B.I.G.でやっていた「(本物の)和牛のプロモーション」で和牛の脂身をごっそり(無料で)貰ってきました。
炒めものをこれで作るとかいろいろ使いみちはありますが、私がやったのはこの脂身と「安いオージー無印牛」と混ぜてミンチを作ること。
和牛のあの風味って「和牛香」と呼ばれますが、脂身に多く入っているのでかなり美味しいミンチが出来るんじゃないかと考えました。
安いオージー無印牛は腿肉ですが、完全な赤身。それに15%程度でしょうか、和牛の脂身を足してミンチにしました。
いかにもサシが入った和牛をミンチにしたような・・・。(笑)
これでハンバーグを作るつもりでいたのですが、さてさて「牛肉100%」にするか、それとも日本的にタマネギを炒めたもの、パン粉、生卵を入れて作るか(これは欧米的にはミートローフ)にしようか悩みました。で、ミンチはきっと美味しいにしても所詮、和牛もどきですから日本的に作ることに。
いや~~、美味しかったです。こんな味のハンバーグを食べたのは久し振り。これ良いわ~~~。
意外だったのがイヤに柔らかかったこと。普通ミンチって半端な肉とか硬くて安い肉を使うはずですが、今回は腿肉でいつも我が家で「ユッケ」で食べる肉で安いけれど決してまずい肉じゃないのね。多分、ハンバーグが柔らかかったのはそれが理由かも。
牛肉だけだと固くなりがちで、豚肉を混ぜた合い挽きミンチを使うことが一般的ですが、これなら全くその必要はなし。脂身をそこそこ入れましたから柔らかくてジューシーでしっとり出来上がりましたが、脂身はもう少し減らしてもいいかな。
それとこんな柔らかい食感なら、牛肉は半分にわけて、半分は「荒く刻んで」混ぜたほうが歯ごたえは間違いなく美味しいはず。
せっかく和牛の香りが乗ったミンチなのに硬かったら嫌だなぁと思っていたのですが、逆でした。
和牛の脂身は良いなぁ。実は瓶詰めのを持っているのですが、やっぱり生の脂身は随分違う。「和牛の香りが付く」以上の何かがあるような気がします。
B.I.G.ではプロモーションで大きな肉の塊を切っていたので、脂身もごっそりありましたが、普通に店に並ぶ時には掃除した後の和牛が並ぶはずで、「脂身をもらえますか?」ってのは簡単にはいかないかも。
でも前に書いた「Wmart」で和牛の脂身だけを売っていたから、それを買ってきて冷凍して置くのもいいかな。
このミンチですが、肉は全く硬くないし、もっと細かくデロデロにして、ソーセージを作ったら良いかもですね。
牛肉のソーセージって興味が無いのですが、これで作ったら美味しそうだと思いました。