バヌアツ行きの予約が取れた。サント島で4泊。エフェテ島で4泊。火山の噴火をすぐ近くで見れるタンナ島は今回断念しました。
バヌアツって開発が遅れていて、原始の生活が残っているようなところだから大自然を楽しむには面白いと思うのだけれどホテルもそれなり。
我々はサント島では比較的安いところ、エフェテ島ではそこそこのところをトリップアドバイザーの口コミ、ランキングを参考に選びました。
飛行機は行きと帰りと旅行会社が違うという変則的な旅程。
ま、そんなこともあって、安く上がるような気がしたのだけれど、やっぱり8泊となるとそれなりの料金。
しかしお金を払うときって気分は落ち込みますねぇ。(笑)
我々としては開発が遅れている国とか島って行ったことがなくて、楽しみではあるものの、ヨメサンと話をしてみると望んでいるものが違うのがわかる。私としては未開は未開として楽しみたいと思うのだけれど、ヨメサンはそれなりにちゃんとしたところじゃないと嫌なタイプ。虫が多いとか汚いとか、食事が質素だとか、そういうのは面白くない様子。
でもなぁ、昔、グアムに連れて行って現地の家に一緒に3ヶ月お世話になったこともあるのだけれど、ああいうのは駄目そうなヨメサンもしっかり現地に馴染んだし、ヨメサンもグアムが大好きになったというけれど、基本的にああいうのは駄目なのかもしれない。
私としては、いわゆる旅行で表面をなめるだけみたいな旅行では、バヌアツの場合、面白くないと思うんですよ。やっぱり今時珍しい未開の土地なんだからそれをしっかり体験したい。
こんな感じで、半分裸。女性も胸を出したままの村も存在するらしいし、でも裸は観光向けの衣装(?)でしかないところもあるらしいけれど、離島には他部族を寄せ付けない原始生活をしている部族もあるような国。
で、そういう部落で私は生活をしてみたいんですよ。観光じゃなくて。
まぁ、そりゃすごいことになるだろうけれど、宿泊施設(ベッドがあるだけ)もあるし、逆に食料も持ち込んでキャンプが良いと私は思うのだけれど、そうやって彼らの生活の中に入ってみたいなぁ。
昔のグアムでもそんな感じでした。今はとうに無くなったニッパハウス(屋根がやしの葉)の家がまだあちこちにあって、私もそういう家にお世話になって寝泊りしていたのだけれど、夜には観光客がいなくなったタモンビーチ(ホテルの有る浜)で魚を捕る為に網を仕掛けたり、どこの家でも飼っている鶏や豚が逃げて、家の裏手のジャングルで野生化してるなんてのは当たり前で、でも豚が大きくなって野生化すると危険なので、定期的に野豚狩りをするわけですよ。これがまた面白いのなんの。
そんなのも生活の一部で、誰かが怪我をすると一族が集まってパーティ。怪我が治ればまた皆が集まってパーティみたいな島の生活は本当に楽しかったです。
今のグアムはとっくのとうにそういう感じではなくなって、リゾートとしての地位を確立したけれど、まだバヌアツにはそういう自然との関わり合いの中で人々が生活しているはずだし、その中に入ってみたい。
せめて子供たちが高校生の頃にやってみるべきだったなぁ。私とグアムのつながりは偶然でしかなかったけれど、是非子供たちにああいう体験、テレビのウルルンみたいな生活をさせてやりたかったと今更ながら後悔したりして。
でもま、とりあえず行ってみます。そしてやっぱり人との出会いが大事で、うまい具合にチャンスがあったらそれを広げてみたい、なんて考えています。
せめて地元の人の漁には着いて行ってみたいなぁ。
でも心配なのは私の体力。もうかなり駄目で、挙句の果てにデブが半端じゃないから普通の人ならなんてことのないことでも私にはキツイ。こんな身体で現地の人たちとジャングルに入って狩をするだの、海に出て漁をするだのなんて到底できることじゃないかもしれません。
それにオプショナルツアーを調べても、こんなのあり?みたいに強烈なんですよ。ジャングルの中を掻き分けて進み、川を渡るときには胸まで浸かり、途中、川を泳いで下るなんてツアーがある。まぁ、そういう意味でも未開のバヌアツらしいオプショナルツアーなんだけれど、さて私に行けるかどうか。
今まで自分が知っている、体験したような場所じゃなさそうで、一体どうなりますか。
行くのは来月の末です。こちらは12月に入るとサマーバケーションが始まり、オーストラリアのリゾートはもちろん、近隣諸国も人でいっぱいになります(ゴールドコーストも人で溢れるようになる)。その時期をうまく逃げて旅行する癖がついているのですが、今回もそのバケーションが始まる頃に帰って来る日程で行きます。