何日か前にブログ村のマレーシア情報にあるブログで「名古屋の手羽の唐揚げが美味しい」と書いてあったのが気になっていました。
このブログで何度も紹介しているリコヨンさんのブログ。
世界の山ちゃん風手羽先が旨い! | JOHOR LIFE ~ジョホール ライフ~ 猫と旦那と南国暮らし
リコヨンさんは「クックパッド」に出ているレシピ通りに作ったら美味しかったとのこと。
と聞けば、鶏大好き、唐揚げ大好きな私としては黙って見逃すわけには行きませんねぇ。
ただ私は「名古屋の手羽先の唐揚げ」なるものを食べたことがないんですよ。全く知りません。
ということでまずは検索。
なるほどねぇ。有名なんですね。で、リコヨンさんが紹介していたのは「世界の山ちゃん」という有名店風のレシピ。この店が有名なんですね。そしてもう一軒有名な店があるのがわかった。それは「風来坊」。この二店が有名だけれど、「元祖」は風来坊らしい。当初、試行錯誤の後、若鶏の半身を使った「ターザン焼き」を開発した。ところがある日、仕入先で山のように積まれた「手羽」を見た時に、これを使えないかと思い、試してみたのが始まりとのこと。当時、昭和39年頃は手羽先といえばスープを取るものであったとのこと。
この「風来坊」と「世界の山ちゃん」の手羽先の唐揚げは微妙な違いがある様子。そしてそれは「名古屋っ子」には常識で、見ただけでどの店の唐揚げかわかるとのこと。
どこがどう違うんだろう・・・。
食べたことが無いからまるでわからないのですが、これも検索してみました。するとやっぱり「オタク」がいるんですねぇ。写真まで載せてどこが違うか細かい説明があった。(笑)
このような「オタク」のサイトはいくつかありました。
名古屋グルメ最大のライバル「風来坊」VS「世界の山ちゃん」手羽先食べ比べ! : NewsACT
読んでみると違いがわかってきますが、「こっちが良い!」というのは無くて、まぁ、似たようなものを作れば良いかと軟弱な私は適当に作ることにしました。
でも私が信頼している人のレシピを真似することに。これは「世界の山ちゃん」に近いんじゃなかろうか。「世界の山ちゃん」のはコショウがかなり効いているらしい。でも私はコショウは殆ど使わず白ゴマを振りました。もしかしたら「風来坊」風になったかも。それと「味の素」は使わず。
細かいレシピはこちら(クリック)。
出来たのがこれ。
うううう、美味い!!半端じゃない美味しさ。これいいわ~~~~~。有難う~!リコヨンさん。
上のレシピの通りに「つけダレ」を作ろうと思ったんですが、どう見ても「みりん」と「砂糖」の量が多い。これじゃ作ってみなくてもかなり甘いのがわかります。ということで、砂糖は3分の1の量に。
それでも甘いくらい。ま、私は日頃甘いモノは一切食べませんし、砂糖もほとんど使いませんから甘く感じるのかもしれませんが、このレシピ通りじゃやっぱり甘すぎるんじゃないですかね。
それと完成したタレを味見すると結構、味も濃いのね。これじゃダメじゃないかと思ったんですが、揚げたての唐揚げをこのタレに浸しても「衣がタレを吸い込まない」ので大丈夫でした。それどころか、もう少しタレが着いたほうが良いんじゃないかと思うくらい。だから、上の出来上がりの写真でも決して色は濃くないですよね。有名店の写真を見ても「醤油ダレに漬けた」みたいな色の濃さはない。
でも2つ3つ食べていると、ちょっと味が濃いかなぁって感じ。御飯のおかずに良いような。あるいはビールをグビグビ飲むには良いのかも。
私としては次回はちょっとお湯を入れて薄めようと思います。出汁を使う?
これ本当に美味しいですわ。
鶏の唐揚げ、しかも手羽は大好物ですから今までありとあらゆる作り方をしたし(先々週はちょっと余計なことをした実験に失敗して全部捨てた 笑)、面白そうなレシピを見つけると真似したし、マレーシアのジャランアローのミッキーマウスの店の手羽先を再現してみたり、いろいろやって来ましたが、これって間違いなくトップ3に入りますわ。
やっぱり日本的な味なのね。洋風、中華風、あるいは韓国風も良いのだけれど、今回のこの名古屋式の方が日本人に合うと思う。
嬉しいなぁ。こういうレシピを自分の物にできた時の感激ってなんとも言えない。
今度はこの味付けで「(一番好きな)ドラムスティックの肉(骨なし)」でやってみようと思う。
これって揚げるのは「片栗粉で揚げるだけ」で、その時点では鶏に薄い下味が付いているだけだから、何種類かのタレを作って絡ませればパーティーの大人数でも面白い料理になるはず。かなり辛い「韓国風」も一緒にあったら面白いかも。後はケチャップ味も良いだろうし。
久しぶりに満足しました。こういう時には「調理実験」を趣味にしてよかったと本当に思う。(^_^)v