「本当にマナガツオが美味しいの?」とヨメさん & 魚をおろすのってほんとに難しい

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先日、夜中の「調理実験」でマナガツオ似の「Golden Pomfet」を蒸して食べたことを書きました。

本当に美味しかったのですが、それを息子がしつこく言うんですわ。美味しかった、美味しかったって。

それを聞いたヨメさんも気になりだした様子。ヨメさんは私が夜中に作ったその「Golden Pomfet」を食べていませんから。

今日、久しぶりで3人で買い物に行きました所、また美味しそうな「Golden Pomfet」を見つけました。パブリカのB.I.G.です。食べたいなあと息子が言い出しまして、またヨメさんも「本当に美味しいの?」ってな話になったので買うことに。キロ38リンギですからかなり大型でも30リンギ程度。リーズナブルだと思います。

帰ってすぐ味見ですが、時間が中途半端で食事の時間でもないので、まさに味見だけしようと。

私と息子は「塩焼きが良い」と。ヨメさんは「その美味しいという蒸したのを食べたい」と。

ま、それぞれ勝手にやろうということになったのですが、気がついた時にはヨメさんが一人で蒸して食べた様です。

ダボ 「ありゃ?もう食べたんだ?」

ヨメ 「うん、2枚におろして半身は食べてみた」

ダボ 「蒸したの?」

ヨメ 「面倒だからチンした」

ダボ 「へーー、で?美味しかった?」

ヨメ 「ふつう」

ダボ 「えーーー、ふつうかよ。美味しいと思うんだけどな~」

でもしょうが無いです。どう感じるかは人それぞれですし。

私と息子で塩焼きにして食べてみようということで、半身を冷蔵庫から取り出したのですが、それを見てびっくり。

ダボ 「これ、誰がおろしたんだ?」

長男 「そりゃ、ママでしょ」

ダボ 「うっそ~~~、ウマすぎる」

(そこでヨメさんを呼んで・・)

ダボ 「これ、お前がおろしたの?」

ヨメ 「そうよ、他に誰がいるのよ・・」

ダボ 「ま、そりゃそうだけど・・・」

ヨメ 「何よ」

ダボ 「おろし方がうますぎる。お前、魚屋だったのか?」

ヨメ 「ばっかじゃないの。こんなの簡単よ」

ダボ 「うーーむ」

これがその半身。あまりにも綺麗過ぎる。不思議だ・・・。

ヨメさんて不思議で、九州の山奥育ちですから刺し身は好んで食べません。でもなぜか「釣り好き」なんですわ。私もそうですがヨメさんのほうが好きで、日本にいる頃には結構本格的に「真鯛」「ヒラメ」釣りに行ったもんです。ゴールドコーストに渡ってからは家の前の川で「黒鯛」「キス」「マゴチ」が一年中簡単に釣れるので(夏場はシマアジ=トラバリー)、桟橋にテーブルを出して、お酒とおツマミを用意して釣り三昧をよくやっていました。

で、魚をおろすのはいつもヨメさんの役目。でも魚屋や板前みたいにしょっちゅうおろすわけでもないのに、このおろし方の旨さって異常。私にはどうひっくりかえってもできない。

ダボ 「あのさぁ、これから魚をおろすのはやってくれないかな~~~?」

ヨメ 「冗談じゃないわよ、嫌よ!あんたの気まぐれには付き合えない!!」

ダボ 「・・・(T_T)・・・」

このマナガツオもどきって薄っぺらいですからそれなりの大きさの魚を買うしか無いんですね。大きい方が間違いなく美味しいし。でも大きすぎるとそのまま調理はできないし、このGolden Pomfretの天ぷらが美味しいのはわかっていても準備を考えるとやる気が失せてきちゃいます。

半身を塩焼きで食べましたが、やっぱり「食べごたえがないね」という点で長男と同意見。でもこの大きさ(35センチぐらい)でもそのまま蒸したり焼いたりって大変なんですね。だったらこれを2枚買ってきて、おろしてフィレ上に簡単にできれば、焼く、煮る、蒸すでも天ぷらでもフライでもかなり良いと思うんですわ。

でも私はおろすのが下手だし、面倒だし・・・。

塩焼きを食べていて、これって「バターソテー」も絶対に美味しいと思いました。でもそれもやっぱり3枚におろしてフィレ状にしないとならないし・・・。

しかしこのマナガツオもどきって塩焼きも難しいと思いました。魚は卓上オーブンで焼くのですが、火力の調整とか「熱源との距離」の調節がうまくできないんですよ。だからうまく焼けません。特に「皮」をパリッとちょっと焦げるぐらいに焼きたいのですが、そうすると薄っぺらい身に火が通り過ぎちゃう。じゃぁ、身を主に考えると皮がパリッとできないとか。

でもこの「Golden Pomfet」が私にしてみれば「ローカルの魚の中で一番使いみちがある」と思っています。一番美味しいと思うし。今日の塩焼きもそこそこ美味しくて「パサつき感」は一切なし。これって「脂」じゃなくて「ゼラチン質が豊富」だからだと思います。

あ~~あ、鼻歌まじりで簡単に三枚におろせるように練習するしか無いですかね。

実は前にTTDIで買ってきた良さげな「マグロ」と「カツオ」も刺し身にするとそこそこ美味しいのがわかりました。でも体長が40センチちょっとぐらいにでしか無いし、それを5枚におろしてなおかつ血合いを取ると本当に「サク」が小さくなってしまう。

TTDIで買ったマグロとカツオ。

ちゃんとおろせば美味しいのは間違いがないと思うのですが、私がおろすと5枚に、そして血合いを落としてなんていじくり回している内に身がボロボロになっちゃうのね。だから刺し身にしても美味しくない。

私にできるのはこの程度でしかない。

その点、やっぱりプロって凄いなと思ったのは、ローカルのそのカツオでもきっちり綺麗におろすのね。当たり前って言えば当たり前ですが、その包丁さばきの腕があるのかないのかだけで美味しい不味いが決まっちゃう。

マナガツオもどきだって同じで、フィレ状にしたときにボロボロじゃぁねぇ。

包丁さばきだけで良いからうまくなりたいです。ついでに刺し身の切り方、寿司の握り方も覚えたら人生が変わるって思うくらい。(笑)

調べ間ですからネット上で勉強はしているんですよ。理屈もわかってる。でも出来ない。(笑)

そういえば「ヤリイカ」もTTDIで良いものを探せば刺し身でも全く問題がないのね。かなり美味しい。実際にTTDIで買ったヤリイカを使っている和食店もあるし、そこのヤリイカを食べると美味しくてまさかTTDIで買っているなんて信じられないぐらい。

でもそのヤリイカも自分でおろすと・・・・。

こんなですから。(笑)

練習あるのみか・・・。ゴールが遠すぎて見えない・・・・。

どちらにしてもこのマナガツオもどきの「Golden Pomfet」は美味しいと思う。

とりあえず、ご馳走様~~~~~~。

 
 
 

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