日本の証券会社

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私は日本の証券会社に口座を持っていないのですが、今回、開設すべく動いています。

かつては海外の方が手数料が安い、取引銘柄が多いのが普通でしたが、最近では海外の大本のシステムにぶら下がる形で同じ内容の証券会社(子会社含む)が多く出てきました。また独自システムなのかどうなのかはわからないにしても、魅力的な証券会社が増えてきました。

で、FXに関してですが、どうも私が見る限りスプレッド、手数料に関しては日本のほうが安いようです。海外のブローカーでは0.1PIPスプレッドとか宣伝しているところがありますが、相対取引ブローカーでECNなどのネットワークに繋がっていないところがほとんど。つまり、裏があると想像できるようなところばかり。

中にはECNに繋がっている、リアルというべきでしょうか、そういうブローカーでスプレッドが狭い業者もありますが(以前紹介したDukascopyとか)、手数料を別に支払う必要があるのが普通。

私としては手数料がかかっても取り引き時のスプレッドが狭いことは非常に大事だと思っていまして、また手数料は取引高などによってかなり大きな割引がもらえるので、スプレッド+手数料式のブローカーが良いと思っていました。またそういうところは大手が多く、約定力、スリッページも問題がなく、表示価格をいじったり、不利な約定が常であるようなことも無く、またスプレッド+手数料だとしてもスプレッドとして計算するとたいして大きくないという点が良い。

ただ、最近の日本の業者を見ますと、USD/JPYで0.4であるとか0.5の業者が出てきていますが、やっぱりここまで安く、信頼できそうな業者は海外では私には見つかりません。EUR/USDでも0.7、0.9であるとか、これも安い。私の様に瞬間芸しかできない場合、狙うのは数PIPSですからスプレッドの差は非常に重要です。

ということで、日本のブローカーの口座を開けることにしました。EUR/USD、EUR/JPY、USD/JPY専用になると思いますが、海外在住でも全く問題なく開けられるブローカーはいくつかあるようですが、私はヒロセ通商が良いと思います。オンラインの申し込みフォーム、住所欄で「海外」が選べるようになっていて、他の「海外からでもどうにか申し込める」業者とは随分違う感じがします。

また、本人確認書類も免許証とかパスポートとかが必要なわけですが、ヒロセ通商では現地の運転免許証(つまり日本では何の意味も無い)でもOKでした。

現在申請中で、OKが出ない可能性もありますが、ま、そういう方向で動いています。

また、いろんな意味で使えるマネーパートナーズですが、海外住所では口座を開けないのを電話で確認しました。でもマネーパートナーズは海外からでも開けられる業者として紹介されることが多いんですね。その辺が気になったので、電話で突っ込んで聞いてみました。

「今は海外にいるけれど(あえて在住という言葉は使わず)、本拠地は日本」の場合はどうなのか聞きましたが、答えは「日本に帰った来た時に口座を開設し、その後また渡航する分には全く問題なし」でした。また本人確認書類ですがパスポートでOKです。ただパスポートで現住所確認は本来できないわけですが、後ろのページに自筆の日本住所を住所として扱ってくれる。住民票の有無は全く関係ありません。

ですからどちらの業者も「海外でもOK」と言ってもかなりニュアンスが違いますね。ヒロセ通商は海外在住でも全く問題がないのに対し、マネーパートナーズはあくまで日本在住者であることが建前。

ま、日本の業者のほうが良いとなるとマネーパートナーズの良さはますます光るわけで、いつかマネーパートナーズにも口座を持ちたいと思います。

おっと、大事な点。申し込み時に銀行の詳細もインプットするわけですが、もし日本に自分名義の銀行口座がないと口座開設は不可能の様に思われます。

また、ネットを見ていますと、「海外在住者は法律によって口座をもてないことになっている」と書いてあることが多いですが、これは全くの間違いで、そういう法律はありません。私は法務局に電話でその件を聞いたところ、出てきた担当官が「口座を開けないなんてことがあるんですか?」と言っていたくらい。ただ実際に海外在住者には口座を開かせない、あるいは海外に渡るときには口座を閉めさせる業者がいるのは間違いがなく、その辺を調べたところ、どうも「証券業協会」の中でそういう申し合わせがあるようです。証券業協会に電話をしましたところ、「口座は開けません」という答え。ところで、それはそういう法律なのですか?と聞いたところ、法律ではないと言っていました。

また株もそうですが、先物、オプション、FXなどを売買したときの利益に対する「非居住者」の税金ですが、これもネットの中では様々なことが書かれています。あるサイトでは、ある税理士は納税義務があると書き、他の税理士は、いやそれは違う、納税義務なしと書いているところもありました。これに関しては、20数年前、10数年前、数年前と何度か国税局に電話で聞いていますが、「納税義務なし」という返答をもらっています。

ただし、当然自分が居住している国の税法が適用されるわけで、日本で納税義務がないから居住国でも知らん顔というわけにはいきませんね。オーストラリアでは当然申告しなくてはなりません。ただマレーシアの場合は免税。税金がかかりません。

この辺はそれぞれが「自分で」確認するべきだと思います。私も含めてネット上の情報とか、XXXXさんはああ言っていた類の情報は信用しないのが良いと思います。

また最近ですが、久しぶりに各国の株価指数のチャートを見るようになってから、やっぱり私にはFXより先物の方が合っていると思うようになりました。これは単に指数先物の経験が長かったからということではなくて、チャート分析手法によるものだと思います。

で、それをどこで売買するかですが、本来は先物ですから先物ブローカーが良いのですが、とりあえずCFDでも良いと思い探して見たのですが、指数先物のCFDを扱っているブローカーは決して多くは無いんですね。でも、FXCMのデモを使ってみた感じでは良さそうなので、FXCMの口座も開ける予定です。でも売買するのは多分DAXだけだと思います。値動きの素性の良さ(ノイズ、おかずが少ない)、スプレッド(2ピップス)とうねりの大きさの具合が指数先物中ではベストだと思います。

ただ先物の動く時間は限られていますし、当然先物が良いとなってもFXを無視することはできず。ですので普通にFXを売買するには、Dukascopy、あるいはIC Markets(IGではなくてICの方)がスプレッド+手数料ですが海外勢としては一番まもとに思えますので、これはこれで残しておく予定。これはEUR/USD、EUR/JPY、USD/JPY以外の通貨専用かな。

KLに行くまでは本格的にやらないと心に決めていましたが、ちょっとだけと思っていじりだすと結局止まらない。思ったとおりの展開です。

これに没頭するとほぼ24時間勤務になるし、場が閉まっているときには反省会と今後の方針チェックで頭は回転しっぱなしで、休まることがありません。ま、土日があるから良いじゃないかとは思うものの、現役バリバリの若者と同じように身体も頭も動くわけが無いので、結局は自分の命をすり減らすだけのことになるんじゃないかと心配です。

と言いつつ、ヨメさんには「再開するつもりだから、そのつもりで居て欲しい。絶対に邪魔はしないでくれ。」なんて宣言しちゃいましたし、どうなることやら。

ま、適当にチンタラしながら自分の居場所、ジジーにはジジー流のやり方があるだろうし、それを見つけたいと思います。

しかし、こんなはずじゃなかった・・・・・・  (笑)

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ヒロセ通商ですが、夜中でも土曜日でもメールを送るとすぐに返事が来ます。

こういうのって今の日本は当たり前なんだろうか。すごひ・・・・・・・・・・ ^^

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