昨日の夜中にスロークッカーに入れて作った肉骨茶ですが、スープはかなり美味しくなったものの、10時間も煮込み続けた鶏肉は悲惨なことに。
骨まで柔らかくなったものの、身は味も脂も抜けきってまるでカスの様。どうにか食べようと思いましたが、量があまりにも多すぎてどうにもならず。ヨメさんも息子も協力してはくれたものの、半分はのこってしまいました。
その代わり、スープはかなり美味しい。ミレポア(ニンジン、玉ねぎ、セロリ)も入れましたし、いい感じ。
だからスープだけ飲んで終わりにすれば良いとも思ったのですが、それじゃ負けを認めたようで面白く無い。 (笑)
ということでまた鶏肉を買ってきました。
鶏肉でいろいろと実験したいことがあるのですが、鶏の手羽元だけは使う予定なし。こちらで手羽というと、手羽先、手羽中、手羽元がついていて、手羽先と手羽中だけというのは見たことがありません。でも私は手羽元があまり好きではありません。手羽元って変に固いのね。
ということで嫁入り先のない手羽元を利用することにしました。かなり面倒ですが、手羽から手羽元を切り取り、骨もはずし、それをミートテンダライザー(肉を柔らかくする器具)でグサグサ刺しまくって、それに塩コショウ、醤油、酒で味付け。
その間、手羽元の骨を捨てるのがもったいないのでそれでスープを取り、それを「濃厚な肉骨茶のスープ」に足しました。しかしまぁ、肉骨茶のスープ取りにこれだけ鶏を使うってのはきっとこれが最初で最後でしょう。
肉骨茶のスープは濾して肉、骨、野菜を捨てました。ただ肉でも手羽だけは食べられました。でも腿肉はパッサパサでどうにもならず。野菜は野菜に見える得体のしれないもので、これもやっぱり出汁を取ったカスでしかない。
でも新たに鶏のスープを足したスープはかなり美味しくなっていて、中国醤油や椎茸の出汁の素(中国クノール)を入れたりで、味を調整。
鶏肉には片栗粉をまぶして、別の中でお鍋で火を通し、最後は肉骨茶の鍋に入れて、豆腐、エノキ、ほうれん草と合わせて出来上がり。あ、そうそう。緑豆春雨もいれました。
トッピングはネギの青いところと唐辛子のフレークだけ。
美味しかったか?
うーーむ、微妙ですねぇ。スープは間違いなく美味しいですが、肉骨茶の味っていうのにやっぱり違和感があるわけで、なんだか変な感じ。でも鶏の手羽元は片栗粉をまぶしてあるのでツルッとして、味も染み込んでいて美味しかった。
全体としては国籍不明のわけわからない味。
やっぱり肉骨茶は豚でしょうねぇ。それも最初に作った豚のスネ肉みたいなわけのわからん肉のほうが肉骨茶らしい感じでいいかも。豚足も良さそうで、ああいう荒っぽいものの方が肉骨茶に合いそう。
肉骨茶・・・・。当分食べたくありません。 (笑)
約一名、息子ですが、うまいうまいと喜んでいました。あいつってモツ鍋が大好物で、チーズはブルーチーズが一番だとか、なんだか変わってる奴。
ああ、疲れた・・・・。
まもとなものを食べたいなぁ・・・。
美味しoq-3napdau,[oかった~~~~~~。ご馳走様~~~~~~~~。