チャンポンって美味しいですよね。ツユソバも良いけれど、私はあの麺がカリカリしているのが好き。カリカリと汁を吸ってデロンとしたところがあってそれを好きなように合わせて口に入れた時のしあわせ感、なんとも言えないと思います。
でもゴールドコーストに来てからは子供が小さいころに何度か食べたことがある程度で、ほとんど食べた記憶が無い。お店でも食べたことがない。メニューを見た覚えもない。
それでも買い物に行く時にたまに思い出して探すんですが、あの麺って世界中どこにでもありそうなのに無いのね。中華食材店で「あった~~」なんて喜んで見てみると、それは丸く固めた乾燥面の一種でそのまま食べるタイプじゃなかったり。
でも日本食材店で見つけたんですよ。私としてはあの麺だけ欲しいのだけれどそういうのは売っていなくて、即席ラーメンみたいに1食ずつ袋に入ったもの。こういうのって蕎麦もそうですが、余計なものが付いていないほうが良いのね。美味しいことって殆ど無いし。
でもしょうがないのでそれを買っていつかそのうち・・と思っていたんですよ。
でもなぜか今日、ヨメさんが作ってくれました。\(^o^)/
「おおーー、久しぶりのチャンポンだ~~。嬉しいなぁ~~。さて何を掛けて食べようか・・・」
「九州だとお酢かソースね」
「じゃ、酢で行こう」
「お酢は何がよい?いろいろあるけれど・・・」
「うーーむ、なんでも良いっ酢」
てな事を言ったらヨメさん怒ってやんの。(笑)
でも美味しかった~~~。うーーむ、いや、微妙かな。ヨメさんが作る餡だからそれに全く問題はないんだけれど、麺が・・・。ただあのパリパリしている麺っていうだけで、美味しい麺じゃないのね。
あれって自分で作ったら面倒なんだろうか。
そこそこ気に入っている中華生麺があるんだけれど(ゴーゴーマートで売ってるアレ)、あれを茹でてそれを揚げれば良いのかな?蒸すの?
うーむ、面倒くさそうだ。
私は焼きそばでもあの日本風のソースたっぷりでまぜまぜの焼きそばって子供の頃の縁日の屋台を思い出すだけで、あんまり好きじゃないんですよ。やっぱり私にとっての焼きそばって中華だと思っていて、それも混ぜた焼きそばじゃなくて、麺だけしっかり「焼いて」下のほうがパリッとしておこげがあるようなのが最高だと思うわけです。その上に餡を掛けたようなのが好き。ってまさにチャンポンみたいなやつね。
でもそれさえも自分で作ったことは無いし、ヨメさんは普通の焼きそばが好きな人だからやっぱり中華風の焼きそばは作らない。
うーーむ、オヤジの調理実験もネタが無いし、これからチャレンジしてみるかなぁ。
自分で作るのって好きなモノを好きなだけ入れられるから良いんですよね。ヨメさんは決してケチじゃないけれど、まぁ普通の感覚の人だから焼きそばやチャンポンを作るのに「良い材料を使う」という発想がないのね。エビだって安~~い(歯ごたえだけで味もしない)冷凍のむき身を使うし。
ここが男の料理と違うところで、コスト無視はしないけれど、良い物を安くって考え方だから、今まで家で食べたことがないような焼きそばが作れるかもしれない。
エビは生きている車海老を使い、ホタテは殻から剥いて、イカも新鮮なものを・・・・・なんてやるわけないけどね。(笑)
よーーし、これからは焼きそばに凝ってみよう。
楽しみ~~~~~~~~~。
ユーチューブにこんな映像があった。かなり高い温度で揚げると「麺の表面が凸凹な(気泡が噴き出たような)麺=「爆麺(バゥ・ミィエン)」になるとのこと。だから餡の絡みが良いそうですが、かなりの高温なので家でやるのは危険かもしれないと。麺は生麺を高温で蒸すとのこと。やらかくなるまで蒸したらダメなんでしょうね。当たり前か。(笑)