いつも調理実験ばかり書いていて、このブログは料理ブログか?みたいな雰囲気がありましたが、最近全く調理に関しては書かなくなりました。
調理をしていないのか?というとそんなことは無いのですが、前のように、調理する毎に課題を考えるということはなくなっています。ネタが尽きたわけでもないのですが、今月のはじめに引っ越しをしましたが、その前後で、ヨメさんの料理ばかり食べるようになりました。そこで感じたことは・・・
ヨメさんの料理には全く歯がたたないってこと。(笑)
次元が違うと言っても良いくらいで、自分の調理が情けないというか、意味が無いというか、そんなことを強く感じるようになりました。
そんなことはわかっていたことですし、私の料理は調理実験であって、科学の実験に限りなく近く、それをやるのが面白かったんですね。でも圧倒的な差を見せつけられますとやっぱりやる気が失せます。
またガス台が使えなかったこともあって、オーブンを多用しました。
で、オーブンの素晴らしさに目覚めたのも一因です。低温調理も良いと思いますが、オーブンでうまく焼けた時のほうが美味しいと感じます。肉でも魚でもやっぱり炭火で焼いたほうが美味しいですし、それと同じような方向性がオーブンにあるんだろうと想像しています。
ただ低温調理は、それだけで料理の完成ってほとんどないわけで、多くはその後に「焼く」わけですね。ここがうまくいかない私の欠点は自覚していますし、そのことは何度か書いていますが、きっとそれを乗り越えることが出来れば、いや、乗り越えてこそ低温調理の良さが出て来るのでしょう。
オーブンを使うケースがかなり増えていますが、でもローストビーフ、ローストポークだけはまだやっていません。こればかりは芯温が大事で、その管理方法が私には全くわからず、温度計を刺して計れば良いみたいな簡単ではなさそうに感じています。
その内、低温調理とオーブン調理の合体実験を始めるつもりではいますが、オーブンだけで済めば十分に美味しいので、今のところは足踏みしている状態。
ただ「スロークッカー」は頻度は少ないにしてもスープ系を作るには最適で、今は低温調理よりスロークックの方が多いかもです。
今のところ、低温調理機は「ヨーグルト専用」になっています。ほとんど毎日、あるいは一日おきにヨーグルトを作っていますが、種は市販のヨーグルトです。何種類かの乳酸菌とビフィズス菌が入っている(と書かれている)ヨーグルト。
これはブルガリア系とでもいうのでしょうか、温度は40度でほぼ24時間放置しますが、最近はプレーンではなくて、フルーツが入っているものを使うケースが増えています。これが美味しい~~。(笑)
これに普通の牛乳、菌の餌になる「水溶性、そして難消化性の食物繊維(デキストリン、イヌリン等)」を入れて作っています。我が家は固めるヨーグルトではなくて、飲むタイプが好きなので、そればかり。固まった場合はハンディタイプのフードプロセッサで(空気が入らないように)撹拌するぐらいです。
市販のヨーグルトの増殖ばかりで、手に入れた種菌(ブルガリア系、カスピ海系)は殆ど使っていません。ケフィア関係ですが、どうも「酵母」の味が好きになれませんのでこれもパスしています。