シナモンが血糖値を下げる働きがあるのは間違いがないそうで、私もシナモンを摂るべく手に入れましたが、シナモンには二種類あって注意が必要だというのは前に書きました。
自分で書いたものを読んでいて、また紹介した動画を改めて見て、一つ面白い部分を見つけました。
糖尿の心配があると血液検査で「空腹時の血糖値」や「負荷テスト」(甘ったるい糖を飲んで二時間後の値を計る)をやりますよね。その前日(12時間前)にシナモンを小さじ2杯程度摂ると、負荷テスト時の血糖値が下がるとのこと。
テストでインチキしてもしょうがないですが(笑)、なんとなく検査の結果が良いほうが嬉しいですし、私の友人で会社の健康診断がある月になると酒も控えめにして真面目に生きるというのがいますが、それの気持ちも良くわかります。(笑)
それを言っている動画。最初の方。
この動画が面白いのは、「シナモンが効くかどうか」という話じゃなくて、「効くのはわかっている前提」で色々話していること。
かなり前の日記に書きましたが、シナモンには「本物シナモン」と「駄目なシナモン」があると言われていて、良いのは「セイロンシナモン」、駄目なのは中国やインドネシアの「カシアシナモン(チャイニーズシナモン)」。これってどちらのシナモンか書いていないものが普通で、どちらかってわからないんですね。
でも粉ではなくて棒状のシナモンならすぐにわかる。
左の層が分厚いのが「駄目」と言われている「カシアシナモン(チャイニーズシナモン)」で右の層が何重にもなっているのが本物の「セイロンシナモン」。
カシアシナモンがなぜ駄目かというと、多く摂り過ぎると肝機能障害が起きるから。怖いですよね。健康のためと一生懸命飲んだら肝機能に障害が出ちゃうんですから。
じゃぁ、本物シナモン(True Cinnamon)じゃないと・・って思うわけですが、ここに落とし穴があるのを上の動画でも説明しています。
駄目シナモンと言われるカシアシナモン(チャイニーズシナモン)にはクマリンという成分が非常に多く含有されていて、これの摂り過ぎが肝機能障害を起こすということ。
ところがですねぇ、血糖値を下げる働きはまさにそのクマリンらしいんですね。だから安全だと言われている本物シナモン「セイロンシナモン」を摂っていても「効かないかもしれない」ってこと。
さて、貴方はどちらを選びますか?
私だったらもちろん駄目だと言われている方のカシアシナモン(チャイニーズシナモン)にします。(笑)
ただですねぇ、シナモンの効用って色々言われていますが、決して(摂り過ぎたら駄目と言われる)クマリンだけの効能じゃないんですね。だから血糖値が気になるなら駄目だと言われている方のカシアシナモン(チャイニーズシナモン)が良いのだろうし、血糖値は関係ないとするならば本物シナモンと言われるセイロンシナモンの方が良いということになる。
二種類手に入れて、半分づつなんてのも意外に良いかも。(笑)
シナモンに関してはマジに効くみたいで面白そうです。
前の日記に結構詳しく書きましたので、興味がある方はどうぞ。