しかし天気が悪い。もうどのくらい降り続けているんだろうか。一週間以上?
こういうことって珍しくて、でも去年もこんなことがあったような。でも毎年あるってことはないなぁ。
観光客は悲惨だろうと思う。そもそもゴールドコーストってそんなに行くところがないし、いくつかのテーマパークか、また世界遺産を見に行く程度。ゴルフだってこの雨じゃどうにもならないし、水没しているコースも結構あるんじゃなかろうか。雨が降ったら観光客はどこに行くのだろう。アウトドア遊びが主な場所って雨が降ったら悲惨。天気が良いってのが売りのゴールドコーストなのに・・。
水没したゴルフコースで思い出したけれど、私の家の前の川。ネラング川ですが、かつては何度か氾濫したことがあります。どこまで水が上がったかというと我が家の玄関側の通りまで水が来た記録が残っています。つまり今の水位より5,6メーターは上がったということ。我が家は完全に水没するレベル(当然その頃にこの家は無い)。今では上流にダムがあって(ハインズダム)、それがここら一帯の水の供給源。でも大雨が降って、なおかつ上げ潮の時には我が家にも水が上がってくるわけで、冠水・水没の危険は常にある。
そこでカウンシルが考えたのは、この上流にあるゴルフ場ですが、川が氾濫しそうなときには水をゴルフ場に誘導するという方法。上流にあるロイヤルパインズですが、川に水門が設けられています。で、危ないときにはこれを開けて川の水をゴルフ場に入れて、その後は様子を見ながらその水門で水位を調節するんでしょう。
また、こういうシステムになっていなくても、大雨が降ると水没するゴルフコースが結構あります。これを見た日本人は設計ミスだろうとか管理が悪いとか思うらしいですが、もし水没せずに水が全て川に流れるとどうなるか。下流にある家々は冠水・水没するってことなんですね。
かつて大雨でもう駄目だと思ったこともありました。こんな感じで水位が上がり、桟橋は完全に水没。庭にもジワジワ水が入ってきました。
雨は降り続き、潮見表を見てみるとなんとこの時点は上げ潮で二時間後の満潮時にはプラス1メートル水位が上がることがわかったんです。そうなるともうプールはもちろん家の中にも水が入ってくる。高価な物だけは階下から上にあげましたが、がっかりなんてもんじゃなかったです。ただ見ていることしかできない辛さは半端じゃなかったし、インベーダーのようにジワジワ水が上がってくる様は恐かった。
でも日頃の行いの良い我が家(笑)。この時、突然雨が止み、見る間に水位が下がっていきました。
地球温暖化による水位上昇は他人事ではない我が家。早く売ります!(笑)