買ってきた生きたスパナクラブとやっぱりチト危なさそうなイワシを早く食べちゃおうと思い、ヨメさんがグアム料理を作ってくれているのにそれらを料理しました。
なんだか変なグアム風豪華な料理に・・・。蟹も食べますからフィンガーボール付き。 (笑)
でもこれが何とも言えず、南洋気分爆発!
やっぱりこれですねぇ、グアムの定番料理。ココナッツ風味のチキンキャラグインとフィナデニソース。これさえあれば他には何もいらないくらい美味しい。
そしてスパナクラブ。小ぶりですが味噌がしっかりしてて美味しそうなので、わざわざ別の皿に盛り付け。(笑)
そして釣り合いが取れない感じのイワシの塩焼き大根おろし付き。(笑)
でもこのイワシの腹が割れちゃって「ダイジョブかよ?」みたいなところがグアムらしい~~。
いや~~~~、盛り上がりました。
ところがですねぇ、スパナクラブの味噌はこんなのは珍しいぐらいの大当たりだったのですが、楽しみに、さぁ身を・・と思って食べたら、何これ?の世界。全く蟹の味がしないんですよ。これは茹でずに蒸しましたし、水分が出て味も一緒に流れちゃったみたいな感じじゃないんですね。そもそも普通なら水っぽくなる味噌がしっかりしていましたし。不思議だ~~~。
で、チキンキャラグイン。これはいつもヨメさんが作るのですが、実はいつもイマイチなんですよ。なぜか?それは薪で焼いていないから。そして鶏そのものが美味しくないから。
グアムの家って外にもキッチンがあるのが普通で、そちらはガス台もあるけれど基本は薪なんですね。ここで煮炊きをするんですが、BBQの多いグアム料理でも薪で焼くから美味しいんですよね。そして鶏。スーパーで買った腿肉を使うことが多いですが、どの家でも必ずと言って良いほど飼っている鶏を締めて作った時のうまさは格別。どうしてもそれが頭に残っていて、普通に作ったヨメさんのチキンキャラグインがイマイチだと感じてしまいます。でもそれを本人に言うのは絶対にご法度で、もしそんなことが知れたら「あっそ。もう二度と作らないから。これも食べないで」というのはほぼ間違いなし。(笑)
意外に美味しいと思ったのが腹がしっかり割れちゃって古くてまずそうなイワシ。(笑)
グアムって海に囲まれた島なのにあまり魚を食べないんですよ。まともな漁師がいないのね。だから魚というとたまに朝市でトラックに乗せて売っているアジだとか、自分たちで捕まえた魚とか。この彼らの漁も面白いんです。ホテルが立ち並ぶタモンベイってのがあるんですが、夜になるとほとんど人がいなくなるんですね。で、その海にカスミ網みたいな網をしかけるんです。髭の生えた変な魚が結構取れたのを覚えていますが、それも家に帰ってから生のままでキャラグインにしたり。フィッシュキャラグインですね。
ヨメさんも結婚する前に一緒に行ったことがあって、3ヶ月ほど彼らの家に居候していた時には釣り三昧をしていました。アガーニャ湾や大きな船が止まるコマーシャルポートで釣るんですが、結構釣れるんですよ(1m級のカスミアジとか)。それを持ち帰ると、彼らが本当に喜んでくれました。昔は皆自分で獲ったのでしょうが、私が行っている当時は変に近代化して魚を食べなくなっていたんですね。でも今はきっといろんな冷凍モノがあるのかもしれません。なんせ私の話は30-40年前の話ですから。(笑)
私もヨメさんもグアムが大好きでグアムのことを書き出すと止まらないのですが、もし私達に子供が出来なかったらほぼ間違いなくグアムに住んでいると思います。今でもヨメさんの「一番行きたい所、ナンバーワン」がグアムです。私もチャンスがあれば行きたい。お世話になった方々、いや、ファミリーと読んでも良い付き合いをした一族がごっそりいますから。
昔は日本-グアム-オーストラリア(ケアンズ)という飛行機の路線があったんですよ。コンチネンタルエアーで、わざわざグアム経由でオーストラリアに来る旅行者もいました。安いから。
でもその路線もとっくのとおになくなって、今では一度日本に行ってから、半分戻るような形でグアムに行くしか無いんですね。本当にバカみたいですよ。オーストラリアから日本に行くのにはグアムの真上を通って行くんですから。
グアムの話になると止まりませんのでこの辺で・・・
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