激ウマ韓国風鶏の唐揚げを作った

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皆さん、韓国風の鶏の唐揚げってご存じですか?

昔からあった料理だとは思うのですが、私が知ったのは近年。韓国ドラマに良く出てきますし、今住んでいるコンドの1階に韓国人経営の韓国風唐揚げ屋があってそれを時々食べるようになりました。

でも日本の唐揚げ、竜田揚げとは全く違うんですね。

なんせしっかり揚げます。それもなんと20分ぐらい。

そんなに揚げたらパサパサになるんじゃないかと思いますが、パサパサにはならないものの日本の唐揚げみたいに、中はしっとりジューシーってわけにはいかず。でも彼らはそれをジューシーと言います。ま、それは良いとして衣が違いますし、長時間揚げますから衣がパリンパリンになる。サクサクを通り越しています。

彼らは「クランチー」の歯ごたえを大事にする様で、そこが日本の唐揚げとの大きな違いだと思います。バリバリ、ガリガリ、ザクザクって感じでしょうか。

これはこれで美味しいと思うのですが、家で作ろうとは思いませんでした。動画レシピを見るとどうも美味しそうに思えないんですよ。確かに食べればそれなりなんですが、あんなに長時間揚げているのを見るとやる気が出てきません。 

でも作ってみました。レシピは韓国人のではなくて、アメリカ人が「韓国風」にアレンジしたもの。レシピはユーチューブでいつも見ているFood Wishesというチャンネル。

日本の唐揚げとの大きな違いは、漬け込むときに醤油は一切使わない。かと言って衣にも醤油はつかわない。そして衣は小麦粉と多めのコーンスターチ。それにベイキングパウダーを入れます。すると衣がカチンカチンと言ってもいいような感じで、歯ごたえ抜群になる。

この唐揚げの特徴は、この動画の04:50のところから良くわかります。是非、ここだけでも見てください。こういう唐揚げって日本では食べたことがありませんし、かなり面白いと思います。

使った鶏肉は、我が家では鶏はこれが一番美味しいと思う、ドラムスティック。下肢の部分ですね。売っているのは骨付きですから、買ってきてから出刃包丁で骨を外します。

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これを切り分けるわけですが、我が家の唐揚げはいつもかなり大きくて、女性では三口、男性でも二口じゃないと食べれない大きさ。塩コショウとニンニク、酒、そして玉ねぎを摩り下ろしたものに最低4時間は漬け込みます。

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これに付ける衣ですが、天ぷらのようにバター液を作ります。小麦粉4、コーンスターチ6、そしてベイキングパウダー、塩コショウ、ニンニク。これをまとわせて揚げます。バター液は結構薄め。

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これを二度揚げするのですが、最初は170度で2分ぐらい。醤油が入っていませんし、油が汚れ無くて良い感じ。でも唐揚げの色は白っぽくて違和感があります。

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これを4,5分休ませてから二度揚げします。温度は180度以上で、茶色の色がつくまで。3,4分かなぁ。この出来上がりが面白いんです。カチンカチンでスプーンで叩くとコンコンという音がします。

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これに付けるソースですが、ケチャップ、蜂蜜、唐辛子フレーク、塩コショウ、ガーリック、そしてネギの刻んだもの、レモン汁をかなり入れて結構しっかり弱火で火を入れます。

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それから火を掛けたまま水を入れて硬さを調節し、冷ます。

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出来上がり~~~~。初めての挑戦なので、作るのは少量にしました。

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美味しかったです。かなり行ける。そもそも味付けがそうですが、食べた感じは洋食ですね。日本の唐揚げの感じは全くありません。ソースが美味しかったです。スパイシーで甘くて酸っぱい。

でもねぇ、色を付けて衣を硬くするためにしっかり火を通すと、やっぱりジューシーさに欠けるんですね。私は低温調理に凝るわけですが、それは火の通し加減は必要最低限にして、柔らかくジューシーなのが好きだからなんですね。だからこういう日本の感覚で言う「揚げ過ぎ」ってやっぱりイマイチの感じがします。

ただ、衣がカチンカチン、パリンパリンというのは面白いと主ました。決して固いわけじゃなくて心よいパリンパリン。でもそれにソースを掛けるとしなっとしますので、調度よい感じ。ソースですが、これは「掛ける」から良いのであって、全体に絡めないほうが歯ごたえの違い、味の違いも楽しめて良いと思います。絡ませたら間違いなく全体がしなっとしますし。

これは美味いということで、家族の要望に答えて、新たに鶏のドラムスティックを用意し、第二ラウンド開始。 (笑)

今回は第一ラウンドとちょっとだけ違う味付けにしました。醤油をほんのちょっと入れて、塩麹も入れ、30分寝かします。またこの時は揚げる時間を短めにしました。でもそれだと衣がカチンカチンにはならないのね。それでもいつもの片栗粉で揚げるよりはパリパリに揚がります。

いい感じに出来ました。柔らかくてジューシー。美味しいです。やっぱりこの美味しさはドラムスティックじゃないと出ないと思っています。

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今回は第一ラウンドとはちょっと違う味付けですし、何も付けなくても。あるいはレモンだけでもかなり美味しいと思いました。だから上には掛けず。これってマヨネーズでも美味しいだろうし、ソースが3種類ぐらいあったらかなり楽しめるし、唐揚げパーティにはもってこいだと思います。日本風の唐揚げですとそればっかり山のようにあっても飽きますが、この唐揚げでソースが数種類あったら飽きないどころか売れ行き抜群になるはず。

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結果的には韓国風らしくしっかり揚げることはしませんでしたが、この方が間違いなく日本人向き、というか我が家の好みで、この味付けと衣はかなり新鮮な感じがして良いと思います。

長男はうめ~~~~と言いつつ、日本から自分で取り寄せた「日本一辛い唐辛子」を食べて具合が悪いはずなのに、結構食べていました。ヨメさんは、我が家の唐揚げは大きいですからいつもは2つかせいぜい3つ。でも今回は「嘘だろ?」と思うくらい食べていました。そして

「今まで作ってくれた唐揚げの中でこれが一番美味しい」ですと。

そこまで美味しいとは私は思っていないのですが、今までの唐揚げだとマンネリ感がありますし、せいぜい味付けは2,3種類ぐらいしかなかったですし、今日の作り方を基本にして洋風でも3種類ぐらいはつくれそうですから、レパートリーを広げるという意味においてもかなり価値があったと思います。

これは作って見る価値があると思います。

上に掛けるソースのレシピ動画はこれ。

お試しあれ。

美味しかった~~~~。ご馳走様~~~~~~~~~~~~~~。

For the chicken marinade:
1 pound boneless skinless chicken thighs, quartered
1/2 yellow onion, grated (enough to generously coat chicken chunks)
4 cloves of garlic, finely minced
1 tsp fine salt (1 1/2 tsp if using kosher salt)
1/2 tsp freshly ground black
*Marinate for between 4 to 12 hours

Ingredients for batter:
1/2 cup of self-rising flour (or 1/2 cup all-purpose flour with 3/4 tsp of baking powder and 1/4 tsp salt)
3/4 cup cornstarch
1/4 tsp salt
1 tsp sugar
1/2 tsp freshly ground black pepper
1 cup very cold water, or as needed

Ingredients for about 6 servings:
1/2 cup ketchup
2 green onions, chopped fine
4 cloves of garlic, minced fine
2 tbsp honey
1 to 2 tsp red chili flakes, to taste
1 tbsp sambal chili sauce, or other ground chili sauce/paste, to taste
1 pinch of salt
1/2 tsp freshly ground black pepper
1 lemon, juiced, or more to taste
1/4 cup water to adjust thickness, more as needed
*Note: everything in this is “to taste,” so adjust until you think it’s balanced between sweet, sour, and spicy.
— Combine ingredients and simmer on low for about 5 minutes. Cool and serve at room temperature.

 

 
    

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