肉まんも大好物。ただし中華のあの甘ったるいチャーシューが入ったチャーシューパォは好きではない。マレーシアで薦められて食べた鼎泰豊の肉まんは日本の肉まんと全く同じ。美味しかったなぁ。私にしてみれば鼎泰豊で一番美味しいのはあの肉まん。
ゴールドコーストではあの手の肉まんがないので自分で作るしかありません。先週だったか肉まんを作ろうと思って餡を作ったまでは良かったのだけれど、嫁さんたちの「お腹すいた~。待てない~」の大合唱で肉まんのはずが肉団子スープになり、そして餃子になったのでありました。
今日はやる気満々で作りました。面倒な皮も小麦粉から練って・・。
出来上がりはこれ。包み方は相変わらず下手ですが~。
いつの頃からか「肉汁たっぷりの肉まん」が好きになりまして、小籠包程ではないにしても肉汁が肉まんの内側にちゃんと染みているのが美味しいんですよね~。
肉はこれ。バラ肉。メス豚の冷凍はしてないもの。美味しいらしい。バラ肉は脂が・・なんて思ったら駄目で、中華料理店が肉屋に注文するミンチの脂の%を聞くとびっくりするんですよね。あれが美味しさの秘密かもしれない。
これをフードプロセッサーでミンチして。
水分たっぷりでベチョベチョ気味の餡にします。混ぜて混ぜて練って練ってデロデロになるまで。乳化するまで混ぜます。乳化するとデロっとした白い膜が鍋肌や手にできるのでわかるのね。箸やヘラで混ぜるような混ぜ方では具がまとまらない。
具は肉まんですので簡単。
◯ 酒
◯ 醤油
◯ オイスターソース
◯ ごま油
◯ 水+シイタケの戻し汁
◯ ウェイパー(味覇)(豚スープのもと)
◯ ゼラチン(肉汁がこれで小籠包のように美味しくなる)
◯ 塩
◯ 胡椒
◯ 砂糖
◯ ショウガ汁
◯ 葱
◯ 戻した干ししいたけ
◯ ヨメさんが入れてくれというキクラゲ
おっと、この写真はデロデロにするまえに下練りした時のもの。餃子もそうですが、練るときには水気のものとスパイスだけで、他の具材はいれないで練るのね。スープ(水)はすこしずつ入れてしっかり混ぜて肉に吸わす。他の具材は最後に合わすだけ。
皮作りですが、ちゃんとドライイーストを使って膨らまします。牛乳も半分ぐらい。でも水を入れすぎて粉を足してまた足して、それでもかなり柔らか目の皮になりました。
発酵前。
電子レンジの中に放置しましたが、30分で鬼のように大きくなりました。
これで皮を作り餡を包むのですが、やっぱり柔らかすぎ。麺棒は全く必要なく手のひらで押し付けるだけで簡単に伸びちゃう柔らかさ。
セイロに入れて~。
16分蒸してそのまま3分休ませて出来上がり。
美味しかった~~~。スープが適度に出て肉まんの皮の内側がかなり美味しい状態。
8個だけ蒸しましたが、あっというまに完売。ヨメさんも息子も美味しい~~と言ってくれた。少食のヨメさんはいつも1個しか食べないのに今日は2個。そしてなんと「これ、売っていたらお金出しても食べたいと思う」ですとさ。\(^o^)/
「いくら出す?」と聞いたら「4ドル50」ですと。
実は今日の餡はいつも入れていないものを入れたんですよ。それでガラッと味が変わった。それは何か。砂糖です。こんなに変わるもんなんですかね。
いやーーー、大満足です。
やっぱり肉まんはこれじゃないと~~~。