大好きな鶏手羽を食べようと思ったんですが・・・
ヨメ 「鶏手羽だけれどどうするの?」
ダボ 「またあの名古屋風唐揚げにしようかと。美味しいだろ?」
ヨメ 「またぁ?私は普通に塩焼きの方が良いなぁ」
ダボ 「な、面倒なこというなよ」
ヨメ 「じゃ、私のだけ別にしておいて。自分で焼くから」
ダボ 「・・・・・・・・」
ヨメさんがゴソゴソやりだしたので見に行ったんですよ。
ちゃんと塩焼き用に手羽が用意してあった。
ダボ 「ええええー、そのままじゃなくていちいち開くんだ?」
ヨメ 「あったりまえじゃない。これだから美味しいのよ」
お前は焼き鳥屋か?みたいにわざわざ開いてあった。手羽中と手羽元。
オーブンで焼くのだけれど・・・。
ダボ 「Grillで焼くんだろ?何分ぐらい?中段?上段?」
ヨメ 「何分も何もないのっ!つきっきりで焼け具合を見ながら焼くのっ!上段の強火で一気に焼く。そうしないとジューシーに仕上がらない」
と、ヨメさんはキッチンの仕事をしながら焼き始めました。そして結構神経質に焼け具合をチェックしている。こういうマメさが必要なんでしょうね。私は出来そうもない。
裏を最初に焼いてから、皮目を焼いて終了。7分ぐらいかなぁ。
結構、美味しそう。
ヨメ 「食べてみる?」
ダボ 「うんうん」
ヨメ 「やだよ~~~~~」
ダボ 「おいおいおい、そりゃないだろうよ~~」
ヨメ 「あはは。じゃ、ちょっとだけね。味見だけよ!」
食べたら美味しいんでやんの。ただ手羽をそのまま焼いたのとは違う。ということで名古屋風唐揚げは中止して、全部同じように焼くことにしました。
ダボ 「どうやって開くの?」
ヨメ 「あんた、さっき見たでしょうよ。裏から真ん中に包丁を入れて開くだけ」
ダボ 「ふーーん」
簡単そうだけれど、なんだか変。自分がぶきっちょなのを再確認しただけ、みたいな・・。
ダボ 「串は?」
ヨメ 「骨の下を通るように入れるだけ!あああ、手羽元は筋を切るようにしないと・・」
ダボ 「なになに?」
ヨメ 「焼くと筋が縮んで丸まっちゃうでしょ。だから切るの」
ダボ 「根本のところか?グルっと?」
ヨメ 「ま、切らなくても良いわよ。そんなに違いがあるわけじゃないし」
ダボ 「しかし、なんでお前そういうのを知ってるの?焼き鳥屋みたいじゃんか。今までそうやって焼いたことあったっけ?」
ヨメ 「え?あんた、覚えてないの?」
ダボ 「ああ、いや、なんていうか・・。たべたことあるよね。」
ヨメ 「・・・・・・・・・・」
味付けは塩コショウ。それとですねぇ、私の場合は「味の素」を掛ける。私は味の素ってあんまり好きじゃないんですが、この手羽に限っては味の素を多めに使うくらいが美味しいと思う。
とりあえず焼いてみたけれど、なんか変。ヨメさんのとはかなり違う。
手羽中はまぁまぁなんだけれど・・・
手羽元がやっぱりおかしいし、オーブンに入れると上の熱源にタッチしてしまう。
ダボ 「おかしいなぁ、手羽元の方は熱源にくっついちゃうぞ」
ヨメ 「それはちゃんと開いてないからよ」
ダボ 「平になっていないってことか?」
ヨメ 「そういうこと」
ダボ 「平らになっていると思うんだけど・・・」
でもま、結果オーライ。
レモンをグワーーっと絞ってかぶりつく。美味しかった~~~。長男も「(唐揚げより)これの方が良いわ」なんて本音を言ってやんの。(笑)
確かに美味しかった。
でもヨメさんがこんな焼き方をしたのは過去に見た覚えがないような・・・。
あいつ、なんでも知ってるって不思議だなぁ。それともこういうことって常識なんだろうか・・・・・