「アメリカ・ゴット・タレント」ってTV番組があちらにありますよね。素人が出てきて歌でも踊りでも、手品、おしゃべりなんでもありのオーディション番組。あれからスターになった人もいる半端じゃなく面白い番組。
あれが世界に広がって様々な国で行われていて、大好きだから結構ユーチューブで見るんですよ。
その中で、感動したのがありました。
これはイギリスのオーディションで、「68歳のオバーチャン」が出てくるんですが・・。
22:54から始まります。
良いですねぇ、ノリノリで。声の衰え感も無いし。
年寄りでも若い頃があったわけで、日本人だってロカビリー全盛で平尾昌晃、ミッキー・カーチス、そしてカマヤツヒロシに熱狂した年代はもうすでに80代のはず。
私はビートルズ世代ですが、あの当時の歌は今でも歌えるけれど歌うことなんか皆無。そもそもカラオケも行かないし、行っても私の好きな曲(洋楽)は殆どないから面白くないんですよ。
でも全くなくはなくて、前に子どもたちといやいやカラオケに行った時に数曲はありました。いや、それこそイエスタデイとかあの手の曲はいくらでもあるんですが、当たり前過ぎて全然おもしろくないのね。
その時に歌ったのはこれですが、私の若い頃を当然知らない子どもたちがびっくりしていましたっけ。(笑)
ビートルズが日本に来た時に、私は中学二年で生まれて初めて学校をズル休みして武道館のコンサートに行きましたが、あの当時に似たようにビートルズに狂っていた人たちって今どうしているんだろうか。私よりよりちょっと上の年代に多いはず。
いつかジジババだけ集まって、あの当時の歌を歌うようなカラオケパーティーがあるなら是非行ってみたい。(笑)
なんだか歳を取ると、歳を取ったように振る舞わなければいけない、みたいな考え方が自分の中にもあって、どれほど好きな歌でもこんな歌を歌ったらバカかと思われそう。
でも年末の今日、来年からはこの線で行ってみようと思った。(笑)
実は「幼児性」とは言いたくないのだけれど、私の中の私ってかなり昔に成長が止まった感じがあるんですよ。大人になりきれていない自分が間違いなく自分の中に存在する。こういう自分を出すのは「恥」だと思っているんですが、来年からは逆に考えようと思います。
そんな年寄りを世の中でなんて呼ぶのかも知りませんが、「ガキジジ」とでも名乗りましょうかね。(笑)