とりあえずマレーシア

私は基本的に、若い方々がジジババと同じ感覚で、今のロングステイブームに乗ったマレーシアを選ぶというのはちょっと違うんじゃないかという考えを持っているのは何度か書いています。ましてやMM2Hというビザでどうやって長い将来に渡って子供達を育てるのか、考えただけでゾッとすることもなくはないのです。

まぁ、好きなことをやれば良いわけですが、私も好きなように考え方を述べさせていただいています。

で、前の日記にそんなことにもちょっと触れましたが、昨日、なが~~~~いメールを頂戴しました。

お子さんとお母さんだけで、稼ぎ頭のご主人は日本に残したままマレーシアへ渡ろうとしている方からでした。

福島原発の事から始まって、日本における子供の教育に関すること、日本という国そのものの将来性など、それらを総合して考えてマレーシアに渡る決心をなさったそうです。その方の真剣さ、そして問題の深刻さがわかるメールなので、是非できたらここへ全てオープンにしたいぐらいですがそれは不可能。

私がなるほどと思ったのは「とりあえずマレーシアに行くしかない」という点です。

原発がらみの話としてとにかく早く出たいというのがあって、最終的にどこの国がいいのか考え実行するのは後回しとのこと。

仰るとおりだと思いました。すぐ出ようと思っても、すぐに長期の、それもたとえ永住権じゃないにしても何十年も住もうと思えば住めるビザを発行している国が他にありますか?ということでした。

これは私も他にそういうビザを持つ国を知りません。しいて言えばフィリピンの永住権でしょうか。マレーシアよりハードルは低い。

また、永住権を狙うにしても、結果が出るのに時間が掛かるのと、また取れない可能性も高く、そして取った後のことも考えないとうまくなくて、MM2Hの様にそれを持ったままマレーシア国外で居住するというのは普通できないんですね。永住権は永住の意思があるから発行されるわけで、日本なり他の国に住んだままその永住権を維持することは難しい。これはアメリカもオーストラリアも、シンガポールでも同じ。

MM2Hの良さを今回のメールであらためて認識しました。

とりあえずそれを取得して、そのまま放置でも権利は喪失しないってこと。これはかなり凄いことなのでしょう。

それと、私が前から思っているMM2Hの不思議な点ですが、発給条件がいろいろありますが、所得の部分。これって普通、その国に渡ってからどうやって生活するのか?というのが大事な部分で、その証明の為に所得あるいは資産証明が必要。本来それがマレーシアに渡っても維持できるという前提(金利や年金とか)が大事で、給料取りの場合はマレーシアに渡ってしまえばゼロになるから参考にはならないはず。ところがMM2Hの場合は、日本であるいは海外で給料をもらっているとするなら、それで取れちゃうという摩訶不思議なビザ。マレーシアに渡ればその収入はなくなるのにその点に関しては何も言われない。

この点も他の国ではありえない考え方だと私は思っていて、MM2Hの取りやすさが目立ちます。(これは他国には例を見ない長期滞在可能な観光ビザのような形態だからかもしれないですね)

今はマレーシアへ行く気がなくても、MM2Hを取っちゃうということが出来る。ビザ発給後1年以内に居住しないと失効するとかおまけがつくことがありますが、そんな五月蝿い規定もない。

マレーシアで一生住む気がなくても、たとえ本当は他の国へ行きたくても、とりあえずマレーシアのMM2Hを取って渡るのは正解かもしれない。ましてや日本脱出を急ぐ人にはこれしかないかも。

話題は変わって、MM2Hは簡単に取れますし、マレーシアの生活も安いなんて話が広がっていますが、実は私の同年代の友人(特にネットの中)は、MM2Hを取る条件に満たない人が多いんです。年金は国民年金、家はあっても資産価値は無いに等しい、貯金も1千万なんて大金は持っていないと言う。

そういう彼らに、マレーシアは安いんだよ~なんて話をして、自分の感覚とのギャップを感じたし、大変失礼な話をしてしまったと思ったことがあるのですが、昨日も地方在住の方で、自分の周りにいる人たちはMM2Hなんて無理という話を聞きました。それが可能なのは地方公務員上がりと大企業の定年組みだけだと。

若者は若者で今の時代は大変なことになっているようですし、こうやってマレーシア~~なんて話が出来るのは本当にラッキーでしかないんでしょうね。

ジャランジャランというアジア情報をやりとりする掲示板がありますが、あそこでは頻繁にMM2Hが批判されることがありますね。バカじゃないかと思うことが多いですが、老春を謳歌している人たちを見ると腹が立つというのもわかるような気がしてきます。

上を見ればキリがない、下を見てもキリがない。自分の足元だけ見つめて自分の好きなように生きていけば良いってことなんでしょうが、私はどうもそれに抵抗を感じるんですよ。ものの考え方がキリギリス的じゃなくて蟻、あるいは蜂的なのかもしれないけれど、自分の目に写るのは決して自分だけじゃないわけで、いろいろ気になるんですわ。

大好きな寿司だって、一人で食うよりみんなで食ったほうが旨い。

同じレベルの人と付き合うのが一番と言う人は多いけれど、私はこれにも抵抗があって、寿司が食べられない状況でどうやって皆で寿司を食うのか、私はそこに拘ってみたいです。

     
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