ご飯が食べられませんからオカズばかり食べるような食生活。これってお金もかかりますし、満足感がないし、またタンパク質や脂質を多く摂っていると食欲が減退するんですが、カロリーは高めになる。
ということで鶏の胸肉は大嫌いなんですが、これをご飯代わりに食べたらどうかと考えました。(笑)
でもやっぱり胸肉ってどうにも好きになれず、もも肉を使って軽く味付けをしたもの、つまり中華料理で言う「紹興醉雞」の味が薄いのみたいなものを常時作っておいておくようにしました。
でもやっぱり飽きるんですねぇ。
息子はかなり気に入ったようで、私が食べようと思うと知らない内になくなっていることが多くなりました。
で、最近はまた胸肉に戻ったのですが、やっぱりこれのほうが淡白で(美味しくないにしても)いつも食べるとしたらもも肉より良いと思うようになりました。
また、手をできるだけ掛けない方法を考えまして、低温調理は外せないものの(62度で90分)、味付けは「麺ツユと酒」だけというようにしました。
◯ スーパーで買ってきた鳥の胸肉に包丁を入れて広げて熱が通りやすくします。
◯ それを袋に入れる。
◯ 日本酒と麺ツユを合したものを入れる。
◯ 低温調理。62度で90分。
◯ 胸肉を手でほぐす。
◯ 汁は火にかけてアルコール分を飛ばし、アクを取る。そしてお湯を足して薄めに仕上げる。
◯ それをタッパに入れて冷蔵庫で保存。
低温調理後の胸肉。
汁には結構アクが出ているので綺麗に取り、沸騰させてアルコール分を飛ばし、お湯で薄める。ここで味付けが強すぎるとオカズになってしまうし、他の物を合わすのが難しくなる。
胸肉をほぐした状態。本当は62度ではなくて60度にしたほうが上がりは美味しいのだけれど、ピンクの部分が多くなるしすぐに食べるのなら良いけれど、保存するとしたらちょっとそれでは気になるので62度。でも60度のほうが間違いなく美味しい。
タレの粗熱が取れたら胸肉と一緒にタッパに入れて冷蔵庫で保存。
これってこのまま食べると薄味すぎるのですが、これはオカズではないのでそれでOK。オカズとして食べるならバンバンジーにしてしまえば立派なオカズになります。
私はこれをそのまま食べたり、サラダに混ぜたり、これを「素材」として適当に使っています。
胸肉はあっさりしていますが、だからこそ使い道があるし飽きないのだと思うようになりました。でも胸肉してから長男は文句ブツブツ言っています。もも肉のほうが美味しいと。(笑)