飲茶では結構好きなものがいっぱいあって、そのうちの一つにLo Mai Gaiがあります。スティッキーライス&チキンですね。店によっては蓮の葉っぱで包んで出てくるチマキ。
レシピを見たらかなり簡単なので作ってみましたが結構美味しく出来ました。
まず、前日に餅米を洗って水につけておきます。それと乾燥シイタケを戻しておく。
当日用意したものは、まずは鶏肉。いつもの骨付きドラムスティックを買って、バラしました。大きさは唐揚げサイズ。
紹興酒、中国醤油、中国濃厚醤油、オイスターソース、塩コショウ、そして大事な大事な五香粉(ウーシャンファン)を入れ、しっかり揉み込みます。
肉って面白いですよね。揉み込むと重量の30%ぐらいの水分はすぐに吸い込んじゃうんですね。だからしっかり揉み込めば3時間寝かせないとならないなんてこともなし。
これにゴマ油をちょっと足して(油は一緒に揉み込まない。ガードしてしまうから)、刻んだシイタケも混ぜ込み、しばし放置。
一晩浸けておいた餅米の水を切ってから、肉と同じような調味料を入れます。そして水。
鶏肉と椎茸を炒めます。まずは刻んだニンニクと生姜を炒め、香りがたったら鶏肉を投入。強火であおって火が7-8分通ればOK。
器を用意し、内側にオイルを塗る(スプレーを使う)。そしてシイタケ、鶏肉を並べます。後でひっくり返すのでシイタケの裏表を考えること。
これに餅米と汁を入れます。
これを30分蒸すだけ。
出来上がりはこんな。
この上にお皿をかぶせて、ひっくり返し、中身を取り出します。
それにネギ、コリアンダーのトッピングを乗せれば完成。超簡単。
中国の腸詰めラップチョンが無いとこの料理らしくなりませんので、それをスライスして炒めたものも入れたのがこれ。ヨメさんの分でティーカップで作りました。
いやーー、美味しかった~~。味が濃すぎると嫌なので薄めにしましたし、五香粉も少なめにしたのが日本人に合う感じです。色が濃いですが、これは中国醤油のせいで味は決して濃いことはありません。もう少し濃くても良かったくらい。
五香粉が大嫌いなヨメさんも美味しい~~と喜んでいました。でもこの手を食べるとデブになるのは明らかで、それを気にしていましたっけ。
長男が「美味しい~~~。久しぶりに中華を食べた~」と、昨日は麻婆豆腐なのにバカなことを言っておりました。(笑)
やっぱり五香粉(ウーシャンファン)の威力ですね。これも麻婆豆腐のホアジャオ(花椒)も無くてはならない必需品ですが、入れ過ぎると匂いがきつくて食べられなくなるのね。でも少量をうまい具合に使えばやっぱり大事な香辛料だというのがわかります。
なんて外で食べればいいものをわざわざ自宅で作るのかですが、やっぱり我々日本人としては中国人が美味しいと思うものとはちょっと違いがあるわけで、五香粉にしても強過ぎたら食べられないし、自分で作ればいかようにでも味を足したり引いたりできるので良いと思います。またこれは鶏肉が普通ですが、やっぱりトロントロンの豚の角煮を使ってみたいし、あるいは洋風に作ってみるとか、トロトロのオックステイルだったらどうだろうかと思うわけで、まずは基本のものを作れないとどうにもならないので、やってみた次第です。
ただ今回作ったように餅米を生から蒸す場合は味付けが難しいと思いました。どの程度の調味料を入れたら出来上がりがどうなるかは経験が無いわけですからやっぱり難しいんですね。でもこのLo Mai Gaiは多くのレシピがあって、餅米は普通に蒸す(炊く)ようにして、その後味をつけてから、皿に盛り込んでまた短時間、蒸すみたいなのも普通のようで、その方が味の調節は簡単だろうと思いました。
また、耐熱プラスチック容器でこれをいくつか作り、冷凍しておいても良いと思いました。食べるときにはチンすれば良いだけですし。
この作り方を基本にして、中に入れるものを色々変えたら面白そうです。また混ぜご飯状にして、それを餃子の皮のようなもので包んで蒸す料理もあったりで、かなり面白いバリエーションが楽しめそうです。
美味しかった~~~~~~~~~~。ご馳走様~~~~~~~~~~~。
Youtubeにかなりの数のレシピが出ていますが、もし面倒なことはしたくないけれど作ってみたい場合は、このレシピが参考になると思います。中国の腸詰めラプチョンが無くても全く構いませんが、五香粉(ウーシャンファン)だけは必需品だと思います。
しかし、これって糖質が・・・・
1時間後の血糖値ですが、ぎょえ~~~~~~~~、165.6mg/dlもある。
頑張って再び糖質制限をするなんて言ってたのは誰なんだか・・・・・・・・