しかしやっぱり今回のアメリカ市場の大幅な下げってわけがわからないです。
「発表された各種の経済指標は良かった」わけですよね。でもそこまで景気が良いと「利上げが確実となる」という連想で株が売られた?
なにそれ?
こんなわけのわからない後付の理屈なんて聞いたことが無いですわ。で、日本には何か問題があった?アメリカにつられただけ?
で、下げれば下がったで売りを呼び込みますし、コンピュータも損切りを決めるわけで、どんどん下がる。
昔のブラックマンデーを思い起こします。あの時も理由らしい理由は無かったはず。
でも確かに「今まで上がりすぎた感」はあるわけで、でもその「調整」は理解できても暴落、アメリカの史上最大の下げなんて変じゃね?
パニックを起こして売った人たちは落ち着いてくると買い戻しに入るのは早いような気がしますわ。
相場の格言で「人災に売りなし」ってのがあって、今回の下げは「不安」がどんどん伝わって大きくなったとしか言いようがない「人災」じゃないかと。
ん?ダボはファンダメンタルズは一切無視するんじゃなかったっけ?って言われそうですが・・・。
ハイ、その通りで、私は株式は一切やりませんし、これから「買いに入る」わけじゃありませんが、今回のこの動きって異常だと思うわけで・・・。
またすぐ戻ると思っても、今は下げトレンド真っ最中ですからそれに逆張りする必要もなくて、上げに転じたのが見えればそれに乗るってのはありだと思うんですよ。
でも大きく下げたものが一瞬で戻ることはないはずで、調整場面に入るんだろうとは思いますが、その調整場面が長いとも思えず。
随分前にテレビで見た「大手のヘッジファンドがブラックマンデーでどうしたのか」ってのを思い出します。
兄弟二人でやっていたヘッジファンドですが、突然の暴落でそれぞれ巨額の損失を出した。
兄貴は意気消沈しちゃってそのまま潰れて何十億円の豪邸も手放したのですが、弟は買い向かったんですね。逆張りです。
そして弟だけ蘇った。確かそんなストーリーだったと思います。
今回の動きからそれを思い出すってのはなぜなんでしょうねぇ。