私のHSBCマレーシアの口座はカレントからキャッシュの引き出しはしていたので凍結はされていませんが、８年前に作ったマルチカレンシー口座は凍結どころか閉鎖されていました。
１年間使わないと凍結されるのは知っていましたが、７年間だったかな、使わないと閉鎖ですと。お金が入っていたらどうなるんでしょうか。そういえばオーストラリアでも似たような経験があって、政府じゃなくてどこかの機関にお金は預けられることが起きたことがあります。似たような感じかな？
とりあえず新たに「日本円、豪ドル、米ドル」の口座を開こうと思ったんですが、よくよく考えてみるとHSBCシンガポールにもあるし、あちらのほうが使い勝手が良いのでHSBCマレーシアには作らないことにしました。HSBCマレーシアはMM2H用の定期と「お財布銀行」として使うつもり。
そもそも持っているのがデビットカードで、「１日のキャッシュ引き出し限度がRM5000」「買い物の一日の限度がRM3000」ってのが気になりました。だからクレジットカードが必要になりますが、HSBCのクレジットカードほど面白く無いカードは無いので、それはパス。やっぱりクレジットカードはMaybankの「Maybank 2 Cards Premier」にします。
それとネットバンキングですが、これも１日の限度がRM10000とのこと。海外送金も同じく。それ以上の金額の場合、支店に行って手続きをすれば良いのですが、面倒ですよね。だからやっぱりHSBCマレーシアは使い勝手が悪い。
ただしHSBCシンガポールの方と連携することができるらしくて（どういうこと？）、上限がUS10万ドル相当にまで上がり、自由に送金できるようにできるとのこと（グローバルなんちゃらかんちゃと言ってました）。でもま、私としてはHSBCシンガポールを中心にする予定ですから、マレーシアの方は必要ない。でもRM10000リンギット以上の支払いがある場合はどうするか？ネットバンキングじゃなくて小切手を送付ってことになりますかね。面倒くさい・・・。
それとですね、また前回と同じく「キャッシュの入金ができない」と言われました。一日の限度額がRM１００００だと言うんですよ。前回は私の口座データの不備で大きな金額の「キャッシュ」の入金が出来なかったのですが、それと同じことが今回も再び起きた。でも銀行スタッフが言うには「最近変わった」とのこと。
本当ですかねぇ。
実は私のリレーショナルマネージャは変わってしまいましたし、新たなRMは誰だかわからないし、でも私がやりたいことはどこの支店でもできるはずですから、今回のもろもろはモントキアラのプラザモントキアラ支店でやってもらったんです。
「最近変わった」ってのが信じられなくて、息子のリレーションシップマネージャーに電話をして聞いてみたんですよ。すると「大丈夫ですよ」とのこと。RM10000以上のキャッシュでも入金できるとのこと。どうなってるんだ？
でもま、駄目だというそのスタッフも「書類を作ってもらえれば・・」ってことなんです。つまり、黙って入金させるってことはなくなって、「どういう素性のお金か」という「申告書」が必要なんだろうと思います。でもそれでOKがでないと即効で入金できないわけで面倒なんてもんじゃ無い。
では息子の方のRMのところに行っても、結局その書類を書かされるのかもしれません。
そういう決まりならそうすれば良いだけの話ですが、私としてはこういう銀行だか政府だかがこういう規制をする、それがどんどん細かく、厳しくなるということそのものが気に入りません。ま、昨今はマネーロンダリングじゃ海外居住者の口座がどうじゃと世界的に面倒になっているのは同じですが、私にするとHSBCマレーシアは面倒なことが多すぎます。
ですからHSBCマレーシアは「お財布銀行」と割り切ろうかと。
それとですね、またHSBCマレーシアのドジが発覚しました。
ヨメさんのデビットカードを発行してもらうのに、銀行スタッフがモニターの情報を見てそれがわかりました。ヨメさんのパスポートナンバーは私と同じになっていたそうです。
これは８年前に口座を作った時にそういうふうにしたのでしょうが、HSBCマレーシアって全く・・・・・。
ま、文句を言ってもしょうが無いですし、様子を見ながらベストの方法を考えようと思います。基本は信頼できるHSBCシンガポールに置くということで良いとは思うのですが、（しっかりしているという噂の）CIMBでの口座開設も視野に入れておこうかと。