肉まんの餡も皮もたっぷりありますので、ちょっと違う作り方をしてみました。
餡を小麦粉の皮で包むのは同じなんですが、それを蒸さずに「餃子みたいに焼く」のが中華の「水煎包」。
どこが違うのかと言えば、餃子みたいに肉まんの底が綺麗に焼けてパリパリになる。美味しそうだと思いません?
ということで、普通に包んだ肉まんをちょっと平ぺったくしました。なぜって「焼ける部分」を広くしたいから。(笑)
焼き方はまさに餃子そのもので、油をしいたフライパンに肉まんを乗せてそこそこ焼きます。底が固くなって焼き目が付き出す頃まで。
その後、お湯を入れ、蓋をするのも餃子と一緒。
そして水分が蒸発してからそのまま焼いて底をパリパリにすれば出来上がり。
美味しかったですが、これって餃子そのもの。餡がちょっと違うだけ。でも皮が薄力粉で作ったふわふわになるはずのものが、湯でるわけですからベチャベチャになってそれが焼き固まった形。(笑)
確かに美味しいですがわざわざこんなことをする必要はないと思いました。肉まんは普通の肉まんが美味しいと思うし、パリパリに焼けたのが食べたければ餃子でOK。
ただ私は餃子は大好きでよく作るんですが、皮は市販のものを使うんですよ。なんせ全部で100個近く作りますから皮を自分で作っていたらそれで一日終わりそう。(笑)
でも何年か前にこのブログに餃子のことを書いた時、読者からコメントが付いたのが忘れられません。「餃子の皮はご自分で作らないのですか?まるで違って美味しいですよ」ですと。
うんうん、今回のは確かにパリパリは餃子と同じだけれど、このモチっとした感じは市販の餃子の皮では出ない。あの読者が書かれていたのはこのことか・・と思いました
でも今回のこれは膨らませる肉まんの皮ですから、フワっとなるように薄力粉を使いました。餃子の皮って強力粉を使うんですよね?違いましたっけ?今度作ってみるかなぁ。100枚作るのは面倒だから、大きな大きな丸くて平べったい餃子。今日作ったものみたいにすればいいかな?(笑)
間違いなく餃子の皮も自分で作ったら良さそう・・・・。
水煎包のレシピ。これちょっと長いし、私が今日作ったものとかなり違うんですが、非常に参考になると思います。豚肉の混ぜ方もそうで、プロはかなりしつこく練り上げるんですね(日本のプロの動画を見ても同じ)。乳化(エマルジョン)するまで捏ねるのが大事なんでしょう。このレシピはまさに日本の餃子みたいですが、こういうのも面白そうですね。