昨日はビレッジグローサーで買ったカンポンチキンで紹興酔鳥もどきを作りました。
でもそのカンポンチキンは私が想像していたものとは違っていて、大きさは普通の大きさ。
以前、食べたカンポンチキンはかなり大型で皮もしっかりしていて「毛穴」も凄かった。(笑)
私としては、昔は「若鶏」の方が美味しいと思っていましたが、オーストラリアの味も素っ気もないブロイラーばかり食べていると、「ひね鶏」とは言わないにしても味がしっかり乗っている大型の鶏の方が良いと思うようになりました。若鶏は肉は柔らかく良いにしても味でいうとものたらない。
でも昨日のカンポンチキンは「若鶏」の大きさ。
適当な「紹興酔鳥モドキ」を作りましたが、味としてはこんなもんかなって程度。
ところがですね、鶏ガラから取ったスープでそれぞれの部位に火を入れたのでスープがしっかり取れた。
このスープが馬鹿ウマ~~~~~~~。
昨日の残りのスープで今日の朝食は「オジヤ」をつくりましたが、う~~む、と唸ってしまうほどの美味しさ。こんな美味しい鶏出汁が出たスープって過去に食べた覚えがないくらい。マジ。
ただ、これが小型だとしてもカンポンチキンだからそうなのか、それともこれはマレーシアでは普通なのかはわからない。
そのうち、普通の鶏を買ってきて実験をしようと思いますが、もし昨日のカンポンチキンだから美味しい出汁が出たにしても、昨日のカンポンチキンは一羽丸ごとで20リンギット。
つまり、これ一羽全部を出汁用の生贄にしてもコスパは悪くないってこと。まるまる一羽を使えばかなり大量のスープがとれますから。スーパーではオーストラリアでいつも使っていた「箱に入ったチキンストック」を売っていましたが、あれを3-4箱買えば20リンギットは超えるはずだし、それ以上の量のストックがまるまる一羽で作れるかもしれない。そして味は段違い。\(^o^)/
楽しみが増えました。
普通のチキンストックではなくて、手羽や脚を大量に使って「コラーゲンたっぷり」のストックも出来るだろうし、上品な清湯スープ、コクの有る白湯スープも自由自在に作れるはず。
しかし今朝の「鶏のオジヤ」は美味しかった。具材は何もなくて、スープにチンした「サトウのご飯」を入れて煮込んだだけですが、これだけでも「お金が取れるレベル」だと思いました。
それにいつもならポン酢を数滴垂らすのですが、今日は我が家の秘密兵器の塩である「ろく助の塩」を入れただけ。本当に単純なオジヤでした。
あのスープで、そして美味しいお米で「お粥」を作っても絶品のものができるはず。
外食では食べられない、贅沢な「日本人にあった」鶏粥が作れるはず。
あのスープで「鶏すき」なんてのも美味しいんでしょうねぇ。
オーストラリアの鶏を食べている人がこちらの鶏、スープを食べたらびっくりするはず。