久しぶりにローストビーフを作りました。私が食べたいというよりいつも夜中にゴソゴソやっている長男が好きな時に食べられるように。
もちろん低温調理ですが、私が食べるとしたら55度でかなり長い時間調理したいのですが、長男は私ほど真っ赤っ赤の肉が好きじゃないということと、赤いと「生だ~~~~」と騒ぐ嫁さんのためにも今回は58度で2時間半にしました。
肉はスーパーで売っている普通のローストビーフ用のブロック。何種類かの味付けがすでになされているのですが、今日はいつものと違う味を選びました。
クラシックスタイルのこと(いつもはオニオン&ガーリック)。1キロ13ドル99で約1.382キロ、19ドル33の肉。日本で言うグラム140円ぐらいの肉。
2時間半後のがこれ。最初に焼いていませんので、茹で肉と変わりません。ちなみにドリップは一切出ていませんし、かなりジューシーなのは間違いが無いはず。
ここからしっかり焼き目を付けます。フライパン。その後に卓上コンロのガスボンベを使うバーナーで焼きました。
その後、20分ほど休ませて切ってみました。
おかしいです。58度にしては中が赤い。なんででしょう。これってミディアムレアの温度ですからもう少し火が入っていても良いはず。どう見てもレアにしか見えません。真っ赤っ赤大好き人間の私でももう少し火が通っていたほうが良いと思うくらいです。58度でこれって変。
でもいつもよりかなり柔らかくてジューシーで味も良く美味しいと思いました。どうも肉の部位が違う様子。ちょうどうまい具合に真ん中に脂肪が入っていてそれも良かった。
前回の55度のローストビーフはこんな色(下の写真)。でもあの時は55度でホールドすると1時間で2日間のエイジング効果があると聞いて5時間調理しました。今日は3度も高いのにこれより赤い。やっぱり時間ですかねぇ。おかしいなぁ・・・・。
この肉は同じようなローストビーフ用の肉で値段も一緒。でも肉質がまるで違うのが写真からわかりますかね。今日の方がかなり柔らかくて美味しい。
ただですねぇ、今日のはちょっと塩っぱいんですよ。これってヒジョーに困るわけで、足りないものは足せるけれど、多すぎるものは引けない。こんな塩っぱいのは始めてなんですが、これがクラシックスタイルなんでしょうか。これでもし塩辛くないとしたら、きっと「オーストラリアで食べた一番美味しいローストビーフ大賞」を出せたのに、本当に残念です。
長男は「チョ~美味しい」と喜んでいたので、ま、いっかと。赤い肉だと大騒ぎするヨメサンですが、今日は文句も言わずに焼いて食べていました。 (笑)