ヨメさんが乾癬だというのも一つの原因だけれど、本当に出かけなくなった。人とも会わない。本当に昔から良く知っている数人と会う程度。
毎日が平凡で、仕事をしているわけじゃないから忙しい思いなんかしたことはないし、いつも気が抜けたような感じ。でも子供達がまだ家にいる頃はなんだかんだとやることはあったし、やっぱり子供って面白い。退屈するなんて事はなかった。
でも今年、次男坊もシドニーに送り出してからは本当に家が静かになった。
退屈だ・・・
これがいわゆる退職者の家庭で、まごまごしてるとヨメさんに離婚届を出されるってパターンなんだろうと思う。でも私は主夫で家の仕事をするから追い出されることはないだろうと思う。(笑)
やりたくもないことをやらなくてはならないのは苦痛だけれど、何もやることがないのも困る。
遊びって言ったところで、私の人生は遊びそのものみたいなもので今更やりたいこともないし。というかトキメキがないのね。あれもやりたいこれもやりたいという思いがなくなってしまった。いや、やってみようかなと思うことはあるし、昔からの趣味もあるわけだけれど、どうも面倒くせ~~~という気の方が先に立つ。
多分私が内向きだからそう思うのだろうと思っていて、今年の東日本大震災を切っ掛けに考え方が外を向くように変ったけれど、そちらの方向へこれから動いていくのだろうし、きっとそっちに私の生きがいを感じる何かがあるような気はする。
このクリスマスから年末、そして正月といつもならなんだかなんだでドタバタするのに今年の我が家はヒジョーーに静か。次男坊が帰ってきたから良かったものの、あいつがいなかったらまさに老人ホームそのものかも。
世の中のこの年代の人たちってどうなっているのかと思う。
長い間サラリーマンをやっていたり、あるいは自営業にしてもそれを終えて、やっと開放されて自由を満喫しているのかな。昔テレビで、退職者がやることがなくて、毎日スーツを着て弁当を持って日比谷公園で一日を過ごすなんていうのを見たことがあるけれど、どうも私はそっちの傾向があるような気がしないでもない。
不思議なのはヨメさん。
病気だというのはあるけれど、旅行だ習い事だ、友達と出かけてどうのこうのという願望がやっぱり無い。酒とテレビがあればいつも幸せそうで、本当に変なやつだ。
似てるのかな?
でもま、私としてはこういう生活って好きじゃなくて、もう少し張りが欲しい。
来年はマレーシアに行くことになると思うけれど、ちょっくらリセットして今とは違う生活をしたいなぁ。