先日買ってきた海老の本体の方で超簡単ガーリックプロウンを作ったのですが、海老の味がかすかにあるような感じ。orz
ガーリックプロウンって調理時間は約2分。準備を入れても15分以内にできちゃうし、海老が美味しかったら抜群なのに・・
使った海老はスーパーで安く売っているバナナプロウン(Banana prawn)。キロ16~17ドル。
この海老ってちょっと変わっていて、身がネチっとして甘エビにほんのちょっと似ていて、刺し身だと甘くて美味しいんだけれど、やっぱり火を入れると駄目。安いのは安いなりってことなんですかね。
でも頭と殻で作ったビスクは抜群に美味しかったのになぁ。
結果としては「頭と殻」の方が価値があるという結果。 (笑)
これが駄目だとすると、地元で取れるあのいつもの海老か、それとも28~29ドルのあれか。しかし、不思議なのはブラックタイガーを養殖しているのに市場にはほとんど出てこないってこと。輸出にまわしているってことなんだろうけれど、地元の海老は輸出グレードじゃないのかな。
でもオーストラリアって面白いと思うのは、このクイーンズランドって海産物が有名で、中でも海老はかなりの漁獲高があるのね。それでいて輸入する海老もある。
つまり、なんだ?美味しくて良い値が付く海老は輸出に回して、地元民が食べるのは輸入の安い海老と、地元のなんてことのない海老ってこと?ブラックタイガーに負けるってなんだか悲しくなってくる。
マレーシアで食べる海老って美味しいと思うし、値段も安いのに、どうしてここにはああいう海老がないんだろうか。
そういえば、私のオヤジ方の実家は築地の魚河岸の仲買人なんだけど、跡を継いだ叔父に聞いたことがあったっけ。世界中には恐ろしいほどの種類の海老がいるけれど、日本では「火を通すと赤くなる海老」しか売れないと。
このバナナプロウンって赤くならないし、この味じゃ輸出しても駄目なんでしょうねぇ。東南アジアにはいくらでも美味しい海老があるし、競争にならないか。
しかし残念だ~~~~~。
我が家から見えるところに小さな漁港があるんですよ。船が5-6艘しかない漁港なんですが、海老が主であとはカニとか。そこに行くと目の前の海で穫れる海老とかカニを直売しているんですが(安くないし、活エビもない)、あれがもしかしたらベストかな?
ちなみにこんなところに漁港があります。向かって右隣は6星ホテルと言われているパラッツォベルサーチ。その右の白い三角が並んでいるところはシャラトンのマリーナミラージュ。写真の左端はシーワールド。こんなところに漁港があるなんて面白いでしょ?
毎日夕方に船が漁に出かけて行って、目の前の沖で漁をして朝には帰ってきます。こんな船。