ゴミの山

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本当に我が家はゴミの家だというのが良くわかりました。

まぁ、いらない物が山のようにある。

例えばコンピュータ。昔はいらなくなったのはそれなりの値段で売れたり、あるいはただで譲ったりして喜ばれたもんですが、最近のコンピュータは良いのが安いし、またPCを持ってない人はいないし、古い物を欲しがる人は皆無。ノートPCなら嫁入り先はありますがデスクトップは持て余している人の方が多いくらい。

ところが捨てるにはまだ新しいんですね。だから取っておく。使いもしないのに。でも部品取りで使えるなんて言い訳をして。で、いつかそれの存在も忘れてしまう。

ガレージの片隅に古いPCを集めてあるんですが、一番奥からなんとマッキントッシュが出てきました。懐かし~~。Ciと8400だっけかな。Ciはそれこそ20年前の機種。8400もメチャ古いけれど、当時50万ぐらいしたんじゃなかろうか。会社で使っていたもので、会社を閉めた時に引き上げてきたのですが、当時充分使えるものでしたから捨てられなかったのを覚えています。それとレーザープリンターやマック用のモニターも出てきました。ウインドウ機もゾクゾクと・・・。

こんな感じで処分してしまえば良い物が我が家には山のようにあるのが今更ながらにわかりました。

PCの次ぎに凄い量なのが健康器具。腹筋だけ鍛えるのが数種類。家の中で使う自転車、自重を利用して何種類もの運動が出来るベンチ型のもの。座っているだけで腰を鍛えることができるわざと不安定にしてある椅子。その他、ヨガマットじゃボールじゃと続々と出てきた。極めつけはジムのセット。これが捨てるに捨てられません。真ん中に250キロぐらいの重りがあり、その回りを様々な運動器具が囲んでいて、6畳間ぐらいのスペースを占有しているんですが、これを分解するのもうまくできないし、当然そのままじゃ動かせない。どうしよう。プロに頼むしかない。

問題はカメラ。これもごっそりある。カメラって古くても普通に使えるわけで、かといって金銭的価値は無い。でもこれを捨てるってかなりの勇気が必要なんですね。ビデオカメラもいろいろ出てきた。あーーあ。

それと昨日は一日、本を整理して捨てていました。日本から渡ってくる19年前に数百冊持ち込んでいて、私の好きなSF物とか美術関係の高価で分厚い本(ヨメさんの)とか。そして悩んだのは相場関係の書籍です。古い物は旧仮名遣いの本とかいろいろ集めていました。○○流奥義書なんてのもある(笑)。これらは多分欲しい人は欲しいんだろうとは思う。その他、私は小説はほとんど読まなくてノウハウ物が好きです。ただノウハウ物は古くなると使えないのでこれらは平気で捨てられるのですが、困ったのが宗教物。仏教、精神世界、ヨガ関係が山のようにある。でもオーストラリアに渡ってから増えた本ってそんなになくて精々100冊あるかないか。半分以上が洋書。

自分の脳や心と本って繋がっているような感覚があって、それらの本を処分すると自分の中から何かが消えていくような気さえします。また宗教本をゴミと同じように捨てて良いのかどうか。結構そんなことが気になります。日本だったらヤフオクにでも出して欲しい人に譲りたいなぁ。

ま、しょうがないんでこれらの本には真心を込めてお礼をしてお別れを言うつもり。

これからは荷物を増やさず、最低限の必需品だけで生きていこうと思います。って、性格的に無理だと思うのだけれど努力はしてみるつもり。(笑)

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