相場はこれがあるから怖い。スイスフランが凄いことに

びっくりしましたね~~。スイスフランが突然急騰しました。

対日本円だとこんな感じ。日足です。

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なんで急騰したのかですが、それは「スイス国立銀行(中央銀行)が15日にスイスフランの対ユーロ上限を廃止すると発表」したから。

どういうことかというとスイスフランはユーロに対して上限を決めていたんですね。つまり介入して「高くなりすぎる」ことを回避していた。この政策を知っているトレーダーが何を考えるかというと、「スイスフランが高いところは売っておけ」ってなりますよね。一定の値以上には上がらないとすれば、いつか下がる時が来るわけですから、高いところは売っておけば儲かる。

ところが突然、上限を廃止すると言ったから大変です。急騰した。この時に「スイスフランを売っておけば儲かる」と考えていた投資家はゴマンといて「ショートポジションの規模は35億ドル超」あったとのこと。1ドル100円として3500億円。この売り手は全員大損したってことになりますね。中にはFXなり先物でレバレッジをかけているトレーダーも多いでしょうから、一瞬にして破産という人も中にはいるんでしょう。

これは一般投資家だけではなくてヘッジファンドなどの「投機筋」もやられた様子。

上の対日本円の日足チャートを見ますと、目先のトレンドは円高ですからトレンドフォロー型の人ならスイスフランを売っていたかもしれず、やられた人も多いのかも。ただ大きなトレンドで見ると、そろそろ反発か?なんて風にも見えるわけで、損した分だけ利益を出した人もいるでしょうね。

しかし大本はユーロvsスイスフランですからそのチャートを見てみますとずいぶん雰囲気が変わります。

これはユーロの対スイスフランですから天地を逆に見ないとなりません。ユーロ安スイスフラン高のトレンドで、ユーロの安値の限界(スイスフランの高値の限界)に来ていた。

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ユーロの安値の限界に近いということは、スイスフランの上限に近くそれ以上にはならないわけで、ここはスイスフランを売っておけば「必ず」儲かると考えるんでしょう。

でもその限界がなくなった。

自分がポジションを持っている時にこういうことが起きないと良いですね。

でもそれを祈って運を天に任すやり方って私は好きではなくて、「普通の時」に「普通の売買」を心がけていれば大丈夫だと思うんです。私がイベント時には絶対参加しないのもそれが理由。

と同時に、なぜ超短期売買になるかというと、こういう恐怖から逃れるためでもあるんですね。効率だけの問題ではなくて、投資の基本中の基本として「投資期間がながければ長いほどリスクは高まる」という考え方があります。長い間にはいろいろあら~なってことですが、これを突き詰めると、「投資期間(時間)」が短ければ短いほど良いとなります。一番良いのは「なにもしないこと」。(笑)

いわゆる勝負師であってはならないというのが私の信念で、小舟で海に出て釣りをするが如く欲を出さなければ天からの恵みを享受できるという考え方。でも一発を狙うと大荒れの大海に出るのと一緒で、また長い期間である場合には何が起こるかわからないという「小心者」の考え方を基本としています。

私がオプションの売りにどうしても抵抗があるのはこれが原因です。オプションの売りは「時間をお金に変える」投資方法にしか思えませんから。

でもそういう考え方も本当はダメで、どこか妥協点なり方法があるとは思っています。

しかし、スイスはこういうやり方をすると世界から反発を食らうんじゃないでしょうかね。トレーダーにしてみると、スケベ根性丸出しだったにしても原爆を突然落とされたようなものですから。

 

 
    

     
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