ヘッジに関して【相場】

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ブログの常連さんから、私がやっている金(ゴールド)のヘッジの詳細を知りたいとコメントがありましたので、それに関してまとめてみます。

HSBCシンガポールから「金投資はいかがですか?」と連絡があったのはいつのことでしたっけ。口座に遊んでいるお金があったので彼らはそれを勧めてきたのでしょうが、ゴールドが1400ドルぐらいの頃だったはず。

それがあれよあれよと上がって1900ドルぐらいになりまして、HSBCも大したもんだなぁと喜んでいたわけです。ところがそれから急落し1600ドル辺りまで下がり、また1800ドルに上がるような乱高下を繰り返した。

さてどうしたもんかと悩んだのですが、ゴールドは大きなトレンドができるものという先入観がありましたし、これは長期投資ですから、そのまま様子を見ようと思っていました。まだ利益は乗っている位置でしたし。というか長期投資のノウハウが私にはまるでなかったわけです。

そんな時にまたHSBCシンガポールから連絡があり、そろそろ売ったほうが良いというサジェスチョン。

そうか、トレンドが変わると読んでいるのか・・と想像したわけですが、そこで私はゴールドを売るのではなくて、「ヘッジをしてみよう」と考えたわけです。それが2012年の10月でした。

ここでヘッジ玉を入れるということは、売り逃げしたのと同じで、上がっても下がっても損益は変わりませんので気楽に出撃しました。一応、値動きとしては伸びきって「買いがあるなら撤退すべき場所(新たにショートすべき場所という意味ではない)」でヘッジを入れました。

買ったのが緑の矢印あたりで、ヘッジを入れたのが赤の矢印(2012年10月の始め)。

ヘッジを始めたタイミングはばっちりで、その後、どんどん落ちてきましたし、こういう方法なら長期投資も良いなぁ、なんてニタニタしていたわけです。

ところがですね、ではそのヘッジ玉をいつ外すべきか。これがさっぱりわからないわけですよ。ここから苦難が始まりました。(笑)

私は短期売買専門ですが、チャートの見方としては一分足も1時間足も日足も全く同じで、というかどう差をつけるべきかがわかりませんし、チャートの見方はできるだけ単純化したほうが良いと思っていますし、「日足には日足の見方があるかもしれない」ということは一切考えていません。

ところが見方は一緒でも、売買タイミングが短期投資と長期投資とは違うんですね。

基本的に私の戦法は「トレンドを見ながら、そのトレンド方向の小さな波を取る」ですが、長期投資の場合は「小さな波を乗り越える」ことになります。つまり、トレンドが続くだろうという「限りなく怪しい前提」に乗るってことですね。

短期投資の場合は下げトレンドならその中の小さな下げ波動を捕まえて売り、それが「想定した値幅」あるいは「ボトムピーク」に達したら撤退する手法。

それも当然ながら「【全ての】下げ波動を捕まえるわけではない」んですね。自信のある場所でしか出撃しません。でもトレンドが続いていれば大勢としては下げ続けるわけで長期投資で買い玉が建ったままなら損失が出る。でも短期売買の場合はそのように動いても全く問題はないんですね。「見逃しは損失にはならない」わけですから。

ところがヘッジの場合は買いポジションは常に建っているわけで「下げトレンドの中のヘッジの見逃しは損失になる」ということ。

これじゃヘッジにならないわけで、でも「全ての下げ波動に乗るのは不可能」ですし、そもそも大きなトレンドを取れる手法を持っているなら、こまごまとした短期売買なんかやらないわけですよ。

さてどうするか。

とにかく自分の手法では駄目なわけで、トレンドを見るのに使っているDoda_Donchian(これは一目均衡表の基準線と同じ)や、HMAとの位置関係、あるいは最近は使いませんが平均足を使ったり。

でもこれもまたなかなか難しいんですね。これで勝てるならやっぱり短期売買はしないわけですから。

ですから、ヘッジ玉を入れる場所は良くても出口がわからずそのまま持ち続けてみたり、やっぱりそれじゃ駄目だと、超目先のピークボトムはそれなりにわかるわけですからそこでヘッジ玉を外し、次の波は見逃して、ああ失敗だなんて思ったり、いろいろやってみましたが、「これぞヘッジ」なんて売買にはなりません。

このヘッジの売買譜を見せてくれとのことですが、まるで参考にならないと思います。それぞれのヘッジが一体どういう手法でどう読んだのかは私も思い出せませんし、それぞれの売買に一貫性がありませんから見ても意味がありません。またヘッジを入れなかった場所ってのも大事で、どうして入れなかったのかがわからないと意味が無いんですね。ここも大事なポイントだと思いますが、今となっては思い出せません。

つまりなんでもありの素人状態に戻ってしまったということなんですね。

それと常に悩む問題がありました。

出撃するときには「自信にも大中小がある」わけですよ。ではその時に「どのくらいのロットを売るべきか」が問題。ヘッジですから建っている額と同じロットと考えがちですが、それもおかしなもんなんですね。ここはいける!と思ったら追撃しても良いはずだし、そういうチャンスを逃すべきではない。(デイトレならチャンスはいくらでもあるからこういうことには悩まない)

逆に、「どうかなぁ・・」なんて思う程度なら試し玉で抑えるべきですし。

でも私は常に同じロット、つまり買い玉と同じ大きさにした。「いくら下げても損をしない」という状態。逆を言うと「下げで利益を出す」という考え方を排除しました。それがヘッジだと思うから。

ここでまた違う問題が出てきたんです。

「この上昇波は取れる」と思った時に何をするのか?という問題。

ヘッジですから上昇波が来た時には何もしない(ヘッジ玉は建てない)で見ていれば利益が乗るわけですが、その上昇波が見えた時には「積極的に買い乗せしたほうが良い」んじゃないかという考えが出て来る。

でもヘッジの練習ですからそれはしませんでした。

結局、わかったことは「私にはヘッジの才能もなければ、ヘッジがそもそもなんたるものかがわかっていない」ってことなんですね。

つまり、こんなややこしいことをやるくらいなら、長期投資なんか考えずに、上げでも下げでも「ここだ!」と思うときに出撃すれば良いってことになるんですね。

「出撃しない」ってことは「損失も出ない」から気楽なもんですが、ヘッジの場合だと「出撃しないリスク」があるということ。

これって精神的に非常にうまくないわけで、毎日毎日、24時間、そして365日、値動きが気になるし、「ちょっと旅行でも行こうか~~」なんて考えられないわけですよ。当時バヌアツに10日ぐらいの旅行をしましたが、その時の心境たるや最悪で、インターネットも繋がらず、ソワソワイライラが半端じゃありませんでした。

そして大事なポイントですが、デイトレの場合はファンダメンタルズを私はほぼ無視しますが、長期投資の場合はどうしたってファンダメンタルズの影響が大きいですから、それを考えないわけには行かないんですね。でもこのファンダメンタルズで動きを読むことほど難しいことはないから自分はチャート屋になったわけで、ファンダメンタルズを考えると余計ややこしくなるんですね。

ではどうするか?

このブログで時々話題にでる「ポーのスクーター」さんがおっしゃっていたことを常に思い出すんです。彼は「豪ドルのヘッジは日経平均でも出来る」と私に言った。

これって奥の深い意味があって、「動くポイントは同じ」ということでもあるし、「日経平均でたとえ違う手法(たとえばオプション売買)を使っても利益が出ればOK」ということでもあるし、極論を言えば、豪ドルの損は「他の仕事で穴埋めする」のも良いという考え方なんですね。

これは「狭義のヘッジに拘るな」ということだと私は理解していて、「広義のヘッジ」だとすれば「損失は他の収入で補う」と考えて良いわけで、「会社勤めは辞めない」とか「ヨメさんをパートに出す」でも「アルバイトを始める」でも良いってことなんですね。

つまり、ゴールド長期投資のヘッジをするために、FXのデイトレで稼ぐのも良し、他の仕事を始めるのも良しということになる。

また、「他に稼ぐ手段があるのなら金の長期投資をする必要が無い」という意味でもある。

ここは大事なポイントだと私は思うわけですが、では世の中の機関投資家は当たり前のようにヘッジをする。なぜ?

それは莫大な資金を使って株式市場なり債券市場、あるいは商品(金を含む)市場に投資をしているからですよね。その投資が彼らの仕事であって、当然ヘッジも対になる。

では我々の仕事は金投資か?というと全く違うわけで、やらなくても良いこと。

つまり余計なことをせず、FXだろうが債券だろうが指標の先物だろうが、それがどんな投資方法、手法だとしても、「得意なことをすれば良い」ってことになる。

大工が「ラーメン屋でもやってみよう」とラーメン屋を始めて、「なかなかうまくいかない。どうしようか」と悩むのに似ていて、余計なことを考えずに「大工として利益増を考えるべき」ってことなんでしょう。

多角経営を考えるのも大事なことですが、市井の大した能力があるわけでもない一投資家がその気になるのはただのバカとしか言いようが無いのもかも知れない。

私がこの数年でわかったことはやっぱりこれであって、「出来ることしていれば良い」という結論です。

ただし、これは問題解決にはならないんですね。

コメントいただいた方は「MM2Hの定期のヘッジをしたい」と書いておられました。またそうじゃないにしても、「資産防衛」を忘れることはできないわけで、儲ける儲けないではなくて、MM2Hの定期にしても、あるいは不動産投資にしても、他通貨(たとえばリンギットや豪ドル)で持っている資産、あるいは日本に残した資産を防御しなくてはならないと考えるのが普通。

これは主には為替であるわけですが、それを防御、つまりヘッジしなくてはならないと思っても、結局は私のこの「金投資」と同じことだと思うんですよ。

つまり、ヘッジのスキルのない私には「ヘッジは無理」ということ。(オプションのOTMを売り続ける手はあると思ってます)

要は、ヘッジのスキルと長期投資のスキルはイコールであると言っても良いし、ヘッジが出来ない場合は長期投資をするべきではないってことでもあるんだろうと。ここで「俺にも出来るはず」なんて考えると、投資のはずがいつのまにかギャンブルになっていたり。

でもMM2Hの定期がそうであるように、不動産でもREITでも外貨建て債券でも、なんらかしかの「守るべき資産」があるのが普通で、どうしたら良いのか・・・。

これに関しては、私は昔から「私は豪ドルと心中するつもり」だと書いていますが、結局そうするしかないのだろうというところに、どうジタバタしてもそこに戻るんですね。(笑)

そして大事なことですが、「心の平穏」は非常に大事だと思っていまして、「諦めるところは諦める」ことをしないと夜も眠れなくなるってこと。

私の場合は豪ドル建ての資産の%が非常に高いのですが、もし豪ドルがリンギットに対して、あるいは日本円でも米ドルでも良いですが、それのヘッジをしないとならないなんて考えたら気が狂うわけですよ。

何もしないで見ているだけで、ああ、今日の豪ドルの値動きだけで何十万円損したとか、そういう計算をするべきなのかどうか。その計算をしたら夜も眠れないんですね。逆に動けば、遊んでいるだけなのに何十万も儲かったなんでニヤニヤしても、ではこの利益を確定したほうが良いのか考えだすとまたやっぱり眠れなくなる。

でもそこをどうにかするのが本来の投資家なんでしょうし、その辺はファイナンシャルプランナーの言うことでも聞けばそこに解決策があるのかもしれませんが、FP流の考え方って私はあまり好きではなくて、でも「これで行ける」と判断した限り、私は「背伸びをしない」と諦めるのが「心の平穏を保つ唯一の方法」だと考えています。そういう意味では私としては投資家失格ですが、別に失格でも構わないと思うのです。プロじゃないんですから。

それよりか、「一体自分には何が出来るのか」をとことん追求して、それを伸ばすしかないのだろうと考えています。

自分を伸ばすためには「これをやらねばならない」という考え方は絶対に駄目で、「本来自分は何もする必要が無い」というところから出発して、冷静さを維持して、「自分は何を選んでも良い」という状態を維持しないと、自分が苦しむだけですし、そういう状態で自分を伸ばすのは難しいと思っています。

特に相場は「欲と恐怖」のコントロールが最大のキモですから、心の平穏が無いとどうにもならないと思っています

でも現実的にはノホホンとしていて自分に合うものを探すのは難しく、自分の技術を伸ばせることもないわけですが、「ダメで元々だ」という開き直りは大事だと思っています。ただ、これが合っているかもしれないと思ったことに関しては「諦めないこと」が大事で、短期売買にしても「俺には出来ない」と思った人から脱落していくだけなのでしょう。

ま、これが私の「今の」考え方です。これで決して満足しているわけじゃありまんが。

また、コメントを頂いた方ですが、それなりにブログやメールで今までやり取りをさせていただいて私が感じたことですが、「かなり神経質な方」かもしれないと思っています。だからこそMM2Hの定期のヘッジが気になるんでしょう。

これの解決方法としては「ヘッジ方法を学ぶこと」が大事ですが、私はヘッジにチャレンジして何年経っても何も見えてきませんでした(完全に諦めたわけではない)。ですから、MM2Hの定期は「理屈なしに持っていなくてはならないもの」だと諦めて、それとは別のもので利益を出して行くことを考えたほうが、結局は早いと思うのは、上に書いたとおりです。MM2Hの定期を気にしだすと、それは私の金投資と同じ長期投資をしているのと同じ心理状態になって、毎日毎日為替動向が気になってどうにもならなくなるんじゃないでしょうか。

極論を言えば「MM2Hの定期はマレーシアに支払った金で、もう自分のものではない」ぐらいに考えたほうが良いかもしれない。私自身はそういう風に考えていて、金利がもらえてラッキーぐらいに思うようにしています。

でも「諦めるクセ」がつくと非常にうまくなくて、世の中は変わってきて、私の今の本流である「債券投資」では思ったような利回りがないわけですよ。このままでは生きて行くことは可能でも、将来に対する希望みたいなものが見えないんです。結局、俺はただ生きて死んでいくだけというのが見えているだけ。

私としてはそれに抵抗したい、チャレンジしたいと思うからマレーシア行きを考えていますし、今一度、正面から相場と向き合ってみたいと考えているのはここに何度も書いていること。

そういう意味で、マレーシアに行ったらどうするつもりかですが、基本的には長期投資は私にはノウハウがありませんから、それはちょっと止めて、やったことがない3つのことにチャレンジしてみようと思っています。

◯ REIT
◯ お任せファンド
◯ 「日足ベース」の短期トレード

私が自宅を売ることに拘ったのはこれがあるからで、この3つを自宅を売った資金を三分割してやろうと思っていて、今までの飯の種には一切手を付けず、そこから上がってくる利益(これが今の生活費)にも手を付けず、それプラス、今まで払っていた税金分も含めて全て貯蓄に回す。

そして自宅を売った資金で上に書いた3種でどうにかマレーシア生活を成り立たせようというのが私の基本作戦です。

もしも自宅を売らなかった場合、今の資産に手を出してリスクを取らなくてはならず、私にはそれが怖くて出来なかったということ。かなりの小心者です(笑)。そして私のマレーシアでの生活は、自宅を売った資金からどれだけ稼げるか、それに掛かっているわけで、コンドミニアムを借りるにしても今の時点では予算らしい予算もないというのはそういうことでもあります。

うまく行けばどこでも好きな高級コンドに住んで好きな車に乗り、好きに飲食できるでしょうが(笑)、もしうまく行かなければ安いコンドで食事はホーカーズ専門になるはず。

ここで私が「これだけは絶対に守る」と決めているのは「資産を減らすようなことは絶対にしない」「タコの足を食う生活は絶対にしない」ということ。これが私のリスク管理の根本です。もしそれが出来てもインフレってヒジョーーに怖いわけで、長い目で見るとそれだけでは絶対に破綻するんですね。常に年に3%は上乗せして増やすぐらいに考えないとかなり危ない。これって実はかなりハードルが高いんですよね。生活費を出した残りで3%の確保ですから。

ではデイトレは?長男は?という話がありますが、デイトレなんて500万円もあれば十分すぎるくらいですので(もちろんレバレッジを使う)、これはこれで「長男を主体にして」別口にやっていく予定です。これももし利益が調子よく出ることがあったとしても、基本的にはそこから長男は年齢にあった給料分を取るだけで、残りは全て雪だるま式に増やすことにしようと話し合っています。それが長男の「世界中どこででも生きていけるスキルの習得」「自分で作った財産」そして「自分の自信」につながっていけば、私の「人生の80%は満足」となります。

では後の残りの20%ですが、実はこの夢があるから今回のマレーシア行きが決定しましたし、就職が決まった長男なのに無理やりマレーシアに同行させることになり、またその夢に長男も賛同したから彼もマレーシア行きを承諾したというのが真相。(笑)

でもその夢に関してはここには書かないです。いや、書けません。笑われるだけでしょうから。

私は金亡者ですが、金のために生きるのでは非ず。金は私の最後の夢を実現するのにどうしても必要なものだから何が何でも手に入れ無くてはならないものでしか無い、なーんて格好良いことを考えています。(笑)

私がたまに書いている「平民の逆襲」は「サファリパークの中で飼われているような人生」から脱皮するためには私も長男もやらねばならず、絶対に負けられない世間に対する挑戦ですが、では逆襲してどうするのか。ここが本当は一番大事なんですね。ある程度の時点でその計画の実行を始めますが、それは完成すること、終わりのないことなんですが、それに挑戦することができている状態を保ちたいと考えています。私はそれで初めて「生まれてきたよかった」「自分で自分の人生に価値を見出すことが出来る」と思えるはず。

私も長男もそれを夢見て、親子二人三脚でマレーシアに行って頑張るつもり。

ちなみに今現在は金投資はどう動いても利益も損も出ない状態。マレーシアに行ったらこれも全て精算する予定です。結果的には細かく計算していませんがトントンぐらいのはずで、金相場は買った当時より下落していますから、トントンが確保できていればヘッジは成功なのかもしれないけれど、ま、自分にはヘッジが出来ないというのがはっきりしたというだけの収穫でした。

計算上では、ピークの1900ドルから今の1100ドルまでの800ドルぐらいの下落の中で300ドル分しかヘッジ出来なかったということ。買ったのは1400ドルあたりですからトントンですが、もし1900ドルあたりの高値で掴んでいたら大変なことになっていた。これって考え方を変えて、金投資でもなく、ヘッジでもないとすれば300ドル分はまるまる利益が出たということでもあるんですね。だから最初からそれを狙ったほうが良いという結論です。

結局、トレンドを利益にする手法がない限り、長期投資はどうやっても無理という結論。あるいはトレンドをそこそこ読んで売買を繰り返しつつ、オプションのOTMを売り続け、小さなプラスアルファを積み上げるか。私はここにまだ希望を持っていて、それにトライするつもりではいますし、マレーシアに行ったら「日足ベースの短期売買」をやろうと思うのはそれの事始め。

そして今回のヘッジは失敗だとしても、日足を見たスイングトレードのショートだけをやっていたと言っても良いわけで、それを経験できたのは良いことかもしれず、それを活かしたいと思っています。ただし、ヘッジ玉のショートは値がどう動いても「損は出ない」わけで、単なるショートだと逆に動けば損が出るので、その違いが精神的なものにどういう影響をあたえるのかはわからず。日足を見てのトレードはそれだけロットも大きくなりますから、精神的負担を無視することは出来ないと思っています。気にならない程度のロットなら、ただ遊んでいるだけになりますし。

とにかく細かいトレードばかりでかなりの集中力が必要なデイトレを一生続けるのは無理で、また心が常に乱れる長期投資も無理で、どこか落とし所を見つけようと思っています。

マレーシアに渡ってから、私は週一ぐらいの売買ペース。息子はデイトレに励んで、毎月月末にはどちらが多く稼いだか競うあうような親子になりたい。二人で毎月、肩を抱き合って慰め合うようなことにはならないと良いのですが・・。(笑)

でもその時はその時で、辺鄙なところに住んで家族でホーカーズで毎日食事をして、美味しいね~~ってニコニコできる家族でありたい。そしてそういう生活を最低限確保するための虎の子、種籾には絶対に手を付けないって考え方。最悪を想定しておけば、常にハッピーでいられるはず。

相変わらずの綱渡り人生ですが、どうにかなるっしょ。(^_^)v

今回の日記ほど細かく、また自分の本音を書いたのも珍しいので、これは備忘録して残しておこうと思います。3,4年後にこれを読んでどう思うのか楽しみ~~~。

 
 
 

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