私の調理実験ですが、美味しく作れたとしても盛り付けが駄目なんですわ。どうも美味しそうに見えません。
これってセンスの問題だと思うし、無駄な抵抗はしないほうが良いような気もするんですが、やっぱり悔しいじゃないですか。
それと盛り付けと関係がありますが、メインの物を作るのが精一杯で、ソースとかガーニッシュまでには気がまわらないのです。でもここは本来手を抜くべきではないのはわかっていて、時間を割かなくてはいけないという自覚はあるのですが・・・。
ということで、いろいろ練習してみました。
昨日のローストビーフですが、半分ぐらいは冷蔵庫に残っています。ですので、これをコールドアペタイザー、冷盤ですね、それで出すとしたらどうするかやってみました。
まずソースですが、フレンチマスタード。これはちょっとパンチがありませんから、これに和ガラシを混ぜました。そして普通ならケチャップだけですが、それにタバスコを垂らし、赤と黄色のプチトマトを刻んで混ぜてみました。野菜はどういうわけかクレソンを買ってあったので、それを使う。それとレモンのウェッジ。最後に黒胡椒。
ローストビーフを薄切りにしたのですが、切り損ねが何枚か出まして、それは丸めて薔薇の花にする。そしてクレソンですが、寝かさないで立ててみました。
結構悩んだのが、薄切りの肉を並べるのに、左右どちらから重ねるべきか。日本式ですと右手に箸ですから左から右に並べたほうが良いと思うのですが、洋食の場合は逆かなと思ったり。こういうのも決まりがあるんでしょ?そんなことに注意して見ていませんから、さっぱりわからず。
ああじゃこうじゃといじくりまわしましたが、これが限界。これ以上は無理。
しかし、ローストビーフですが、調度よい感じですね。これは59度で2時間。これ以上の温度だと火が入り過ぎだと思います。私としては57度、58度が一番良いと思うんですが・・・・。ヨメさんはこれでも「赤すぎる」といいます。(笑)
ちなみにこの肉ですが・・・。普通のオーストラリアの肉。イマイチ風味がありません。せいぜいサンドイッチにするぐらいですかね、グレードとしては。日本に入っているオージービーフの方が美味しいはず。