洋食でよく使う香味野菜ですが、私はいつも「ミレポア」と書いています。でもそれが気になる方がいらっしゃるようで、「ミルポア」ではないかとのこと。
最初にこれの存在を知ったのはユーチューブのレシピ(英語)を見ていた時なのですが、「なにこれ?」と思って聞こえた通りの「ミレポア」で検索しても何も出てきませんでした。でも英語で調べたらMirepoixですぐ出てきましたので、ああ、香味野菜(主にニンジン、タマネギ、セロリ)をミレポアというのかとそのまま覚えました。
たしかに日本ではミルポアというようですが、私が見ている洋食のレシピ(英語)ではミレポアと発音しているように聞こえますのでそのまま使っています。
でも元はフランス語で、フランス語で聞くと確かに「ミルポア」と言っているように聞こえます。
そもそも外国語を日本語の発音に当てはめることに無理がありますし、フランス発祥のものが英語圏に伝わって違う発音になるのはいくらでもありまして、例えばデミグラスソースのデミグラスですが、英語ではデミグレイスというのが普通のようです。Demi Glace。
私はその辺はあまり気にしない方で、気にしだすといろいろあり過ぎるので深く考えません。例えばよく日本人がいうお金を意味する「マネー」ですが、英語では「マニー」でまるで違う発音。こういうのは山ほどあるんですね。主だったとか主要を意味するメイン(Main)を日本ではメーンと言いますしキリがありません。マクドナルドはそのまま発音してもまずほとんど通じませんし、本来はどうあるべきかというのならカタカナ表記を止めるしか無いと思います。
多分、私が報道とか放送関係だとすれば、日本語で書く限り「日本式」で書くべきなのでしょうが、ま、個人のブログですし、また私そのものがこうやって日本語で書いているものの、外国語の日本語表記に関しての「日本式」は全く眼中にありませんので、自分の耳で聞こえた音をカタカナで書くようにすることが多くあります。
こういう小さな違いが気になる方もいらっしゃるのだろうとは思いますが、すいませんが、私は私流でやらせていただきます。m(__)m