冷蔵庫・冷凍庫の整理をしようと思っていますから買い物は控えていますが、でうしても必要なものってありますし、何を買おうってことじゃなくてもスーパーをウロウロするのが日課になっていました。これも運動の内だと。（笑）
ところがですね、この数日、ヨメさんが料理を作ってくれるし、私が作るものより遥かに美味しいし、私自身は全くキッチンに立っていません。だから買いたいと思うものもないわけで、スーパー散策も行きません。
でもあえてそうしようと思っているわけでもなくて、なんとなく気乗りがしません。
まさか低温調理だのヨーグルトだの、様々な調理実験がこれで段々と消えていくとは思えませんが、多趣味でダボハゼですぐ飛びつく私としては「これもよくあるパターン」なんですね。移行時期にはこういう風になるのが普通。嫌だとか飽きたとか、全くそういう感覚はないのに段々と離れていく。
こんな時にヨメさんや息子が「XXXXを食べたい。作って～～」なんて言うとまたその気になるんですが、そんな動きもなし。
低温調理もヨーグルトもある程度納得が行くものが出来たから、そしてこれ以上のレベルになるには大事な「センス」が自分に欠けているのもわかるし、さてどうしたものか・・・。
最終的な「良いもの」を作ることが私に出来ないとしても、「素材」としてヨメさんに何か提供できれば面白いし、それこそ「夫婦共同の傑作」が出来るかもしれませんが、この夫婦で一緒にってのが我が家では何よりも難しい。（笑）
お互い拘りを持つタイプですから、必ずそれが正面に出て来るんですね。
車の運転、PCの使い方、ゴルフ、そういうのを教えるって我が家では「絶対に無理」なことであって、必ず大喧嘩が始まります。料理も同じで、今までどれほど喧嘩したか。ヨメさんとしては日頃の仕返しを考えているんじゃないかと思いますが（笑）、「こんなことも知らないの？」という禁句をいうんですね。「これはこうするのよ。常識よ。」とか。
私も「知らないから聞いているんだろう」って言い返しますし、心のなかでは「お前だって出来ないことばかりだろう」なんて思っていますから、ちょっとした一言が大事になります。
そんなことは今まで何度も何度もありましたから、そういう風になるような状況を作らないようになりました。ヨメさんが運転免許を取るときにも、PC音痴のヨメさんがやっとiPadを使うようになった時も、私は一切教えることもありませんし、よっぽどのことがない限りヨメさんも聞いてきません。
お互い凝り性ですから、料理にしても協力しあったら面白いことが出来ると思うんですが・・・・。でもヨメさんにはその気もないのがわかる。（笑）
やり残した調理実験や、もう一歩前に進みたいことなど色いろあるんですが、やる気が失せています。
でもそうなった理由の一つに新しく買ったオーブンも関係しています。
買ったオーブンはアメリカやオーストラリアで人気抜群の機種でBrevilleのSmart Ovenってやつ。さすが人気機種だけあって、頭が良いし、美味しく焼けるんですよ。
これで上手く焼けたローストビーフでも鶏肉でも、やっぱりこれじゃなきゃねぇ、みたいな美味しさで、今まで「低温調理が最高～～」と思っていたのはなんなんだ？なんてこともフト思うんですわ。特に鶏肉はやっぱり焼いたほうが美味しい。ま、紹興醉雞みたいな蒸鶏とかは全く別ですが、「焼き物」に関してはやっぱりオーブンは大したものだと思いますわ。
でも低温調理に比べたら何倍もオーブンを使いこなすのは難しいわけで、そこが思案のしどころだとは思います。オーブンがうまくなったらかなり高いところへ行けるにしても、ちょっとやそっとの努力じゃ無理ですから。
ただ、低温調理は必ずと言っていいほどその後に何らかの手を入れるのが普通ですから、低温調理は素材作りだと考えれば、オーブンとの棲み分けは間違いなくできるし、このタッグマッチがきっとベストなんだろうとは思うものの、なんだかゴールがまた後ずさりして遠くなったような気がしてぐったり疲れるわけです。（笑）
何かワクワクするようなアイデアはないでしょうか。
ダボ、これをやってみてくれ、なんてのがありますかね？