KLで興味がある自動車

子供の頃からカーキチで好き勝手にいろいろな車に乗ってきましたが、オーストラリアはカーキチにとっては地獄みたいな国だと思います。なんせ車がメチャ高い。ちょっと良い車を・・・と思うとコンドミニアムと同じ価格じゃんみたいな。ですからこちらに来てからはいわゆる良い車とは縁がありません。

ただ車を自分で作っても良い国で、これは利用しました。いわゆるキットカーを作って走らせることが出来るんですね。中には自分のガレージで組み立てる強者もいますが、私は業者に頼んで作ってもらいました。ACコブラのレプリカです。これ用のエンジンは当時良い物がなかったのでアメリカからフォードのレース用によく使われていたV8の350(5.7リッター)を輸入しそれを乗せました。

1960年代の車のレプリカですが、意外にお金は掛からないんですね。当時普通に乗っていたのはトヨタのタラゴ(日本のエスティマ)ですが、それより安く上がりましたし、高価なスポーツカーに比べたら3分の1、4分の1で楽しめました。でもそれも2年間の内、2000キロ程度しか走らずに手放しました。なんせ五月蝿くて近所迷惑だし、2シーターのオープンでトノカバーもついていませんから雨が降ったらアウト。晴れていても乗り回して家に帰ってきたら顔も襟も真っ黒でオートバイに乗ったのと一緒。荷物は全く積めず、遠出もできず近所を走り回るだけ。ヨメさんは「こんな車冗談じゃない」と、一度足りとも助手席に座りませんでした。

こんな車。クイーンズランド州では両サイドに排気管を出すのは違法ですので、私のはイミテーションをつけていました。わざと焼いて変色させて熱くなっているように見せて。(笑)

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車の趣味は諦めるしか無いか・・と思っていた頃、ひょんなキッカケで日本車の中古輸入販売を始めました。日本では輸出をやっていたこともあるので、まぁ、知らない業界ではないし面白そうだと。ところがオーストラリアは車が自由化されておらず、認可を取るのが大変でした(だからそれなりに商売になる)。すでに大手が輸入している車種は駄目で、大手が扱っていない車種、しかも認可を取るのにだいたい1年掛かり、なおかつ1年に25台までという制約付き。

ですので3車種の認可を取りました。日産のシルビア、トヨタのスープラ、トヨタのソアラSC400。その他、古い車は認可がいらなかったり、永住権を取って入ってきた人は車を一台持ち込みが出来ますので、その権利を譲ってもらって輸入したり。

なんでそんな仕事を始めたかですが、自分で乗りたかったから。(笑)

自動車って生鮮食品と同じで早く売らないとどんどん値が下がるんですね。だから自分で乗るなんてことはしないほうが良いのですが、「乗りながら売る」なんてことも出来るわけで、多くは望まず、楽しめれば良いと思ってやっていました。本業は電話屋をやっていましたし。ですからスープラのツインターボとか、結構好きだったトヨタのMR-Sターボ、ロールスロイスのシルバースピリットとか自分で乗りながら売っていました。

このロールスロイスは日本のディーラーであるコーンズ・モーターズから仕入れたディーラー車だったのですが、酷い目に合いまして、かなり安く仕入れたのですが、あっち壊れこっち壊れ、修理代が半端じゃありませんでした。挙句の果ては駐車中にロールスのシンボルであるボンネットに付いている飾りは盗まれるし、それを買おうと思ったら何十万もすると聞いて腰を抜かし、最後には部品取り用の車として叩き売りましたっけ。

家族と皆で乗っている時に洗車場に行って、自動洗車機に掛けた時のことはいい思い出です。水流だけで洗う洗車機だったのですが凄い圧力で水を掛けますよね。それで窓という窓から車内に水(プラス洗剤)が吹き込んで来て皆でずぶ濡れになりながら大騒ぎしてそれを抑えましたっけ。洗車機は自動ですから止めるわけにも脱出するわけにもいかず、何度もその水嵐は襲ってきますし、あんな経験は生まれて初めてでした。今になれば我が家の良い笑い話。

中古車商売って本当に難しくて、仕入れもギャンブルなんですよね。安いからといって飛びつくと駄目だし、高ければ商売にならないし、中古車といえども最低限のワランティは付けないと売れないわけですよ。ところがよく壊れるんですわ。現代の車はコンピューターを積んでいますし、どこかおかしくなってもユニット交換なんですね。だから結構高い。またサスペンションがエアサスだったりすると、壊れた場合、車代と同じような修理代が掛かっちゃう。国内に部品がないなんてのは当たり前で、ちょっとした部品でも航空便で送ってもらうわけですが、何のために商売しているのかわからないみたいな感じでした。

オーストラリア国内でも仕入れをはじめていろいろ買いましたが、まぁ、イヤってほどババを掴まされました。友人に予算を提示されて、その中で最高の物を探してくれと言われ、オークションで綺麗な車を見つけたんですよ。走行距離も少ないし良いと思ったのですが、買ってから調べてみたらクランクシャフトがアウトで交換。あの時も大赤字で悔しいなんてもんじゃありませんでした。

結局は半分素人みたいな私が出来る商売じゃないという結論で、最後は輸入の権利を貸し出して手数料商売みたいなことになっちゃいました。

ま、そんなこともありますので今の私は大の中古車嫌い。マレーシアでも中古車は怖くて買う気がしません。またMM2Hの権利で車を持ち込んでも壊れたり、事故ったら恐ろしいことになるのはわかりきっていますので、それもパス。

ただ、今回訪馬した時に乗ったタクシーの運ちゃんが自動車が大好きなようで色々話し込んで情報をもらったのですが、彼いわく、並行輸入車はリコンディションドカーと呼ばれていてちゃんとワランティもつくし問題がないと言っていました。でも経験者に言わせてもらうと、おかしな車だった場合、一体誰にババを引かすかが問題なんですよね。輸入販売者が全ての責任を取るとなるとやっていけないし、かと言って全て客の責任ってわけにもいかないし、ま、何かが起きればややこしいことになるのが当たり前で、ディーラーから買う中古車ならまだしも、並行輸入中古車はやっぱり怖いです。

となると高いのはもうしょうがないと諦めて、しっかり保証が付いている新車となる。

しかし高いですねぇ。オーストラリアでも気が狂いそうになるくらい高いのに、マレーシアはもっと高い。(笑)

あれが良い、これも良いなといろいろ見ていますが、私は車高が高い車に慣れていて、立ったまま腰の位置をずらすだけで座れるような車が好きになりました。ですからSUVが良いと思っていたのですが、今回も聞いた年老いた両親の言葉が頭から離れないのです。もう90近い二人ですが、車の乗り降りだけでも苦痛だと。姉の普通の乗用車に乗るのも嫌だと。タクシーも嫌だと。でもタクシーでもMPVがありますよね。6人ぐらい乗れて荷物も積めるやつ。あれだと座席位置が高いから乗り降りが楽だそうです。私もそう思う。(笑)

親不孝続きの私ですから、せめて年老いた両親が安心して楽に乗れる車にしようかと思うようになりました。

と思って調べたら、知らないうちに車種がかなり増えているんですね。私自身が気に入って乗り継いできたのはトヨタのタラゴ(エスティマ)とホンダのオデッセーですが、以前はマレーシアで売っていなかったのが今ではどちらも売っている。この乗車6人以上可能で荷物もごっそり載せられる車に慣れていますし、マレーシアでもその方が良さそうです。両親にとってもそのほうが良いし。

結構良いコンフィグになっていて、二列目はこんなシートが付いている。ホンダのオデッセイ。私が今乗っているのもオデッセイですがこんな豪華じゃない。(笑)

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トヨタのエスティマはプレビアという車種で、こんな感じ。

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これならジジババは喜ぶでしょうね~。乗り降りは楽だし、障害者用の椅子が動くのもある様子。

私は好きなこと、メチャクチャなことをやって生きてきましたから、これからはせめて老い先短い両親が喜ぶようなことを中心にやろうかと思ったり。

早くマレーシアに行かないと・・・。残された時間はそんなにないはず。

 
 
 

     
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