日本人の魚屋Real Fishにちょっと寄ってみました。でも鮮魚はほとんどない状態。明日入るそうです。
とりあえずあの店の不思議に美味しいフライを食べ、大きめのサザエがありましたのでそれを買ってきました。
大きめのサザエの割には小ぶりで(笑)、というかいつも小さな姫サザエはおいているんですね。でもそれより大きいのですが、でも刺し身にするにはちょっと小さいという大きさ。
さて、どうしましょう。私としてはサザエの壺焼きが良いとおもっていたのですが、ヨメさんはオーブンを使えと。オーブンでサザエの壺焼きですかぁ?コンロに網を置いてその上で焼きたかったのですが・・・お許しが出ません。orz
オーブンってのもなんですし、かと言って結構好きな茹でサザエにするのもなんだし・・・、ということで蒸しサザエ(?)に決定。
フライパンの中に並べて火を掛けて、熱湯を回して蓋をする。それだけです。ああ、サザエにはちょっとだけ日本酒を掛けておきました。
悩んだのは醤油をどうするかってこと。壺焼きですとあの醤油の焦げたのが良いんですよね。でも蒸しサザエだと焦げませんし、もしサザエが塩っぱいと(いつかの生牡蠣を思い出しました)どうにもなりませんので醤油はパス。
コンド中に磯の香りが・・・・。いいなぁ・・・。この感覚って久しぶり。
汁を飲んでみましたが、まいう~~~~。(笑)
しょっぱいかと思ったらそんなこともなく良い感じでした。これに醤油を掛けて食べました。
う~~む、砂を噛んでますねぇ。砂がある場所ってのがあるはずですが、私にそんなことがわかるはずもなく、そのまま食べちゃいました。
味ですが日本のサザエとは違う感じ。風味が強くないのと、キモが日本のものよりクリーミーに感じました。日本のものほど磯の香りはありません。
ヨメさんはいつもの調子で「いらな~~~い」なんて言いますし、長男と二人で2個づつ食べたのですが、それで十分。
さて、4個余った。どうしよ・・・。
ヨメさんが「これ、使っていい?」というので「何にするの?」と聞きました所、「炊き込みご飯」だそうです。
今、お米を研いで準備をしていますが、どんなふうになりますかね。私の予想としては風味が弱いのでさほど美味しいものは出来ないだろうと・・・・。(笑)
でも面白かったのは、風味が弱いにしろ家中に磯の香りがするわけで、その香りの中で窓の外のいつもの風景を見たのですが・・・
「これが海だ・・・・」って思いました。
日本人にとっての海って磯の香りが大事なんですよね。でもゴールドコーストの海は磯の香りがしません。あの香りって海藻であり、貝であり、臭くなると困りますが、あの匂いがあるのが海だというのを思い出しました。
数年前に九州に行きましたが、大分とか長崎とかあの辺りのサザエって半端じゃなく美味しいんですよね。
魚もそうだけれど、なんでも美味しい日本って本当に不思議だと思います。
ということで、久しぶりのサザエで日本を思い出しました。