癌で死ぬ確率って結構高いわけですが、癌を撃退する方法があるというのを「糖質制限」関連を調べているうちに見つけました。
前にも書いたことがありますが、
「癌は糖質だけをエネルギー源としている」
という話。
嘘か本当かわかりませんが、これに望みをかけて癌と戦う人が結構いるのをネットの中で見つけました。
「癌のエネルギー源が糖質だけ」だとするなら、「糖質を摂らなければ癌はその内死滅する」という理屈なんですね。(でも糖質がなくても肝臓はアミノ酸等を分解して糖を作る「糖新生」という働きがある)
つまり、「徹底的な【糖質制限】をすれば良い」ってこと。
我々の身体そのものはいろいろエネルギー源があるわけですが、「脳」に限っては「糖質」だけがエネルギー源となると長い間言われてきました。いまだにネットの中にはそう書いているプロ、素人がいますが、「ケトン体」を脳がエネルギーとして使えることは現在では常識になりつつあるようです。
このケトン体ってのはいくつかの物質をまとめて言う言葉ですが、私の簡単な理解では「脂肪が分解されて作られる」と考えています。これは糖質制限をしなくても常時我々の身体の中では起こっていることであって、びっくりすることではないらしいのですが、「糖質制限」をしたり「絶食」をすると、糖質が入ってこないわけですから「脂肪を分解」し「ケトン体」をエネルギーとして使うメカニズムが活発になるとのこと。
アトキンス式の「低糖質ダイエット」をする場合、ケトン体がどれほど存在するかを「尿検査」で調べるんですね。これはリトマス試験紙みたいなもので簡単に調べられますが、ケトン体がちゃんと尿に出ていればダイエットは成功しているという見方をします。(ケトン体は水溶性で汗にも出てくる。臭い)
ですから「かなり厳しい糖質制限」をすれば癌を殺せるはずだと、それを実践する人が結構いるのがわかりました。
でもその結果は私はまだ発見できていません。癌が消滅したという話はまだ見つからず。
でも「糖質制限オタク」の私としては、もし癌が発見されたらその方法を試してみようとは思っています。そんなに難しいことではありませんから。
ケトン体の正体といいますか効能はまだまだ未知数のようで、逆にケトン体がどんどん出来るようだと非常にうまくない状態であるとされていて、皆が皆、それを勧めるようにはなっていないんですね。ダイエットのために「糖質制限」をするのにその危険性を言うプロもいます。ケトーシスは危険だと。
ま、この辺は本題からそれるので続けませんが、気になる方はぜひ調べてみてください。ポイントは「ケトーシス」と「ケトアシドーシス」。
何やら近寄らないほうが良いような感じがするケトン体ですが、これを積極的に創りだそうとする人たちもいるんですね。それは「てんかん」を病んでいる方々。「ケトン食」と言われる、非常に脂質の高い食事をとって「ケトン体」が増えると「てんかん」の症状が和らぐとのこと。これも調べると非常に多くの方が実践なさっている。
そして近年出てきた話では、この「ケトン体」が「アルツハイマー」に効くという話。
これに関してはこのブログでも何度か取り上げましたが「ココナッツオイル」が「アルツハイマー」に効くという話。これはココナッツオイルが効くのではなくて、ココナッツオイルはすぐ分解されてケトン体になり、その「ケトン体がアルツハイマーに効く」ということ。
これはアメリカの女医が自分の(アルツの)旦那にココナッツオイルを食べさせ続けた所、劇的に良くなったという話が発端。
これは動画もありまして、実際にそのご主人がどれほど酷かったのがどの程度まで改善されたかがわかる動画です。この動画の中では(時計を描かせる)「クロックテスト」をさせて、最初はわけのわからない図を書いていたのが2週間後には時計の形になってきたのがはっきりわかります。
しつこく書きますが、「ココナッツオイルが効くのではなくて」ココナッツオイルから作り出される「ケトン体」が効くということ。そしてこれが効くのはアルツハイマーだけではなくて、「パーキンソン、筋萎縮性側索硬化症、癲癇(てんかん)、総合失調症(精神分裂病)、自閉症に良いと。そしてこれは自然の抗生物質であり、ウイルス(HIVとか)をコントロールするのを助けると。」のこと。
良いことずくめの話ですが、この「ケトン体」は「脳」に対してなんらかの作用があるってことでしょうね。単なるエネルギー源ではないと。
ま、そんなこんなで私は「ケトン体」とは仲良くしたいと思っていまして(笑)、またそれを多く作り出すにはどうしたら良いかはわかりますので、癌にも効くという話は覚えておこうと思います。
では「ケトン体」を商業的に作って売りだせば良いのにとなりますが、上の動画にも出ていますが、非常に高いコストが掛かるらしいです。でもいつか、安いコストで薬局に並ぶ日が来るかもしれませんね。
ちなみにココナッツオイルは非常に珍しい「中鎖脂肪酸」だそうです。普通の植物油は「長鎖脂肪酸」で分子の繋がりが長い。この中鎖脂肪酸は直接肝臓へ運ばれ、効率よく分解され「ケトン体」となるとのこと(そして体脂肪にはなりずらい)。ではココナッツオイルではなくても中鎖脂肪酸なら良いのでは?となりますが、それはその通りで、中鎖脂肪酸としてのオイルも販売されています。
でも結構高いのね。日清オイリオという会社が販売しています。オーストラリアでも売られていて(違うメーカー)、買ってみましたが、まるでココナッツの味も香りもしません。当たり前ですが(笑)、ココナッツオイルってあの匂いが鼻につくんですね。たまには良いですが。
ココナッツオイルも中鎖脂肪酸のオイルも、舌触りが普通のオイルと違うんですね。サラッとしていてヌルヌルしない。ですからそのまま口に入れても違和感はないし、料理に多く入れても油ぎった感じはないのね。あの匂いが嫌いじゃなければ決して摂りづらいオイルではないと思います。
またココナッツオイルもなんでも良いってわけではなくて、Hydrogenated(水素添加)されているものは駄目だとのこと。
この件に関しては古い日記にいろいろ書いていますので、興味がある方は「ココナッツオイル」でこのブログ内を検索してみてください。