あえて「マナガツオもどき」と書きましたが、マナガツオに似ているGolden Pomfretを久しぶりに食べました。
この魚が美味しいのはわかっていたのですが、やっぱりスーパーで買うのは気が引けますし、良さそうなのもないのでご無沙汰していました。
でもパブリカのB.I.G.に行きました所、かなり大きくて目もきれいなのを発見。エラを見たらスーパーにしては上出来の新鮮さ。買うことにしました。えーと、キロ単価は38リンギ。で800グラムぐらい。大きさで言うと尻尾を入れれば40センチを超えるんじゃないだろうか。
売り場で「クリーンしないで」というのを忘れまして、気がついた時には綺麗になっていました。ラップでぐるぐる巻きにしてある。
冷水で洗いましたが、お店の「クリーンの仕方」は結構丁寧でこれならこれからは頼んでも良いなと思いました。
さてこのBad boyをどう調理するか・・・・。ワクワク
天ぷらにしたかったのですが・・・、おろすのも面倒ですよねぇ。で、天ぷらってのは「蒸し料理」だと私は思っているんですが、じゃぁ、蒸しちゃうべかと。でも大きすぎて蒸し器にはいるかどうか・・。
ここで悩んだのはかつて友人の台湾人に教わった「電子レンジで蒸し魚」の方法。それでも良いんですが・・・。
蒸し器に入れてみたらちょっとはみ出るぐらいなので、これで行こうと。この蒸し器というか蒸し器付きのナベですが、結構大きい。38センチぐらいあるんじゃなかろうか。それでもいっぱいいっぱい。
裏表に骨まで届く切れ目を適当に入れて、日本酒をふりかけるだけで蒸すこと15分。
中華風にはせずに和風で行こうと。ネギを刻んでポン酢。
ちょうど完成する頃に長男が様子を見に来ました。
長男 「こんな夜中に何をやってんだよ~~~」
ダボ 「いえね、ちょっと味見をしようかと・・」
長男 「ああああ、マナガツオじゃん」
ダボ 「正確に言うとマナガツオじゃなくて・・・・・、Golden Pomfret」
長男 「美味しいかな?」
ダボ 「どうだろうね」
私より先に長男が一番美味しいところを皿にとって食べだした。(笑)
長男 「美味しい~~~~~~~~~」
と食べるスピードが早くなって見る間になくなっていきます。
ま、家族が喜んでくれるのが何よりも私は嬉しいので、美味しい部位は長男に・・・。(笑)
とりあえず適当な部位を食べてみましたが、美味しい~~~~~~~。マジで美味しい~~~。
脂が乗っている感じがするんですが、これってコラーゲンたっぷりだからそういう感じがするんですかね。パサつき感は皆無で、尻尾の方でも「トロン」とした身で美味しい。
長男 「これならグルーパーより全然良いんじゃない?」
ダボ 「だな」
長男 「でもこれだけ大きくても二人分ぐらいにしかならないね」
ダボ 「そこなんだよな~。大きく見えても薄っぺらいし」
長男 「4人じゃ足らないね」
ダボ 「3人が限度だろうなぁ」
長男 「でもこれだけ美味しいなら一人で1匹食べられるわ」
ダボ 「(笑)」
本当に美味しかった~~。
でもこのマナガツオ系ってかなり大きくないと食べごたえが無いんですよね。薄っぺらい野郎ですし。
この大きさが最低欲しいと思うけれど、でも丸ごと料理するにはこれでも大きすぎる。
蒸すにしてもおろしてから蒸すのがいいですね。それかやっぱり天ぷらか。いやいや、これだけ美味しいのならどう料理しても美味しいはず。
長男 「刺し身じゃだめなの?美味しいと思うけどなぁ~~」
ダボ 「そこなんだよな・・・・・」
と、まだまだトライしたいことはありますが、これ良いわ~~~。
このマナガツオもどきって4種類売ってますよね。一番高いのは「シナマナガツオ」と言われるやつ。Bawal Tambak。高い時にはキロ単価が100リンギ超えるし、大きければ大きいほどかなり高い。色が薄汚いのが特徴。(笑)
それより安いのが私の好きなGolden Pomfret。Bawal Emas。色が金色で目玉が大きい。コスパはこれが一番良いと思う。
そして色が黒いBawal Hitam。私はこれを食べるとアジに似ていると感じます。
一番安いのがBawal Putihで色は白。小型のものが多い。これは食べたことがありません。丸ごとフライにするならこれが良いのかもだけど。
最近、冷凍の切り身(輸入物)をいろいろ試してがっかりしていますが、久しぶりに満足感がありました。
美味しかった~~~~~~。\(^o^)/
マレーシアのローカルの魚では、今のところこれが一番気に入っています。
次は単純に塩焼きだな。楽しみ~~。