我が家ではシチューは食べてもスープを飲むということはほとんどなくて、最近作った海老のビスクでちょっと考え方が変わりました。
スープもいいじゃん。
それも食材を考えると糖質制限食にもなるし、そして思ったより腹にたまるのでいい感じ。
そこで、何かスープの食材になるものが家にないか考えていたんですよ。そして閃いた。
シジミが大量にある~~~~。
このシジミって乾燥したものなんですが、味付けがしてあるんですよ。シジミは体に良いからパソコンでもやりながらポリポリ食べても良いなと思って買ったんですが、味が甘ったるいのね。佃煮ほどではないけれどそれの親戚みたいな味がする。つまりオヤツで食べるというより御飯のおかずに近い感じ。お茶漬けにしたら結構いけます。ですから普段は食べることはなくなってしまったんですが、大量に残っているのが気になっていたんです。
これを水で戻してクラムチャウダーみたいなものが出来ないか実験してみることにしました。
戻したシジミ。
お約束通りに鍋でミレポアと少量のジャガイモを炒め、ストックを入れ、シジミも投入。
弱火で30分ほど煮込んでから味見をしたのですが、ヒジョーーーーーーーーに変な味なんですが、決して食べられない味ではなく、最終的にどんな味付けにするかですが私の頭に浮かんだのはクリームシチュー。そもそもクラムチャウダーが発想の原点でしたから。
これが恐ろしいことに・・・・ (T_T)
一口味見をしただけで、40年前の香港の裏通りで食べたジャンクフードを思い出しました。そして行ったこともない中東かアフリカの難民施設での炊き出しってこんな感じかなとか。
まさに佃煮でクリームシチューを作った味。このミスマッチって半端じゃなくて、きっとシメ鯖でクリームシチューを作ってもまだこれより美味しいかもしれない。 (T_T)
参りました。
まだヨメさんにも息子にも食べさせていませんが、彼らはなんていうのでしょうか。きっと優しい長男は「変わった味だね~~~」程度でしょうが、ヨメさんは「オエ~~~~~~っ」と言いつつ私を罵倒するはず。
でも先手を打って、ヨメさんに「スープ作りを失敗しちゃったんだけど、どうにか調整してもらえないかなぁ」なんて下手に出てみましょうか。
捨てろというか、それともどうにか食べられるように変えるか。ヨメさんも古い女ですから食べ物を捨てるのは好きじゃないし、お手並み拝見ということにしましょうかね。 (笑)
あ~~~~~~~~~~~~~~~、まずい!こんなまずいものを食べたのは久しぶり~~~~。