香港式ワンタンを作ってみた

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ヨメさんが「久しぶりに餃子を作ってよ」というので、作ることにしました。

使う豚ミンチは自家製のもの。

これを今回は薄めに味をつけるべく調味料と野菜はシイタケの戻したものだけを入れて、乳化(エマルジョン)するまでかなり練り込みました。そしていつもの通りここで一回目の味見(少量をチン)したのですが

「えええええええ~~、なんでこんなに美味しいんだ?」

という味。味付けが良いんじゃなくて豚ミンチが美味しい。

自家製の豚ミンチはスーパーで買うものより美味しいのはわかっているものの、今回のはその中でも絶品。

どして?

思い出してみると冷凍庫の中には2種類の自家製豚ミンチが入っていて、一つは普通の豚バラで作ったもの。もう1つは「黒豚」のショルダーに背脂を足して作ったもの。

となれば、これは黒豚の方だろうとは思うのですが、どっちがどっちだかわからなくなっています。あらためて肉を良く観察してみると豚バラをミンチにしたようにも見えます。そして黒豚を買って作った時点では「たいしたことないなぁ・・」と思っていましたから、普通の豚バラの可能性大。

餃子ですからこれに足す(いつもはキャベツ)白菜とニラを用意してあったのですが、この美味しさなら餃子じゃなくてワンタンの方が良いはずだと直感。これって自分でも不思議で、やっぱり私は餃子よりワンタンのほうが好きなのだということに気が付きました。

とりあえず、ワンタンの皮で数子包んで茹でてみましたら、やっぱり美味しい~~~~~。

これって自分でもどうなっているかわからず、また同じものを作る自信もなかったので、このチャンスを逃してはならないと以前やろうと思っていた「香港式ワンタン」を作ってみることにしました。

何が香港式かってのはよくわからないのですが、ユーチューブでレシピを見ていますと「エビを入れる」のが基本。そしてもちろんペラペラの薄い皮を使う。偶然、両方共ありますので、それで作ることにしました。エビと豚ミンチの比率は6対4程度。野菜は入れません。

プロ(アメリカ在住)の作り方を見ていて、目からうろこが落ちるような調理法をしていたんですよ。それは何かというと、茹でてもうそろそろ出来上がりって頃に、ワンタンだけ冷たい流水に晒すんです。その流水は鍋の中にも入って、お湯の温度も下がる。そこへまたワンタンを戻して、客に出す準備完了ってことなんですね。

なぜ流水に晒す?

これって、ウドンや蕎麦を冷たい水で締めるのと同じ理屈なんですね。暖かく食べるウドンや蕎麦でも一度冷水に晒す必要があるというのを私は知りませんでしたのでびっくりするやら感激するやら。

確かにワンタンは大好きで、あのペロンペロンになった皮が良いとは思うものの、デロ~~ンとなったら駄目で、もちろん水餃子みたいに皮がしっかりしていても駄目。だから柔らかく茹だったワンタンを一度冷水で締める。

ま、理屈はわかってもワンタンの中には具が入っているわけで、どうもピンと来ないのですがやってみました。出来上がったと思ったら冷水でキュッと締めて、食べる温度のスープの中に入れるという方法。

クックック、これ、大正解でっせ、ボス。(笑)

薄くてすぐにデロデロになりそうな皮が、薄くてフニャフニャのわりにはちゃんとしてる。ああ、これがワンタンなんだと思いましたっけ。こういうのは私は未だかつて作ったことがありませんでした。どちらかというと、デロ~ンとするワンタンになりがち。

エビを入れるのも今までに数度しかやったことがありませんが、これもいいですねぇ。エビだけだとすぐに飽きる(というか数を食べると気持ち悪くなる)事があると思うのですが、この配合って美味しさが持続する感じで、全く飽きません。

また1つ覚えた~~~~。 \(^o^)/

目からうろこが落ちた香港式ワンタンの作り方動画はこれ。茹でる部分(5:50)から再生されます。

結局餃子はどうなったかというと、明日に持ち越し。

しかしこの豚ミンチ、なんでこんなに美味しいんだろう・・・・。黒豚じゃないような気がするんですが・・。

そういえば昨日ですが、韓国食材店(スマイル)で「メス豚のバラ肉」と明記してあるものがありました。豚はメスのほうが癖がないのが常識なようですが、私はそれを確認したことがありません。今度買ってみようと思います。

ワンタンですが、さほどワンタンを好きでもないヨメさんも息子も大絶賛でした。 \(^o^)/

ちょっとしたことで全く違うものが出来るんですね。料理って本当に奥が深いと思いました。

 

 

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