ステーキ用の肉が冷凍庫にごっそり入っていて、それをそろそろどうにかしなくてはと考えていました。
で、1キロ80リンギぐらいでしたっけ?かなり安いオージービーフの「リブアイ」を使うことに。この価格ってゴールドコーストで買っていたリブアイより安いんですよ。不思議だ~~。
だからもしかしたらグレードが違うかなと思っていたのですが、結論を言えば、全く問題なく、今まで長年ゴールドコーストで食べていたリブアイそのものでした。
でもステーキではなくて「たたき」。ローストビーフみたいなもんですが、こちらに来て育てているカイワレ大根との相性は抜群でした。肉を食べる時に大根を欲しいと思うことは結構ありますが、大根おろしだと水っぽくなりますし、やっぱりここはカイワレ大根の出番。
和辛子とポン酢を用意しましたが、ポン酢はワンウタマの伊勢丹の3階で買った「旭ポンズ」。やっぱりこれが一番でした。
そして「肉のポン酢ヅケ」の実験。生肉をポン酢につけて一日置いたものをサッと焼いてみました。これはこれでいい感じ。
タタキにした肉の下には「御飯」があります。これは常温で、細かく切った「タクワン」を混ぜ込んで、寿司のシャリみたいにして敷いてあります。酢飯にはなっていません。
ですから、御飯とタタキを箸にとり、それをポン酢につけて食べるというわけのわからない食べ方。(笑)
美味しかった~~。これなら最初から寿司にしても良さそう。御飯にタクワンが混ぜ込んでありますが、これはヨメさんのアイデア。これがまた美味しい。お寿司でいうガリの役目をする感じ。
美味しかったので「タタキ寿司もどき」をまた近いうちに作ってみようと思います。次回は誰も食べなくて冷凍庫にずーっと鎮座している日本の和牛のA3でやっつけてみようかと。
しかしゴールドコーストでいつも食べていた肉が同じか安い価格で買えるなんて私としては非常に嬉しいです。グラム250円ぐらい?安いなんてもんじゃない。
そして十分美味しい。我が家はこのレベルのリブアイがあれば十分。逆にオーストラリア産の和牛とか、こちらで卸商から手に入れた日本の和牛のA3クラスだと脂が強すぎてオエってなるんですよ。A5なんか見ただけでアウトかもしれない(笑)。やっぱり肉って(味は当然のこととして)柔らかければ、サシが入っていれば良いってもんじゃなくて、それなりに歯ごたえがないとね~。和牛ならサシがほんのちょっとだけ入っているってのが良いなあ。
でもトニーローマで食べたステーキは凄かった。口に大きめの塊を入れたら最後、どれだけ噛んでも飲み込めなかった。どこ産の牛?と聞いた所、アルゼンチンって言ったかな?南アメリカから来ているのは間違いがなさそう。あれはあれで煮込みに使えば問題ないし、ああいう肉って何処かで売っていないんだろうか。きっとメチャ安いんだろうと思うけど・・。