原油の暴落要因には諸説ありますが、私には良くわからず。またわかったところでどうなるわけでもなく、それを元にどう動くか想像することもありません。
ただ巷では40ドル程度まで・・・と言われていて、ほぼその値は達成されたわけで、さて、これからどう動くのか。
チャートを見ますと、下げ止まり、一服といえる動き。でもこれから上昇トレンドに向かうかどうかはわかりませんし、上昇トレンドに乗ったとは私の見方では読めません。ただ、そうなるかもしれない予兆は見えているというだけのこと。
USOil CFD Day chart
短期的には上昇トレンドに「乗りそう」な動きで注意が必要でしょう。緑のラインで示したようにダイバージェンスがはっきり出ていますし、上昇圧力は大きそう。また中段下段の赤丸で囲ったオシレータも上昇力の強さを表しています。でも上段の赤丸で囲った値動き自体はそれほど大きくはない。
短期オシレータはそろそろ目先の上げ一杯の場所ですから、この次に来るであろう「下げ波動」に注目します。その下げ波動が大きくて元の流れに戻るかもしれませんが、もし下げが浅く、その次の上昇波が来たら「そこがロングで入るポイント」になると読みます。つまり、その下げ波動で「売り勢力の力、やる気」を推し量る場所だということ。これが弱いと「買い勢力」は一気に攻撃してきますし、ショートポジションの解消も増えますから大きく上昇する場面が来るかもしれません。
この考え方は、今の小さな上昇波を「新たなトレンドの第一波」と仮定した見方で、次の下げ波動は第二波、そしてその次の上げ波動は第三波で、エリオット波動で言う「絶対に見逃してはならない波動」だと考えます。
でもそれが成立せずに、「売り勢力は相変わらず強く」大きな下げ波動に戻るかもわからない。
とにかく「型にハマった時にだけ出撃」という考え方。
長期的にショートポジションを持っている場合は要注意の場所で、とりあえず撤退、ポジションをスクウェアにして様子見を考えても良い場所だと思います。
また大きなトレンドで言うと下げトレンドのままですから、次の下げ波動には「ショートで乗る」という考え方もありますが、私には上に書いた理由で、次の下げ波動でのショートは見逃すべしとなります。
どうなりますかね~。