セロリを買ったら腐ってた

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私の調理実験ではミレポアを頻繁に使いますので、常時ニンジン、セロリ、玉ねぎをそれなりの量、在庫しています。

で、セロリがなくなったので買ってきたわけです。家に帰ってそのセロリを見たヨメさん。

「腐ってるじゃないのっ!」

「え?」

「どうしてこんなのを買ってくるのよっ!」

「それしかなかったし・・・・。まさかと思うし・・・」

「バカねっ!」

「・・・・・・・」

実は見た時に「色が悪いなぁ」とは思ったんですよ。大きなセロリだったんですが、葉っぱがちょっと疲れだしてところどころが黄色くなっている。持った時も柔らかい感じがしたのですが、セロリがないと困りますし、駄目なところがあれば捨てれば良いぐらいに考えていたわけです。

ところがヨメさんがセロリを割って私に見せたのですが、中はかなり茶色になって、まさに腐ってる。こんな酷い状態は、冷蔵庫の奥の方にかなり長く忘れてしまっていてもここまではならない。

今日、また買い物に行った時に、「昨日買ったセロリが腐ってたよ」と顔見知りの店員に言ったところ、それを店主に伝えているのが見えました。そして店主がセロリを点検してる。私もその場に行って、店主に「腐ってた」と伝えたんですよ。

でも店主は何もいわず、セロリを調べているだけ。

私はその場を離れて買い物を続けたのですが、店主も店員も私を呼び止めることもなく、普通に買い物をして終了。

本来ならそのセロリを持って行って見せないと駄目なんでしょうね。

私は文句を言いたいとか謝れとか、金を返せ、交換しろとも言おうと思わないんですよ。日本では考えられないでしょうが、これも「自己責任」だと思うから。

ま、そんなセロリを買った自分のバカさに呆れるばかりです。

でもねぇ、私はヨメさんにバカだのなんだと延々悪態をつかれるわけです。

結局、ペコペコして謝ったのは私だけ。(笑)

これって、やっぱりなんだか変な気がするんですが、世の中ってこんなもん?

後悔して反省して気落ちして、もう二度とすまいと心に誓っているところをナイフでグサッグサっと刺され、その痛いところを指でえぐられ、挙句の果ては蹴飛ばされて谷底へ転がり落ちていくような気分ですが(笑)、まぁ、慣れたといえば慣れちゃったかな? 

しかし、自己責任って奥が深い。

 

 
    

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