷蔵庫の後でガスが燃えてるんですよ。で、車のバッテリーの大型みたいのも積んでいて、それでテレビやラジオ、電気機器を動かすようになっています。

これが操舵するところ。

この操舵装置は船の上、二階部分というかデッキにも付いてて遠くを見渡しながら操舵できるようになっています。デッキはこんな感じ。

運悪く天気の悪い日が多かったのですが、デッキの広さは十分で結構遊べました。

船には小型のエンジン付きボートもついています。一週間分の食料も買いだめして持って乗ってはいるものの、たまに欲しい物があったり、また無人島に上陸して遊びたい時にこのボートに乗って移動するわけです。

息子達と無人島探検もして遊びました。

またボートにはちゃんとしたキッチンがあって、ガスコンロもオーブンも付いていましたが、我々は船尾についているバーベキュー台で良くバーベキューをしました。これは焼肉。

あるいは鶏を焼いてみたり。ある日の晩ご飯です。これはタンドリチキンだったかな。

この日は焼きそば、カレー、鶏の炒め物だったでしょうか。

朝昼兼用の食事はこんなでした。素麺と茹でエビ。息子達はカップラーメンかな。

たまにボートで買い出しに行って、牡蠣の食べ放題なんてこともやりました。お皿、箸、フォークなどを洗う為の清水が少ないので、お皿にはフォイルを被し、箸やフォークナイフは使い捨てです。

兄弟で争うように牡蠣を食べる図。

しかし一週間も船の上にいてもやることがないんですね。で、あっちこっちプラプラ移動していました。遠くにかすむサーファーズパラダイスのコンドミニアム群。

大きな内海に面したウォータフロントの家。こういう場所の家を持つ人はたいてい大型のクルーザーやヨットを持っています。内海に面してるから橋をくぐらないで済むのね。我が家みたいな川沿いだと海に行くまでに橋がいくつもあるから、大型の船やヨットは駄目。中にはマストが複数ある帆船が係留してある家もありました。あ、そうそう。水上飛行機もあった。家の前に水上飛行機の図って面白かった。中には丸くて真ん中にHのマークがある桟橋もありました。自家用ヘリを持ってるんでしょうね。怖ろしい金持ちがゴールドコーストにはいくらでもいます。

また大きな島にリゾートがあるのでそこに遊びに行ったり。

海の上で寝泊まりするというのはとても不思議な感じで、その非日常が面白かったです。自然も豊で綺麗でした。

時速は何ノットでしょうか。潮の流れが速いと押し戻されるような感じさえしました。

小さな干潟に無数の子ガニがいるのを見付けて、それと戯れる子ども達。まだこの頃は子ども子どもしていましたっけ。本当に懐かしいです。

夜は本当に退屈なのでほぼ毎晩釣りをしていました。これは黒鯛、チヌですね。このサイズは放流しなければならないサイズで、海上でも監視員がボートで巡回していまして、もしこのサイズの黒鯛を獲っていたのが見つかるとかなり面倒なことになります。私の友人で、規定のサイズ以下の魚を釣っていたのが見つかって、その時に使っていた釣り道具から、なんとボートまで証拠品として持って行かれたという話があります。もちろんボートは返ってきましたが、自然保護に関してはかなりうるさいです。蟹もオスはOKですがメスは捕獲禁止です。

こんな感じで遊んでいたのですが、この内海は浅瀬が結構あります。でも上から見てもわからないんですね。ですから海図が必要で常にそれを見ながら移動しないと大変なことになります。これが海図。

でもある日、とうとうハマりました。走っている間にググググっと船の腹がすれる感覚がありました。そして船は止まった。あーあ、乗り上げちゃったよとバックをしましたが、全く動かず。子ども達を船から降ろして、船を押しましたがビクともせず。

しかし実はそれは初めての経験ではなくて、少し待っていれば潮も変わって水位が上がれば問題ないと思ったんです。でもこれが大間違いでした。これだけ浅いということは潮が引いていると勝手に思いこんでいたのです。で、潮見表を見てびっくり。なんと満潮から引き始めたばかりで、次の満潮時にも今の高さより低いのがわかりました。つまりこのままでは何日間もここに留まることになります。

でももう日が暮れたので、次の日に助けを呼ぶことにしました。そして次の日の朝の写真です。座礁したとかそんなもんじゃありません。完全に陸地の上です。まぁ、恥ずかしいのなんの。バカ丸出しでした。船を借りた会社に連絡しましたところ、次の満潮に合わせてそれはそれは凄いエンジンを積んだクルーザーで助けに来てくれました。そのクルーザーとこの船を結び、力ずくで引きずり出したわけです。

この話はその後何年も笑い話のネタにされましたっけ。私も船の免許は持っていますが、まぁ面目丸つぶれでした。ここに写ってる相撲取りみたいなのが当時の私です。今はヒジョーーーーにスマートですが当時は凄く太っていました(ということにさせてもらいま~~す)。

今思い出すと、これがみんなで遊んだ最後の遊びだったような気がします。ちょうどその頃、子ども達も親と一緒に出かけるより友達と遊ぶことを選ぶようになってきた時期でした。それを感じたので、この船遊びを企画したのを思い出しました。

またいつか4人でどこかへ行ける日が来るんでしょうか。寂しいなぁ・・・・。

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